インプレッション:シトロエン C3 プルリエル
シトロエン C3 プルリエル シトロエン C3 プルリエル
■プロフィール
 シトロエンの主力車種「C3」をベースに、真のレジャービークルを目指したのがプルリエル。パノラミックサルーン、カブリオレ、スパイダーなどと変幻自在のボディ・バリエーションを目の当たりにすると、レジャービークルの意味がよくわかる。フランスのエッセンスのきいたプルリエルを堪能すれば、走行性能とは別次元の楽しさにトリコになること間違いない。
(発表:2005/3/31 UP:2005/5)
5パターンものボディアレンジを楽しめる新感覚コンパクト
 C3ベースとはいっても、プルリエルはボディを全長85×全幅40mm拡大。さらにボディ剛性を高めた結果、重量は130kgも重くなっている。1.6L110馬力でこれだけ重くなれば、C3本来の軽快感は味わえないものと思われる。
 しかし、そんな心配はどこ吹く風、キビキビ感は健在なのである。エンジンは高回転までスムーズに吹け上がるだけに、軽快感が味わえる。しかも、ワンタッチ操作のパドルシフトで小気味よい加減速が思いのまま。十分にスポーツフィールを堪能することができるのだ。オートモードでのイージードライブもなかなかのもので、ドライバビリティに優れるだけに女性に喜ばれること請け合いだ。
 ちなみに、100km/hは5速3000、4速3800、3速4800回転。巡航速度は高く、優れた高速直進安定性と併せて、高速道路で余裕を見せる。ただし、パノラミックサルーン状態では60km/h以上になると、風の巻き込みがやや気になる。
 2.8回転のパワステは、軽めだが操作フィールは自然。分厚いサイドシルをはじめ、要所を強化しているだけに、剛性不足はとくに感じない。ステア特性は安定志向で、ときに強めのアンダーを意識させられることもあるが、手を焼くことはない。S字状のコーナー切り返しでのレスポンスの遅れもなんのその。めいっぱいコーナーを攻めるキャラではない。それよりマイルドな乗り心地に気をよくして、おしゃれなドライブを楽しむというのがプルリエルらしい。
(文:横越光廣 写真:内藤敬仁)
シトロエン C3 プルリエル 室内のデザインは、外観同様に独創的かつおしゃれの一語。機能的なことも見逃せない。ミッションは5速セミオートマのセンソドライブで、シフトレバーでの操作もグッドだが、パドルシフトはさらに小気味よい。ステアリング左がダウン、右がアップ。 シトロエン C3 プルリエル 後席は5対5分割可倒式。一見すると狭そうだが、ヘッドスペースは余裕十分、足もとも広く意外なほど居住性がよい。
シトロエン C3 プルリエル さすがフランス車だけに、シートはこのクラスでも上級感が味わえる。座り心地のよさに好感度が高まる。 シトロエン C3 プルリエル どこから見てもファッショナブル。電動ルーフは8段階で開閉。写真はカブリオレ状態。片側12kgのアルミ製アーチを外せば、スパイダーにもなる。
シトロエン C3 プルリエル 実用性の高さはプルリエルの特徴。ラゲッジルームは5名乗車時で137〜266L、後席を折りたためば1008Lに拡大される。アレンジしだいで重宝する。 シトロエン C3 プルリエル エンジンは、1.6L直4DOHC16バルブ。新開発の5速センソドライブとの組み合わせにより軽快かつ好燃費。
シトロエン・C3プルリエル(4AT)主要諸元
全長×全幅×全高 3935×1710×1560mm
ホイールベース 2460mm
トレッド前/後 1435/1430mm
車両重量 1210kg
エンジン 直4DOHC
総排気量 1587cc
最高出力 110ps/5800rpm
最大トルク 15.3kgm/4000rpm
サスペンション前/後 ストラット/カップルドビーム
ブレーキ前/後 Vディスク/ディスク
タイヤ前後 185/65R15
バリエーション&価格
C3プルリエル 279万円
※価格は全国メーカー希望小売価格。
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