ニューモデル:トヨタ ハリアーハイブリッド
トヨタ ハリアーハイブリッド トヨタ ハリアーハイブリッド
■プロフィール
 ハリアーは平成9年にデビューしたSUV。当初から北米市場を視野に入れたモデルで、アメリカではレクサスブランドで販売されている。現行モデルは15年にフルモデルチェンジされた2代目で、昨年の1月と7月にナビ仕様の変更や安全性強化の一部改良を受けている。
(発表:2005/3/22 UP:2005/4)
3.3Lエンジンを採用しハイパワーと省エネルギーを両立
 今回追加されたモデルはかねてよりウワサのあったハイブリッド車。トヨタのハイブリッドシステムは、すでにプリウスに使用されているFF用、エスティマやアルファードなどの4WD用、クラウン(FR系)に使われているマイルドハイブリッドがある。今回のハリアー用ハイブリッドは(クルーガー用も同様)、FF用と4WD用を融合し、さらに進化させたもので、名称はハイパワーTHS IIと呼ばれる。
 搭載エンジンは、ベースとなるガソリン車よりも排気量の大きい3.3L。フロントユニットでプリウスと大きく異なるのは、モーター出力をそのまま使うのではなく、リダクションギヤによって減速、トルクを増大してから使うこと。
 リヤユニットは構成的には同一だが、モーター駆動用の電圧を650Vにまで昇圧することで高出力化をはかっている。
 全開走行時のエネルギー供給は、フロントはエンジン&発電器&バッテリーから、リヤはバッテリーのみからとなり、もっとも効率のいい状態で加速するようになっている。
 また、プリウスに搭載しているTHS IIと同様に発電専用に使用する発電機を有している。もちろん減速時は、駆動用モーターを発電機として使用する回生ブレーキを採用して、運動エネルギーを電気エネルギーとして回収。10・15モード燃費17.8km/Lを実現している。
(文:諸星陽一 写真:犬塚直樹)
トヨタ ハリアーハイブリッド 基本的なデザインはガソリン仕様のハリアーと同一だがタコメーターではなく、エンジン出力とモーター出力のkWで表示されるパワーメーターが装着される。 トヨタ ハリアーハイブリッド シート関連は基本的にガソリン仕様と同様のものを採用。サイズはたっぷりとしていて、アームレストも装着され優雅にクルージングするタイプ。
トヨタ ハリアーハイブリッド キーレスシステムを採用。リモコンキーは写真の場所に差し込む必要はなく、携帯しているだけでもいい。システムの起動は、左上のパワースイッチで行う。 トヨタ ハリアーハイブリッド クリアレンズを採用しているリヤコンビランプ。ブレーキランプとテールランプにはLEDを用いている。
トヨタ ハリアーハイブリッド バッテリーは前後モーターで共有する。バッテリーを3分割することでスペース効率を向上。リヤシート下にスッキリと収納している。 トヨタ ハリアーハイブリッド ガソリン仕様よりも排気量の大きな3.3Lエンジンを採用しつつ、燃費はガソリン仕様よりもよい数値を実現。
ハリアーハイブリッド プレミアムSパッケージ(CVT)主要諸元
全長×全幅×全高 4755×1845×1690mm
ホイールベース 2715mm
トレッド前/後 1575/1550mm
車両重量 1960kg
エンジン V6DOHC
総排気量 3310cc
エンジン最高出力 211ps/5600rpm
エンジン最大トルク 29.4kgm/4400rpm
フロントモーター 交流同期電動機
フロントモーター最高出力 167ps/4500rpm
フロントモーター最大トルク 34.0kgm/0〜1500rpm
リヤモーター 交流同期電動機
リヤモーター最高出力 68ps/4610〜5120rpm
リヤモーター最大トルク 13.3kgm/0〜610rpm
10・15モード燃費 17.8km/L
サスペンション前後 ストラット
ブレーキ前/後 Vディスク/ディスク
タイヤ前後 235/55R18
バリエーション&価格
ハリアーハイブリッド 409万5000円
ハリアーハイブリッド Lパッケージ 441万円
ハリアーハイブリッド プレミアムSパッケージ 462万円
※価格は全国メーカー希望小売り価格。北海道・沖縄地区は価格が異なる。
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