車のエンタメ
更新日:2018.10.24 / 掲載日:2016.07.01
スバルがマン島TTでコースレコード樹立!
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みなさん、「マン島TT」というレースをご存じでしょうか?
世界でもっとも古いオートバイレースとして、また非常に危険を伴うレースとして知られています。英王室に属する人口8万人のマン島、その公道を猛スピードでマシンが走る映像をご覧になった方もいるかもしれません。200以上のコーナーと400mの高低差、所々にデコボコした「道路」を命知らずのレーサー、ドライバーが攻める姿は多くの観光客を集める一大イベントとなっています。
そんな由緒あるレースコースで、先日、スバルのWRXがコースレコードを叩き出しました! この動画は、そのアタックの様子となります。みなさんもコースの恐ろしさを存分に感じてください!
かつて黎明期のホンダがバイクでTT(ツーリング・トロフィー)と呼ばれるタイムアタックレースを制したこともある伝説的な場所ですね。そんなマン島は今でもモータースポーツにおける聖地のひとつで、島を一周して競うタイムアタック大会には数年おきにスバルもWRXで参加しているんです。なにが凄いかって、そのリスクの大きさ。見てください、この狭い道を。サーキットではなく閉鎖した公道(しかも田舎道)だから道路脇はすぐに土手だったり壁だったり家だったり、逃げ場がまったくないんです。
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なのにドライバーときたら、もちろん全開。信じられない勢いです。そのうえサーキットじゃないから路面に起伏がけっこうあってジャンプ!ジャンプ! もうひとつおまけにジャンプ!
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こんな場所でこんなに飛ばすなんて、一体どうしたらできるのでしょうか? 頼まれたって大金を積まれたって、同乗したくないですこれは……。
実はこの映像は先日、WRXがマン島のタイムアタックで最速記録を樹立したときのもの。マシンはイギリスのレーシングコンストラクターであるプロドライブがマン島のタイムアタックのために製作したスペシャルモデルで、市販車をベースにサスペンションの変更と安全装備の追加だけを施した従来マシンと違い、本格的なレーシングカーメイクがおこなわれたもの。最高出力は約600馬力だとか。
だから従来よりもタイムがアップするのは予測できたこと。とはいえ、全長60.8キロにわたるコースを走ってわずか17分35秒139って……。平均速度は約207km/h。クルマも凄いけど、ドライバーの勇気に脱帽です。
ちなみに2輪のタイムアタックの様子はこちら……。
倍速で再生しているとしか思えないんですけど(笑)。見ているだけでゾクゾクしてきます!