車のエンタメ
更新日:2018.10.24 / 掲載日:2017.02.17
萎れた花もよみがえる!? トヨタ Miraiが、別次元のエコカーを印象付けるアメリカのCM
そ、そういう使い方があったのか!
トヨタ自慢の燃料電池車『Mirai(ミライ)』ですが、水素から電気を起こす過程では水が生成されます。みなさんが理科でやった電気分解の実験は水に空気を流すと酸素と水素が発生するというものでしたが、燃料電池で起こっているのはその逆。酸素と水素を結びつけると電気が起こり、水も生成されるのです。
燃料電池車は、排出口から排出ガスを放出する代わりに水が出てくるんですよ(本当)。そしてトヨタ・ミライには、溜まっている水を強制的に排出するボタンが運転席についています。何のためかというと、機械式立体駐車場を使う際に事前に水を放出しておくことで、下に止まっているクルマに水を掛けないようにするおもいやり。なんとも日本人らしい、奥ゆかしい配慮じゃないですか。
その機能をうまく使ったのがこの動画というわけ。
水がなくて困っている花に、お水をプレゼント。
なんと優しいドライバー。その水は汚いのではないかって? とんでもありません! 科学で生成されたピュアな水で、実は人間が飲めるほどの水質なんですよ。燃料電池ってスゴイですね!