中古車購入チェックポイント
更新日:2019.12.17 / 掲載日:2019.12.17

ダイハツミライースの中古車購入の際の選び方の参考ポイント

ダイハツミライースの中古車購入の際の選び方の参考ポイント

グーネット編集チーム

ミライースは、2011年9月に「第3のエコカー」として誕生し、ダイハツ独自のエコロジー技術である「e:Sテクノロジー(Energy Saving Technology)」を全面的に採り入れた車両です。そして、ガソリン車トップレベルの省燃費性能や徹底したコストコントロールにより低価格を実現したモデルでもあります。

派生モデルの多い「ミラ」のシリーズの中でも最量販車種となるなど、ダイハツの中核を担うベストセラー5ドアハッチバックモデルとして確固たるポジションを築いています。

無駄を配したシンプルで上品なエクステリアデザインを採用し、洗練された機能性の高い明るいインテリアに仕上がっています。

ほかにも、身体をしっかりサポートする圧力分布に優れるシート構造や、小柄なドライバーでも最適なドライビングポジションが設定しやすい、運転席シートリフターやチルトステアリングを備えたことで、女性ユーザーを中心に高い人気を誇ります。

後部座席のニースペースや頭上にも大きな余裕を確保し、大人4人がゆったり過ごせる快適な居住性にすることによって乗降性が高くなったのも大きな魅力といえるでしょう。

また、停車前からエンジンを停止させるアイドリングストップ機構「eco IDLE(エコアイドル)」や、減速時の回生エネルギーを利用して発電する「エコ発電制御」をはじめ、燃焼効率を向上させる「i-EGRシステム」やボディの軽量化など、独自の先進のエコロジー技術により、同社の従来モデルと比較して約40%もの省燃費性能の向上を実現しています。

安全性能にも定評があり、2013年のマイナーチェンジでは先進の衝突回避支援システム「スマートアシスト」や「エマージェンシーストップシグナル」を搭載しています。これらの装備によって、日常の買い物から高速道路を使用したロングドライブまで安心感が高くなっています。

2017年5月にフルモデルチェンジを受けた2代目モデルでは、先代モデルからの「低燃費・低価格」を追求したパッケージデザインを継承しながら、スタイリングを一新し立体的でアグレッシブなエクステリアデザインを採用しています。
衝突回避支援システムも「スマートアシストIII」へと進化し、軽自動車初となるコーナーセンサーの装備など、安全性能の向上も図られています。

ここでは、ミライース中古車購入の際の選び方の参考ポイントとして、主なグレードの特徴、維持費と燃費、中古車の価格相場や価格帯を取り上げてご紹介します。

ミライースの主なグレードの特徴と比較から選ぶ

ミライースの主なグレードの特徴と比較から選ぶ

グーネット編集チーム

2代目 ダイハツ ミライース L350系(2017年~)の主なグレードの特徴

・B/B SA III
0.66L 直列3気筒DOHC12 バルブ自然吸気エンジンを搭載する商用のベーシックグレードです。
2WD/FFモデルとフルタイム4WDモデルが設定され、CVTとの組み合わせになります。
ベーシックグレードながら、カラードバンパーやリヤスポイラー、ハイマウントLEDストップランプをはじめ、エコドライブアシスト照明やビジネスデッキボード、キーレスエントリーなどが装備されます。

また、フロントウインドウにはUVカットガラスが装備されます。
ウレタン巻ステアリングホイール、マニュアルエアコン、マルチリフレクターハロゲンヘッドランプ、13インチタイヤ&スチールホイール仕様となります。

なお、「SA III」グレードには先進の衝突回避支援システム「スマートアシストIII」{衝突回避支援ブレーキ機能(対車両・対歩行者)、衝突警報機能(対車両・対歩行者)、車線逸脱警報機能、誤発進抑制制御機能(前方・後方)、先行車発進お知らせ機能、オートハイビーム}やコーナーセンサー(フロント2個/リヤ2個、接近お知らせ表示付)が追加されます。

・L/L SA III
乗用タイプのベーシックグレードです。
「B/B SA III」グレードに対し、リヤドアにもパワーウインドウが装備され、13インチスチールホイールにフルホイールキャップが追加されます。

・X SA III
「L SA III」グレードに対し、2WDモデルでは電動格納式カラードドアミラーが装備され、4WDモデルではさらにヒーテッド機能が追加されます。
UVカットガラスがリヤドアとバックドアウインドウにも装備され、スモークドタイプとなります。

ほかにもLEDヘッドランプの装備やツートーンインパネ、リヤヘッドレストをはじめ、ステアリングホイールやインナードアハンドルやシフトレバーノブなどの随所に質感の高いメッキ加飾が施されるなど、充実した装備を持つ上位グレードです。

・G SA III
「X SA III」グレードに対し、オート格納式ドアミラー(4WDモデルはヒーテッド機能付)や運転席&助手席シートヒーター、運転席シートリフターやチルトステアリングを備えています。全ドア感応式オートロック機能付パワードアロックやオートエアコンなど充実した快適装備が追加される最上位グレードです。

