中古車購入チェックポイント
更新日:2019.03.08 / 掲載日:2019.03.08

トヨタブレイドの中古車購入の際の選び方の参考ポイント

トヨタブレイドの中古車購入の際の選び方の参考ポイント

グーネット編集チーム

ブレイドは、最高級ハッチバックモデルとして、2006年12月に誕生しました。上級セダンや大型ミニバンからの乗り換えでも違和感のない、上質で高級感のあるインテリアや大人4人がロングドライブでも疲れを感じにくい居心地の良い快適な室内空間を提供しています。

当初より数々のクルマを乗り継いできた方でも、深い満足感が得られるようにアルカンターラ&本革コンビシートをはじめ、スウェード調ダッシュボードや本革インテリアなど本物志向のシックでラグジュアリーなインテリアを備える、クオリティにこだわった上品なモデルとして高い支持を集めました。

「ショート・プレミアム」を開発コンセプトに掲げ、全長を抑えた5ドアハッチバックモデルながら、全域わたりシャープなレスポンスや圧倒的な動力性能を発揮する3.5L V型6気筒エンジンも搭載されています。高速道路を使ったロングドライブでも静粛性の高さに加え、余裕のある伸びやかな走りを兼ね備えたフラッグシップハッチバックモデルとして、個性的な魅力を放つ1台です。

運転席は8ウェイマルチアジャスタブルパワーシートが装備され、最適なシートポジションを追求するとともに、操作系を運転席手元に機能的にレイアウトすることで、ドライバーが運転に集中できるコックピットデザインを採り入れています。

また、見切りの良いコンパクトなボディ形状や運転席からの視界性にも優れ、誰もが運転のしやすさが実感できる安心感の高いパッケージデザインに定評があります。

さらに最高級ハッチバックモデルに相応しく、デュアルSRSエアバッグ&運転席SRSニーエアバッグやデュアルSRSサイドエアバッグ&前後席SRSカーテンシールドエアバッグ、ヒルスタートアシストコントロール付VSC(車両安定制御システム)&TRC(トラクションコントロール)など、充実した安全装備が標準搭載されている点も人気の要因と言えるでしょう。

ブレイドは、充実した装備が特徴でしたが、フルモデルチェンジを受けることなく、2012年12月で販売が終了しました。

ここではブレイドの中古車購入の際の選び方の参考ポイントとして、主なグレードの特徴、維持費と燃費、中古車の価格相場や価格帯を取り上げてご紹介します。

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ブレイドの主なグレードの特徴と比較から選ぶ

ブレイドの主なグレードの特徴と比較から選ぶ

グーネット編集チーム

初代 トヨタ ブレイド150系(2006年~2012年)の主なグレードの特徴

・ブレイド
VVT-i 2.4L 直列4気筒エンジンを搭載するベースグレードです。
7速シーケンシャルシフトマチック付Super CVT-iとの組み合わせになります。
駆動方式は2WD/FFモデルとフルタイム4WDモデルが設定されます。

ベースグレードながらヒルスタートアシストコントロール付VSC&TRCや側方からの衝突にも対応する豊富なエアバッグシステムをはじめ、ハイマウントストップランプ付リヤスポイラーやフロントフォグランプ、コンライトなどの充実した安全装備が施されています。
また、スウェード調インテリアやチルトアームレストコンソールボックス、本革巻4本スポークステアリングホイールなどの洗練された上質なインテリアを備えています。

プロジェクター式ハロゲンヘッドランプ、ファブリックシート、フルオートエアコン、6スピーカー付CD+AM/FMラジオ仕様となります。
足回りは16インチタイヤ&アルミホイールが装着されます。

・ブレイドG
「ブレイド」グレードに対して、カラーマッドガードや運転席8ウェイパワーシートが追加装備される中間グレードです。
プロジェクター式ディスチャージヘッドランプ、自動防眩インナーミラー、プラズマクラスター付左右独立温度コントロールフルオートエアコンなどグレードアップがはかられています。

また、本革&アルカンターラコンビシートやダブルステッチ入りソフトレザードアアームレストの装備に加え、ルーフライニングやピラーガーニッシュの質感が高められています。
オーディオにはインダッシュ6連奏CDチェンジャーが追加されます。

・ブレイドG バージョンL
「ブレイドG」グレードに対して、本革シートや運転席&助手席シートヒーター、助手席にも4ウェイパワーシート機構が追加装備される最上位グレードです。

プロジェクター式ディスチャージヘッドランプが精悍なダークスモークタイプとなり、メーターフードやドアアームレストなどのインテリアが本革仕様、ステアリングホイールがコンビタイプへ変更されます。

