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更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.11.29
スズキ アルトエコまた進化ついに33km/Lへ!!
驚きの燃費!
アルトエコまた進化ついに33km/Lへ!! 4WDも新設定30.4km/L
【本記事は2013年3月にベストカーに掲載された記事となります。】スペーシアに続いて、マイナーチェンジしてついにJC08 モード燃費33.0km/Lに達したアルトエコを紹介しよう。前ページでも触れているが、軽自動車の燃費競争は熾烈で、なかでも燃費に特化したアルトエコ対ミライースの争いは、業界関係者がそろって注目している。注目しているのに、早くも決着がついたのか、と思わせるほど新アルトエコの燃費には驚かされた。
スズキグリーンテクノロジーを採用して燃費向上
アルトエコ用デザインも登場 フロントグリルデザインのほかシルバー塗装のミラーとドアハンドルが専用。内装色とブルー基調のメーター、エアコンパネルも専用
さて、どうしてこの燃費が出せたのか。まずは、ワゴンRや新スペーシアに搭載されているスズキグリーンテクノロジーを採用している。減速エネルギー回生システムのエネチャージ、停車前の減速時に時速15km以下でエンジンが停止する新アイドリングストップなど。これで燃費向上の40%になる。さらにパワートレインの高効率化で40%、最後は軽量化と走行抵抗の低減で20%。以上で前モデルより2.8km/Lの燃費向上を果たしたという。
徹底した削ぎ落としで20kg軽減
アルトエコ用デザインも登場 フロントグリルデザインのほかシルバー塗装のミラーとドアハンドルが専用。内装色とブルー基調のメーター、エアコンパネルも専用
しかし、軽量化といったってアルトエコはマイチェン前からかなりのスリムボディ。2WD車はわずか730kgだったのを、20kg軽減したという。ボディ、エンジン、足回り、シートまで徹底した削ぎ落としだったようだ。さらに、リアバンパーの形状変更と、リアタイヤ前に設置した整流板も空力特性向上に一役買っている。マイチェンにあわせて4WDも設定。その燃費も30.0km/Lを達成、ともにナンバー1だ。いやいや、涙ぐましい努力に敬服します。しかも、アルトエコ専用のフロントグリルを採用するなどの商品力アップも忘れていない。これで、燃費競争に決着がついたとは思えない。ライバルの出方が気になります。