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なぜ自動車リサイクル法が導入されるようになったの? |
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処理費用の高騰、スクラップ価格の低下による不適正処理の増加が一因です |
リサイクルの工程で使用済自動車は、自動車解体業者に引き渡されます。解体業者は自動車を解体する過程で、使える部品や有用資源を取り出して販売しています。ここで、部品や素材として8割近くがリサイクルされているのですが、解体の最後の過程で、部品や素材としてリサイクルできない物を破砕(細かく砕く)します。全体の約20%に相当するシュレッダーダストの処理が大きな問題になってきました。再利用できないシュレッダーダストなどの産業廃棄物を埋める最終処分場の余裕が、深刻なレベルにあるからです。
これに伴い、処分場に入れる際の最終処分費用も高騰しています。これが使用済自動車の「逆有償化」をもたらし、不法投棄や不適正処理が増加してきました。
このため既存のリサイクルシステムを活かしつつ、リサイクル・適正処理をするための新たな制度が必要になりました。資源の再利用も含めて、中古部品の活用や金属素材の回収といった循環型社会を構築するうえでも、必要なシステムなのです。 |
| ■シュレッダー事業の推移 |
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| ■使用済自動車の不法投棄、野積み状況調査(2003年3月、環境省) |
| 保管基準違反(野積み)等の台数 |
122,779(7,113) |
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| 不法投棄の台数 |
46,027(13,490) |
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| 計 |
168,806(20,603) |
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表中の( )内は離島分を示す。
出典:自動車リサイクル法の本格施行に向けて(経済産業省、環境省) |
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| リサイクルしやすいクルマの設計・開発 |
| リサイクル法で規定されている3品目のリサイクル・適正処理も含め、リサイクルしやすいクルマの設計・開発は、自動車メーカー・輸入車業者にとっても重要な問題だ。リサイクル料金をユーザーが負担する以上、クルマを購入するユーザーへのアピールポイントにもなるからだ。このため、部品点数を減らすこと、分離しやすい材料を使うこと、素材の材質を識別しやすくすることに取り組んでいる。 |
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←新型ラウムには石油資源を節約する植物を原料としたプラスチックが、スペアタイヤカバーに使われている。 |
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