中古車購入
更新日:2019.01.06 / 掲載日:2017.11.28
史上最高の1台レクサスRC F
トヨタ史上最高の1台
RC Fのイメージカラーはヒートブルーコントラストレイアリングだが、新色のラディアントレッドコントラストレイアリング(写真)の色の深み、美しさはこれまでの市販車の塗装にないレベル。
【本記事は2014年11月にベストカーに掲載された記事となります。】すでにスーパーGTのGT500のベース車となっているRC Fはどんなクルマなのか?「RC FはIS Fの後継モデルではなくまったく新しいチャレンジを盛り込んだ戦略車です。IS Fは4ドアセダンがベースだったことにより実用性も持ち合わせていましたが、その半面アピール性に欠けていました。その点、2ドアクーペをベースにしたRC Fには華があることが何よりもすばらしい」と語るのは、IS Fの生みの親でもありRC Fも手がけた矢口幸彦チーフエンジニア。トヨタ車史上最高の1台と誉れ高いIS FのDNAが盛り込まれたRC Fに迫る!
視覚的インパクト絶大
カーボンエクステリアパッケージは約10kg軽量化 カーボンパーツによるスパルタンなツートンカラーも魅力的。発売は来年1月頃から
■ボディサイズ全長4705×全幅1850×全高1390mmは、ホイールベースはRCと同じ2730mm。RCに比べて全長、全幅で10mmプラス、全高でマイナス5mmとほとんど変わらないが、視覚的インパクトは絶大で、RCよりもはるかに肉感的に見える。
迫力満点のエアアウトレット
■エクステリアデザイン基本的にはRCと変わらないデザインながら、Aピラーより前は専用設計で、後述する珠玉の5L、V8DOHCを搭載するためにボンネットの高さなどもまったく違う。フロントホイールアーチ後端のエアアウトレットも迫力満点。
誰もが笑顔になれるクルマ
5L、V8DOHCは477ps/54.0kgmまでスペックアップ。そのパワー感、トルク感は圧巻
■パワートレーンIS Fから進化させた5L、V8DOHCエンジンは477ps/54.0kgmをマーク。小排気量ターボのトレンドと逆行するが、大排気量NAでしか得られない魅力にあふれている。これに8速SPDS(AT)を組み合わせる。ATはDCTより劣っているイメージもあるが、「運転スキルに関係なく誰もが笑顔になれるクルマ、というコンセプトを徹底するため、運転しやすいATにこだわっている」(矢口氏談)実際に8速SPDSは0.1秒の驚速シフトスピードの超絶優れたATなのだ。
スパルタンでスポーティ
RCと基本デザインは同じだが、RC Fのほうがよりスパルタンに仕上げられている
■インテリア基本的なデザインはRCと同じだがよりスパルタンに仕上げられている。特にインパネの計器類はスポーティムード満点。
カーボンエクステリアパッケージも期待
■グレードグレードは基本的に1グレードのみだが、ボンネット、ルーフ(LFA工房製)、リアウイング(TRD製)のカーボンパーツを装着することで標準に比べて約10kg軽量化したカーボンエクステリアパッケージが用意される(来年1月頃発売予定)。■価格RC Fの月販目標は控えめの30台。価格は953万円で、カーボンエクステリアパッケージは1030万円!