足回りは同サイズながらスーパークロームメッキ塗装が施されたアルミホイールが装着されます。

・マスターブレイドG
Dual VVT-i 3.5L V型6気筒エンジンを搭載する中間グレードです。
3.5Lエンジン搭載モデルはすべてパドル付シーケンシャルシフトマチックを備えた、スーパーインテリジェント6速ATとの組み合わせとなり、駆動方式はFFのみの設定となります。

2.5Lエンジンを搭載する「ブレイドG」グレードに対して、レーダークルーズコントロールやプリクラッシュセーフティシステムが追加されます。

また、助手席シートが4ウェイパワーシート仕様となり、足回りは17インチタイヤ&アルミホイールが装着されます。

カタログ_blade-t-2_200708.pdf

カタログ_blade-t-2_200810.pdf

トヨタ ブレイド 150系の中古車一覧ページ

ブレイドの燃費と年間維持費の違いを・比較から選ぶ

ブレイドの燃費と年間維持費の違いを・比較から選ぶ

グーネット編集チーム

ここでは、ブレイドの型式ごとの燃費の違いと、燃費に基づく年間の燃料代と自動車税からなる年間維持費用をまとめます。
同じ型式でも車両重量などにより若干の差異が生じることがあります。

なお、年間の走行距離は年間1万km、ガソリン単価は無鉛レギュラーガソリン135円/L、無鉛プレミアムガソリン145円/Lと仮定しています。また、自動車税は2018年11月時点で参照したものとなります。

初代 トヨタ ブレイド150系(2006年~2012年)の燃費・維持費

・AZE156H:2.4L/CVT/FFモデル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
10モード/10・15モード燃費:13.4km/L
年間ガソリン代:約100,746円(746.2 L×135円) ※1
自動車税:年間45,000円 ※2
年間維持費:約145,746円 ※3

ブレイド(2009年12月モデル)

・AZE154H:2.4L/CVT/フルタイム4WDモデル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
10モード/10・15モード燃費:12.8km/L
年間ガソリン代:約105,468円(781.2L×135円) ※1
自動車税:年間45,000円 ※2
年間維持費:約150,468円 ※3

ブレイドG(2009年12月モデル)

・GRE156H:3.5L/6AT/FFモデル
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
10モード/10・15モード燃費:10.2km/L
年間ガソリン代:約142,156円(980.3L×145円) ※1
自動車税:年間58,000円 ※2
年間維持費:約200,156円 ※3

ブレイドマスターG(2009年12月モデル)

国土交通省ホームページ|(自動車税及び特例措置)

※1.ガソリン単価は無鉛レギュラーガソリン135円/L、無鉛プレミアムガソリン145円/Lと仮定しております。
※2.自動車税は2018年11月時点で参照したものとなります。
※3.年間の走行距離は年間1万kmと仮定して1年間のガソリン代を算出し、自動車税を合算して、年間維持費として計算をしております。

ブレイドの中古車価格相場から選ぶ

ブレイドの中古車価格相場から選ぶ

グーネット編集チーム

ブレイドは全長を抑えた5ドアコンパクトハッチバックモデルながら、スポーツモデル並みのパワーウエイトレシオを誇るトルクフルな3.5L V型6気筒エンジンの搭載や本革やアルカンターラを使用したラグジュアリーな室内空間を提供する人気モデルであり、比較的安定した中古車価格を維持しています。また、流通台数が多いことも特徴であり、用途や予算、好みなどに応じて、豊富な登録台数の中から、最適な1台を選べることも大きな魅力と言えるでしょう。

ブレイドの主なグレード・型式の中古車価格帯

初代 トヨタ ブレイド150系:14.8~117万円
AZE156H:20~99.8万円
AZE154H:14.8~89.9万円
GRE156H:39~137.5万円

ベースグレード:21.6~85万円
Sパッケージ:55.8~99.8万円
G:14.8~89.9万円
マスターG:39~137.5万円

ブレイドは2006年12月にリリースされ、2012年4月までラインナップされていた高級ハッチバックモデルです。高級セダン並みの動力性能や居住性を実現した、品格のある落ち着きのある内外装デザインを採用し、販売終了から6年半が経過した現在でも安定した中古車相場を形成しています。

実質、販売初年度にあたる2007年式がもっとも登録台数が多く、20万円台から60万円台が中心となります。ただし、2009年度式以降は若干登録台数が少なく、中古車価格も高めで推移するため、グレードやカラー、程度、年式からじっくりと希望の1台を探すことをおすすめします。

走行距離に関しては、4万km未満の低走行車両も見られるものの、4万kmから15万km未満の年式相応と言えるマイレージ車両が中心となります(上記中古価格帯については、2018年11月20日時点での数値となっています)。

年式やグレード、オプション装備をはじめ、走行距離や程度、ボディカラーなどで個々の中古車販売価格が異なりますので、中古車を価格で選ぶ際には、最新の価格をチェックするようにしましょう。

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トヨタ ブレイドの価格相場

トヨタ ブレイドの中古車一覧

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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