ライトウェイトスポーツカー（中古価格・値段相場・特徴等）を一覧でまとめてみた

マツダのロードスターは、国産モデルでは典型的なライトウェイトスポーツカーと言える存在です。
おそらくクルマ好きな人10人に聞いたら、10人ともライトウェイトスポーツカーとして答えるくらい認知されている車種と言えるでしょう。
ロードスターは1989年に初代モデルが発売されました。

「走る歓び」や「Fun（楽しさ）」と言うコンセプトは揺るぎないもの、デビュー当初は1960年代から1970年代にかけ活躍した英国ロータス社の「エラン」のコピーとも言われました。しかしながら、「エラン」そのものが製造されていない時期でもあり、偉大なる名車をオマージュしながらも、時代に即した安全性能を備えた新たなライトウェイトスポーツカーとして開発されました。

以降、ドライバーとクルマが一体となった「人馬一体」の走りを体現する、オープンスポーツカーとして世界中で親しまれるモデルであり、2016年4月には初代モデルからの累計生産台数が100万台を記録しています。
単一のスポーツカーとしては歴史的に価値のある快挙と言えるでしょう。

乗車人員：2名
駆動方式：FR
タイヤサイズ：（前）195/50R16 84V（後）195/50R16 84V
エンジンタイプ：P5-VPR[RS]型 水冷直列4気筒DOHC16バルブ
排気量：1496cc
最高出力：131ps(96kW)/7000rpm
最大トルク：15.3kg・m(150N・m)/4800rpm
使用燃料：無鉛プレミアムガソリン
JC08モード燃費：18.6km/L
車両重量：1050kg
新車価格：2,808,000円
自動車税：年間34,500円 ※

※自動車税は2019年1月時点で参照したものとなります。

新車価格帯：161～325万円
中古車価格帯：12～374万円
中古車平均価格相場：104万円

1973年4月、2代目カローラに追加となった1.6Lツインカムエンジンを搭載したTE27型「レビン」がリリースされました。軽量ボディにヤマハの手によってツインカム化されたパワフルで粘りのある名機2T-Gエンジンを搭載するライトウェイトスポーツカーの誕生です。

足回りもパワーに見合うよう強化され、ワイドはタイヤを装着できるよう前後にオーバーフェンダーを備える外観デザインからも、当時のクルマ好きな人々を魅了しました。

5代目モデルはベースとなるカローラがFR駆動からFF駆動へと変更する中、ツインカムエンジンを搭載するスポーツグレードには初代からのFR駆動を採用します。
この5代目モデルは最後の後輪駆動車でもあり、現在も高い人気を誇るAE86型となります。

1987年5月にフルモデルチェンジを受けた6代目から2ドアクーペの総称を「カローラレビン」と改めます。当時のプレスリリースにも明記されている通り、優美なライトウェイトスポーツクーペと定義されています。

その後もスーパーチャージャー付エンジンやリッター当たり100psを超える高回転型20バルブ1.6L直列4気筒DOHCエンジン、6速マニュアルトランスミッションの搭載をはじめ、優れた運動性能とコントロール性能を高次元で実現したスーパーストラットサスペンション、ヘリカルLSDの採用と相まって、トヨタを代表するライトウェイトスポーツカーとして2000年8月まで販売されました。

乗車人員：5名
駆動方式：FF
タイヤサイズ：（前）195/55R15 84V（後）195/55R15 84V
エンジンタイプ：4A-GE型 水冷直列4気筒DOHC20バルブ
排気量：1587cc
最高出力：165ps(121kW)/7800rpm
最大トルク：16.5kg・m(161.8N・m)/5600rpm
使用燃料：無鉛プレミアムガソリン
10モード/10・15モード燃費：12.6km /L
車両重量：1080kg
新車価格：1,899,000円
自動車税：年間39,500円 ※

※自動車税は2019年1月時点で参照したものとなります。

新車価格帯：111～225万円
中古車価格帯：15.8～389万円
中古車平均価格相場：29.1万円

エリーゼは、現在販売されるロータス社のラインナップの中でもコンパクトなボディサイズを誇る、ライトウェイトスポーツカーです。
本国では1995年より販売が開始され、日本では1999年9月より輸入販売が始まりました。

今までにより過激なレーシングスペックを備える「エキシージ」をはじめ、いくつかの個性的な派生モデルをリリースしていますが、マイナーチェンジのみでフルモデルチェンジは実施されていません。

故コーリン・チャップマンの基本理念である「軽量であること」を具現化したパッケージデザインにより、軽量な押し出し形成アルミフレームにFRPの外板を組み合わせ、リリース時のローバー製エンジンを搭載するベーシックなグレードでは、車両重量690kgという驚異的な軽量化を実現していました。

ミッドシップに搭載されるパワーユニットは、当初同じく英国の自動車メーカー「ローバー」より供給を受けていましたが経営破綻により、その後トヨタ製へ置き換わります。
軽快に吹け上がるNAエンジンから、スーパーチャージャー付エンジンなど、いくつかの仕様が設定されています。

独自のチューニングによるビルシュタインダンパー+アイバッハ製コイルスプリングの足回りやAPレーシング製やブレンボ製の強力なブレーキシステムなど、ドライバーを刺激するピュアなライトウェイトスポーツカーとして高い人気を誇ります。

当初のローバー製エンジンと異なり、現在搭載されるトヨタ製エンジンは補機類やエンジンの構造の違いにより若干重量は増えましたが、それでも車両重量は900kg程度に抑えられ、ライトウェイトスポーツカーと名乗るに相応しい1台です。

乗車人員：2名
駆動方式：ミッドシップ
タイヤサイズ：（前）175/55 ZR16（後）225/45 ZR17
エンジンタイプ：1ZR-FAE型 4気筒DOHC
排気量：1598cc
最高出力：136ps(100kW)/6800rpm
最大トルク：16.3kg・m(160N・m)/4400rpm
使用燃料：無鉛プレミアムガソリン
10モード/10・15モード燃費：—-km /L（詳細不明）
車両重量：900kg
新車価格：4,968,000円
自動車税：年間39,500円 ※

※自動車税は2019年1月時点で参照したものとなります。

新車価格帯：412～777万円
中古車価格帯：235～896.4万円
中古車平均価格相場：396.2万円