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更新日:2018.10.28 / 掲載日:2016.11.11
マツダ、新型「ロードスター RF」の予約受付を開始
リトラクタブルハードトップモデル「ロードスター RF」
マツダは、リトラクタブルハードトップモデル「ロードスター RF」の予約受付を、11月10日から開始した。正式発売日は12月22日となる。今回のロードスター RFは、「Retractable Fastback」の略称が車名に与えられているのが特徴だ。ルーフから車両後端にかけてなだらかに傾斜していく「ファストバック」というスタイルを採用。美しいスタイルと開閉動作を追求した電動格納式ルーフは、アルミ製のフロントルーフ、スチール製のミドルルーフ、樹脂製のリアルーフという3つの異なる素材で構成されている。
エンジンは、2.0リッター直列4気筒DOHC「SKYACTIV-G 2.0」エンジンを搭載
インテリアは、Bピラーや後方から巻き込んでくる風を効果的に抑えるため、リアルーフのトップ部形状を最適化。ソフトトップよりも大型のエアロボードを装備する。エアロボードには、ソフトトップと異なる透明のアクリルを採用し、強めの風にも対応する剛性と後方視界の確保を両立させた。夜間走行時にインパネの照明がエアロボードを介してルームミラーに映り込まないよう、エアロボードの角度も最適化している。
美しいスタイルと開閉動作を追求した電動格納式ルーフを採用
ボディサイズは、全長3915mm、全幅1735mm、全高1245mm。ソフトトップのロードスターと比較すると、全高が10mm高くなっているが、そのほかの数値はホイールベースを含めて同じとなる。ロードスターらしいコンパクトなパッケージはそのままに、意のままにクルマを操る楽しさを実現している。ボディカラーは、新開発の「マシーングレープレミアムメタリック」をはじめ、「ソウルレッドプレミアムメタリック」、「セラミックメタリック」、「ブルーリフレックスマイカ」、「クリスタルホワイトパールマイカ」、「ジェットブラック」の計6色をラインアップ。「VS」グレードのみ、ルーフトップをピアノブラックとした2トーンカラー仕様を用意する。
スイッチ操作開始からルーフがロックされるまでにかかる時間は約13秒
開閉動作は、スイッチ操作だけですべて行なうことができ、先代のハードトップモデルでは手動式だったトップロックを電動式にすることで、より利便性を高めている。トップロック解除を含むスイッチ操作開始からルーフがロックされるまでにかかる時間は約13秒。世界最短のルーフ開閉時間を実現したという。この開閉は10km/h未満であれば操作を行なうことができ、ルーフの開閉状況をメーターディスプレイ内に5段階のアニメーションで表示する機能も追加されている。
フロントルーフとミドルルーフの内側に吸音性能を持つ3層構造のヘッドライナーを採用
トランク容量は、127リッターとソフトトップモデルとほぼ同等を確保。航空機内への持ち込みが可能なキャリーバック2個が収納できるという。車載工具などを収納できるマルチボックスも装備するので、トラブルへの対処も安心できる。
そのほか、クローズ時の静粛性を高めるため、フロントルーフとミドルルーフの内側に吸音性能を持つ3層構造のヘッドライナーを採用。ロードノイズや風切音を低減させている。リアホイールハウスには、エンジンルームにも使用している遮音材を追加し、制振材パネルを採用している。音漏れの原因となる穴を徹底的にふさぐ対策で、車両後方からのロードノイズを大幅に低減。車内の静粛性を高めている。エンジンは、2.0リッター直列4気筒DOHC「SKYACTIV-G 2.0」エンジンを搭載。最高出力116kW(158PS)、最大トルク200Nmを発生する。アクセル操作に対する加速度の変化を緻密に作り込み、操作と挙動の一体感を高めている。
メーカー希望小売価格は、324万円(税込)~373万6800円(税込)