インプレッション:ホンダ エアウェイブ
ホンダ エアウェイブ ホンダ エアウェイブ
■プロフィール
 ミニバンのユーティリティには魅力を感じつつも、サイズが大きすぎる……そう感じているファミリー層も多かったはず。そこに登場したのがホンダ・エアウェイブ。フィットベースといえなくはないが、100mm延長された2550mmというロングホイールベースが、実質、専用設計だということを物語っている。スマート・ダイナミックをコンセプトとするホンダ車だけに、遊び心も息づく。スカイルーフはその象徴だ。
(発表:2005/4/7 UP:2005/5)
ホンダ車らしいスポーティさを持った遊び心満点の新感覚ワゴン
 まさに手ごろなワゴン。サイズを超えた優れたユーティリティは魅力十分だが、ホンダ車として見逃せないのは走りのビビッド感だ。パワートレーンは1.5L+CVTだが、Lグレードは7速シーケンシャルモード付きでパドルシフトも備える。加えてFF仕様車は、195/55R15インチラジアルタイヤを履く。
 となれば、走りがキビキビしていて当然。高回転までスムーズに吹け上がるエンジンを7速CVTが引き立てる。パドルシフトの小気味よさにスポーティ感を堪能だ。100km/hは、トップの7速で約2700回転にすぎず、余裕のクルージング。CVTとしては、あらゆる走行状況下で違和感がなくスムーズで、ノイズも少なく、その実力は1.5Lレベルをしっかりと超える。
 Lグレードは、3.3回転の軽いパワステに対し、クイックに反応する。スタビリティ自体もなかなかで、走行フィールはとにかくスポーティ。とは言いつつも、全体のバランスと言う点ではノーマルルーフにわずかに分があるかも。それはGグレードで味わったことだが、185/65R14タイヤながら全体のフィールがマイルドでいて、より一体感がある。
 正直、Gの好感度は高く、おだやか派にはオススメだ。相対的に見劣りするのはブレーキ性能。一方、若いスポーツ派にはLスカイルーフがいちばん。ただのコンパクト・ワゴンにとどまらず、いかにもホンダ車らしいドライビングとスカイルーフの楽しさを満喫できる。
(文:横越光廣 写真:犬塚直樹)
ホンダ エアウェイブ ダッシュまわりは機能的で、若々しいイメージがエアウェイブにふさわしい。チルト機構付きステアリングに、パドルシフトがセールスポイント。自発光式メーターは視認性が高い。 ホンダ エアウェイブ 6対4分割可倒式の後席は、変幻自在なウルトラシート。簡単な操作で、いくつものパターンが展開される。レッグスペースは断然広い。
ホンダ エアウェイブ 運転席ハイトアジャスターを備えるシートはポジションもよく、座り心地はソフトめで快適。乗降性がよく、乗ってすぐになじめるところがうれしい。 ホンダ エアウェイブ 「スマート・ダイナミック」がコンセプトのフォルムは、ホンダのワゴンらしい。1100×770mmというガラスルーフが、遊び心をアピール。
ホンダ エアウェイブ 荷室は、床面地上高が520mmと低床で、大開口。荷物の出し入れがしやすい。容量は標準時でも473Lと広々。 ホンダ エアウェイブ 1.5L OHC・VTECは、トルクフルであると同時に、高回転までスムーズ。10・15モードで18.0km/Lと低燃費で、平成22年度燃費基準+5%を達成している。
エアウェイブ Lスカイルーフ(CVT)主要諸元
全長×全幅×全高 4350×1695×1515mm
ホイールベース 2550mm
トレッド前/後 1455/1445mm
車両重量 1190kg
エンジン 直4OHC
総排気量 1496cc
最高出力 110ps/5800rpm
最大トルク 14.6kgm/4800rpm
10・15モード燃費 18.0km/L
サスペンション前/後 ストラット/トーションビーム
ブレーキ前/後 Vディスク/L&Tドラム
タイヤ前後 195/55R15
全国メーカー希望小売り価格
149万9400〜195万3000円
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