車のエンタメ
更新日:2018.10.19 / 掲載日:2018.05.11
インプレッサWRXタイプRベースの小型運搬車が時速250kmで走る!
ひと口にカスタムカーといっても、実に様々なジャンルがあります。スポーティさを強調するものやレトロな雰囲気を出したりするもの、または映画などに登場するクルマにインスパイアされたものなどは人気で、数も多く見られます。
ところが今回ご紹介する、ウェールズ南部で作られた「働くクルマ」のカスタムは少々変わっています。鉱山などの採掘現場や建築現場などで、資材を運搬する小型の貨車の形をしたクルマが、なんとスポーツカーも真っ青のハイスピードで走行するのです! 驚きのポテンシャルを持つ世にも珍しいカスタムカーをどうぞご覧ください。
実はこのクルマ、スキップカーと呼ばれる小型の貨車のカスタムカーです。スキップカーは、鉱石や砂利などの資材を運搬するのに使われ、日本では無蓋車(むがいしゃ)と呼ばれる作業車両です。このクルマを作ったのは、ジェームズ・ノーヴィルさん。まだ32歳ということですが、なかなかシブい趣味をお持ちのようですね。
このクルマ、なんとスバル インプレッサ WRX タイプRをベースに作られたカスタムカーで、エンジン出力は300馬力に達します。そして驚くことに、空力などを無視した貨車ボディを最高時速250kmまで加速させるのです!
クルマのボディよりもはるかに分厚い鉄板で覆われている貨車。かなり重量があると思いますが、それをこれだけキビキビと走らせてしまうエンジンにも感心してしまいます。