ほかにもSRSサイドエアバッグやオートライトなどの安全装備が追加されます。
足回りは14インチへサイズアップされ、アルミホイール付となります。

ダイハツ ミライース L350系の中古車一覧

ミライースの燃費と年間維持費の違いを・比較から選ぶ

ミライースの燃費と年間維持費の違いを・比較から選ぶ

グーネット編集チーム

ここでは、ミライースの世代ごとの燃費の違いと、燃費に基づく年間の燃料代と自動車税からなる年間維持費用をまとめます。
同じ型式でも車両重量などにより若干の差異が生じることがあります。
なお、年間の走行距離は年間1万km、ガソリン単価は無鉛レギュラーガソリン135円/L、無鉛プレミアムガソリン145円/Lと仮定しています。また、軽自動車税は2018年7月時点で参照したものとなります。

初代 ダイハツ ミライースL300系(2011年~2017年)の燃費・維持

・LA300S:0.66L/CVT/FFモデル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:35.2km/L
年間ガソリン代:約38,352円(284.0L×135円) ※1
軽自動車税:年間7,200円※2
年間維持費:約45,552円 ※3

L SA(2014年7月モデル)

・LA310S:0.66L/CVT/フルタイム4WDモデル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:32.2km/L
年間ガソリン代:約41,925円(310.5L×135円) ※1
軽自動車税:年間7,200円※2
年間維持費:約49,125円 ※3

Xf SA(2014年7月モデル)

軽自動車税について
※1 平成27年3月31日以前に新規取得された新車:年間7,200円
※2 平成27年4月1日以降に新規取得された新車:年間10,800円
※3 最初の新規検査から13年を経過した自動車:年間12,900円

2代目 ダイハツ ミライースL350系(2017年~)の燃費・維持費の燃費・維持費

・LA350S:0.66L/CVT/FFモデル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:35.2km/L
年間ガソリン代:約38,352円(284.0L×135円) ※1
軽自動車税:年間10,800円※2
年間維持費:約49,152円 ※3

L SAIII(2017年5月モデル)

・LA360S:0.66L/CVTフルタイム4WDモデル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:32.2km/L
年間ガソリン代:約41,925円(310.5L×135円) ※1
軽自動車税:年間10,800円※2
年間維持費:約52,725円 ※3

G SAIII(2017年5月モデル)

軽自動車税について
※1 平成27年3月31日以前に新規取得された新車:年間7,200円
※2 平成27年4月1日以降に新規取得された新車:年間10,800円
※3 最初の新規検査から13年を経過した自動車:年間12,900円

※1.ガソリン単価は無鉛レギュラーガソリン135円/L、無鉛プレミアムガソリン145円/Lと仮定しております。
※2.軽自動車税については、新規取得が2015年4月1日以前か以後かで金額が変わります。以前の場合は7,200円、以後の場合は10,800円となります。ここでは初代モデルは7,200円、2代目モデルは10,800円の税額を用いています。
※3.年間の走行距離は年間1万kmと仮定して1年間のガソリン代を算出し、自動車税を合算して、年間維持費として計算をしております。

ミライースの中古車価格相場から選ぶ

ミライースの中古車価格相場から選ぶ

グーネット編集チーム

ミライースは使い勝手の良い人気の高い5ドアハッチバックモデルであり、比較的価格が安定した中古車価格を維持しています。また、流通台数が多いことも特徴であり、用途や予算、好みなどに応じて、豊富な登録台数の中から、最適な1台を選べることも大きな魅力といえるでしょう。

ダイハツ ミライースの主なグレード・型式の中古車価格帯

初代 ミライース L300系:4.9~129.8万円
LA300S:5~112万円
LA310S:18~129.8万円

D:22~79万円
L スマートセレクションSA:39.9~85.8万円
Lf SA:73~95万円
X 35thアニバーサリーゴールドエディション SA:79~112万円
Xf リミテッド SA:69~98万円
G SA:33~99.8万円
Gf SA:73~129.8万円

2代目 ミライース L350系:68~134.9万円
LA350S:68.8~124.2万円
LA360S:78~134.9万円

B SA III:78~104.9万円
L SA III:69.9~108万円
X SA III:77.9~128万円
G SA III:89.8~134.9万円

ミライースの中古車では、2011年発売の初代モデルは各年式ともほぼバラつきのない登録が見られ、20万円台から80万円台を中心に、7000kmから9万km未満までの年式相応の走行距離の車両が多く分布しています。
2017年5月にリリースされた2代目モデルは、販売から日も浅く、初年度モデルを中心に70万円台から100万円台のプライスタグが掲げられています。
走行距離に関しても5000km未満の車両が多いのも特徴です(上記中古価格帯については、2018年7月20日時点での数値となっています)。

年式やグレード、オプション装備をはじめ、走行距離や程度、ボディカラーなどで個々の中古車販売価格が異なりますので、中古車を価格で選ぶ際には、最新の価格をチェックするようにしましょう。

ミライース(ダイハツ)の価格相場|中古車なら【グーネット】

ミライース L300系(ダイハツ)の価格相場|中古車なら【グーネット】

ミライース L350系(ダイハツ)の価格相場|中古車なら【グーネット】

ダイハツ ミライースの中古車一覧

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また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
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