「残跡装置(ざんせきそうち)」自動車用語集|中古車の情報ならグーネット中古車
残跡装置(ざんせきそうち)|グーネット自動車用語集
【車の走る仕組みと運転現象】走行テストと検査
測定
残跡装置とは、通常は車の重心付近の走行した跡を記録するために、装着される装置のこと。走行した跡を路面上に記録し、加速旋回試験や横風安定性の評価などで基準コースからのずれを評価する時に用いる。2つの方式があり、ノズル式は高速では高圧化などの飛散対策が必要となるが、軌跡の全容を見ることができる。スタンプ式は、飛散の心配はないものの、連続した記録ができない。
また、GPSのなかった時代には、自動車の走行した場所を知るための装置としても使われていた。