|
ラインアップは、セダン、ハッチバック、ステーションワゴンの3ボディ、2L、2.5Lの2エンジンに大別される。デザインはアテンザらしく3タイプともにスタイリッシュで、進化した走行フィールは基本的にスポーティかつ上質感がある。ベーシックな20モデルでさえ、なるほどと感じさせるのだから、このバリエーションには期待が持てる。
まず第一に20モデルの150ps/6500rpmは、高回転域までスムーズ。Dレンジフル加速時には6200回転前後でシフトされるが、シーケンシャルMTモードでは、7000回転でリミッターが働くまでストレスなし。加速性自体も2Lとは思えないレベルにあり、高速クルージングは余裕十分。100q/hは5速2600、4速3400、3速4200回転相当で、静粛性も高く快適なのがよい。これが25モデルとなると、もちろんトルク感が高まり、山道などではたくましさが増す。ただ高回転域のキレに関しては、20モデルのほうが勝っているように感じた。
また、アテンザの特徴はフットワークのよさ。2.7回転のパワステは手ごたえが自然だし、トータル的に扱いやすい。サスストロークは十分で、コーナーではロールをするが自然体。205/60F6装着の20モデルは、ハードに走るとさすがに前輪の剛性不足を感じるが、マイルドな乗り心地はなかなかだ。また、25モデルの剛性感のある乗り味にも魅力がある。
(文:横越光廣 写真:原田淳)
|