王道プレミアムワゴンのクオリティを体験したい【輸入車コンシェルジュ】

　今回ご相談いただいた方は、ステーションワゴンを探しています。
　K・Kさんは結婚して以来長年、奥様との二人暮らし。余暇には愛犬とのロングドライブ、温泉旅行を楽しんできました。これまで長年、国産のスポーティなステーションワゴンを乗り継いできましたが、最近になって「一度くらいは、輸入車に乗ってみたい」と強く思うようになったといいます。「助手席の妻が最近なんとなく、輸入車のワゴンばかりを目で追っている気がします」というのが理由だそうです。
　そんな彼に今回ご紹介するのは、まさに輸入車の魅力をストレートに感じてもらえるジャーマン・プレミアムワゴンです。高い機能性を誇りながら、重厚感や安心感、そしていいモノ感を日常で体感できます。
　また、K・Kさんがクルマ選びで気にする事として、真っ先に挙げたのが、シートポジションの調整でした。おふたり揃って小柄なK・Kさんご夫婦にとっては、座面を上げる「シートリフト機能」はとても重要。この機能がいまいちで購入を断念したクルマも少なくないそうです。
　その点でも、ドイツプレミアム御三家が誇るミドルクラスは、あらゆる体格のひとでもポジションがピタッと決まります。それはまさにテーラーメイド感覚。
　正しいドライビング姿勢と良好な視界、ハイレベルに仕上げられたプレミアムモデルで豊かなカーライフを満喫していただきましょう。奥様もきっと喜ばれるはずです。

　ヨーロッパのクルマとは何かを存分に体感できるのがジャーマンプレミアムモデル。中でも機能性が凝縮されたEクラスのステーションワゴンは、歴代モデルも「ワゴンのお手本」と評価されています。
　走り、快適性、安全性、機能性のすべてにおいて、優秀なステーションワゴンで、ビジュアル的にわかりやすいポジション調整スイッチも特徴的です。すぐにベストフィットするポジションを作れます。
　凝縮感があってシンプルなデザインなのに、とてもエレガント。眺めているだけで、「いいクルマを手に入れたな」と実感していただけることでしょう。
　「自分のような地味な人間には、メルセデスなんて、少し気が引けてしまいます(笑)」と恥ずかしがるK・Kさん。しかし、ライバルのドイツブランド同様に、ボディの剛性感は高く、乗っていて大きな安心感があるのも魅力です。
　中古車的には若干予算オーバーですが、残価設定型ローンの活用などで実質的な支払額は同等にできます。

2017年 メルセデス・ベンツ E 220 d ステーションワゴン アバンギャルドスポーツ（９速AT）　●全長×全幅×全高：4690×1850×1465mm ●車両重量：1890kg ●エンジン：直４DOHCターボ　●最高出力：194ps ／3800rpm ●最大トルク：40.8kg m／1600-2800rpm ●排気量：1949cc ●中古車参考価格：500万円～740万円（16年～17年 全グレード）

　アウディはこれまでＫ・Ｋさんが乗ってきた国産ワゴンとは、一線を画する洗練されたフォルムが魅力。また、ウインタースポーツにもよく出かけるご夫妻には、ブランドの真髄ともいえるクワトロシステムが、ほかのクルマでは体験できない、悪路での爽快な走りをもたらしてくれるでしょう。

2017年 アウディ A6 アバント 2.0 TFSI クワトロ（７速AT）●全長×全幅×全高：4955×1875×1495mm ●車両重量：1830kg ●エンジン：直４DOHCターボ　●最高出力：252ps ／5000-6000rpm ●最大トルク：37.7kg m／1600-4500rpm ●排気量：1984cc ●中古車参考価格：290万円～650万円（12年～18年 全グレード）

　BMWといえば、何より走りのよさで定評があるブランド。とくに５シリーズは、その真髄ともいえる豊かなフィーリングで数多くのドライバーを魅了する存在です。このツーリングでも、その魅力は損なわれることなく、荷物を積載しての挙動も非常に優れており、まさにクルマ好きのためのワゴンです。

2017年 BMW 540i xDrive ツーリング ラグジュアリー（８速AT）　●全長×全幅×全高：4950×1870×1500mm ●車両重量：1900kg ●エンジン：直６DOHCターボ　●最高出力：340ps ／5500rpm ●最大トルク：45.9kg m／1380-5200rpm ●排気量：2997cc ●中古車参考価格：520万円～690万円（10年～17年 全グレード）