インドの自動車メーカー、タタ・モーターズは、今年10月にインドで発売予定の小型車「ナノ」の仕様を一部変更を施すことが、7月1日発行の株主宛年次報告書で明らかになった。
同社のラタン・タタ会長は、国際市場の新しい環境基準や原油価格の高騰などに対応するため、ナノが現在改良中であるとした。しかし、具体的な変更点は明らかにされなかった。
今年1月に発表されたナノは、排気量が624ccで5人乗り。10万ルピー(約24万5000円)の低価格で注目を集めている。このまま発売されれば世界最安値となる小型車。世界での販売を視野に入れ、インドのシングールに生産工場を建設中で、2008年第4四半期に稼動する予定だという。
また、今後も原油や鉄鋼の価格が高騰を続ければ、同社の乗用車や商用車にも悪影響が出る恐れがあるとし、フォードから買収したジャガーとランドローバーのブランドを統合する可能性を示した。
(Goo-net編集部 菅乃廣)



