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更新日:2018.10.28 / 掲載日:2015.09.21
【マツダ】三次自動車試験場でファンミーティング開催2015
ユニット・コンパス/Goo-net編集部
広島県三次(みよし)市にあるマツダの「三次自動車試験場」で、9月20日にファンミーティングが開催された。同試験場の開業50周年を記念した「三次試験場50周年マツダファンミーティング」で、ファンが中心となって実行委員会を組織し、マツダは特別協賛として参画した。
ファンの愛車の展示、全国のファンクラブ紹介、ファンからメーカーであるマツダへの寄せ書きの贈呈など来場者参加型のプログラムを実施したほか、試験場見学ツアー、高速周回路での高速走行体験、三次試験場の活動紹介などが行われた。また、1991年に「ル・マン24時間レース」で日本車として初めて総合優勝を飾った「マツダ 787B」のデモンストレーション走行、当時ドライバーとして活躍し今年でレース生活50周年を迎えた寺田陽次郎氏のトークイベントも開催。プログラムの最後には、高速周回路で1000台を超えるファンの愛車によるパレードが行われた。
ファンミーティング前日の19日には、地域住民の方々などを招待した内覧会を執り行った。2日間にわたったイベントには、ファン、来賓、地域住民ら総勢3000人超が来場した。
マツダの三次自動車試験場は1965年6月に開業。当時の技術の粋を集めた大規模な自動車試験場として話題となった。ロータリーエンジンのローターにも似た三角おむすび形の高速周回路が特徴で、開業から50年を経過した現在もマツダのクルマづくりを支える重要拠点のひとつとしての役割を担っている。
さまざまな年代の多様なモデルが隊列を組みながらテストコースをパレードランした。
日本メーカーで唯一ル・マン24時間レースを制覇した「787B」が甲高いサウンドを響かせながら、高速周回路を疾走。沿道から大きな歓声を集めた。
会場内では、ロータリーエンジンの「体験組み立て」も行われ、多くのひとが挑戦した。
1967年、世界初の実用・量産ロータリーエンジンを搭載したモデルとしてデビューし、伝説的な存在となっているコスモスポーツも数多く集まっていた。