材料

強化ガラスとは、ガラスを熱もしくは化学処理などによって強化したものを指し、自動車においては熱処理による強化ガラスがサイドウィンドやリアウィンドなどに用いられる場合がある。熱処理による強化ガラスは、ガラスを高温（約600度）で加熱をした後、送風によって急速に冷却するという製法で作られ、通常のガラスの3倍以上の強度を有している。また、ガラスの一部分が割れるとガラス全体が瞬間的に破砕するなどの特徴を持つ。そのため、ガラスが割れた際に鋭利な破片が出来にくく、破片による怪我などの危険性が少ないといえる。