搭載されるエンジンは423馬力という高出力を誇る2UR-GSE型5L・V8。高回転時の安定性を向上するため、カムシャフトハウジングをシリンダーヘッドに一体化。1UR型はまゆ型断面のインテークポートを採用するが、2URではこれを楕円形として断面積を向上、さらにスロットルバルブのシャフト径を小径化し、吸入抵抗を減らしている。
吸排気系のチューニングも見直されているほか、高い横Gがかかった際の対策として潤滑系にはオイルポンプを追加。燃料タンク内にはサブタンク(コレクタータンク)を設けることで、燃料供給に支障をきたさないようにしている。
ミッションはLS460用をベースに開発された8AT。シフトアップ&ダウンの高速応答化のために、クラッチ制御系などもチューニングが施されている。もちろんマニュアル操作が可能なタイプで、ATセレクトレバーとステアリングのパドルスイッチでコントロールできる。
シャシー関連のチューニングも徹底している。フロントサスペンションは、スプリングレートをISの約2倍にアップ、リヤはサスメンバーのブッシュを硬くして、アッパーアーム長の変更までを実施。ブレーキは専用のドリルドホール付きベンチローターに、フロント異形6ポット対向、リヤ2ポット対向のキャリパーがおごられている。
(文:諸星陽一 写真:犬塚直樹)