車種別仕様・中古車評価・まとめ
更新日:2019.01.06 / 掲載日:2016.04.01

五感を刺激するドライビングマシンこれぞ、真のライトウェイトスポーツ

五感を刺激するドライビングマシンこれぞ、真のライトウェイトスポーツ

クルマには2種類ある。生活に必要なクルマと人生を豊かにしてくれるクルマだ。今回取り上げるロードスターは、人生を豊かにしてくれるクルマの代表格である。

4th(ND/生産期間:2015年~)

  • 2016年式 マツダ ロードスター Sスペシャルパッケージ(6速MT)

    新車価格帯:249万4800円~319万6800円(全グレード)

  • 主要諸元
    2016年式 マツダ ロードスター Sスペシャルパッケージ(6速MT)
    全長×全幅×全高:3915×1735×1235mm
    ホイールベース:2310mm
    トレッド前/後:1495/1505mm
    車両重量:1010kg
    総排気量:1496cc
    エンジン:直4DOHC
    最高出力:131ps/7000rpm
    最大トルク:15.3kgm/4800rpm
    JC08モード燃費:17.2km/L
    サスペンション前:ダブルウィッシュボーン
    サスペンション後:マルチリンク
    ブレーキ前/後:Vディスク/ディスク
    タイヤ前後:195/50R16

追求したのは日常域での楽しさ

そもそも「ロードスター」というのは「屋根のない馬車」を語源に持ち、オープン2シーターのクルマを指す言葉のひとつ。とくにイギリスで、「(開けた状態が標準で)屋根を閉めることもできるコンパクトなスポーツカー」を指す言葉として好まれていた。マツダ「ロードスター」(初代登場時はマツダではなく「ユーノス」だった)は勢い余ってそれを車名にしてしまったというわけだ。
ロードスターといえば気持ちよい走りが欠かせないが、現行モデルが徹底しているのは「楽しさの追求」。そのために取った手段は徹底した軽量化で、ベーシックな仕様の車両重量は現代のクルマとしては異例中の異例と言える1トン未満。その軽さで軽快な走りを作り上げたのである。
エンジンも先代より小型化しパワーもダウン。タイヤもサイズを小さくした。そんな異例の進化こそが、こだわりなのだ。
はっきり言って、速さでいえば先代(3代目)のほうが実力は上。しかし速く走らなくても楽しい、普通の移動も楽しい、乗るだけで楽しい現行モデルは”毎日の楽しさ”を何より重視しているのである。
スポーツカー、しかもオープンの2シーターともなれば購入に踏み込める人の条件はかぎられてくるだろう。でも、環境が許すならば一度は所有してほしい。毎日が楽しくなることは保証しよう。

マツダ ロードスターはこんなクルマ

屋根が開くことを前提にした設計の車体を持つ、走りを楽しむための2人乗りスポーツカー。「世界でもっとも多く生産された2人乗り小型オープンスポーツカー」としてギネスブックにも認定されている。

INTERIOR インテリア

INTERIOR インテリア

車両との一体感を高める設計
4代目はドライビングポジションを再構築。着座位置はさらに低くなり、ペダルのレイアウトとドライバーの位置関係まで徹底的にこだわっている。シートはハンモック状でフィット感がよく疲れにくい。

EXTERIOR エクステリア

EXTERIOR エクステリア

細部に宿るこだわりの数々
世界一薄いとデザイナーが誇るヘッドライトは、デザイン面だけでなくオーバーハングを小さくしつつボンネットを低くするという機能的な意味もある。テールランプのLEDの光り方も個性的だ。

MECHANISM メカニズム

MECHANISM メカニズム

小さな排気量は軽さと軽快感のため
シャシーは新設計となり、運動性能向上のためにエンジンはより低く車体の中央に近づけて搭載。エンジン排気量が1.5Lと小さいのは、車両の軽さと軽快な吹け上がりを実現するため。

LINE UP ラインアップ

LINE UP ラインアップ

走りを追求した「RS」と競技仕様「NR-A」が登場
伸びやかな雰囲気を追求した標準車に対し、シャープな味に仕立てたのがスポーツグレードの「RS」。ナンバー付きレースなどモータースポーツへの参加を視野に入れた「NR-A」も用意されている。

HISTORY ヒストリー

HISTORY ヒストリー

いずれも個性がある4世代モデル
1989年登場の初代から昨年登場した4代目まで、個性あふれる4つのモデルが存在。しかし「屋根が開く+2人乗り+小型スポーツ+駆動方式はFR」というロードスターの公式はつねに不変である。

RIVAL ライバル

icon トヨタ 86

トヨタ 86

新車価格帯:248万8909円~426万3055円(全グレード)

トヨタがスポーツカー文化の縮小に危機感を抱き、スバルと共同開発。オープンカーではないが、駆動方式がFRでシンプルな技術で作られているのはロードスターと共通。

icon ホンダ CR-Z

ホンダ CR-Z

新車価格帯:270万円~292万200円(全グレード)

ハイブリッドスポーツカーという新ジャンルを目指したホンダの意欲作。走りは先進的だ。スポーツカーだからといって駆動方式はFRにこだわらないのもホンダらしい。

世代別中古車物件比率

世代別中古車物件比率

すべての世代のロードスターが今でも中古車で手に入る。ユーノスでも20%流通。ただしもっとも豊富なのは2代目である。

※すべての価格は参考価格です

五感を刺激するドライビングマシンこれぞ、真のライトウェイトスポーツ

排気量とボディサイズを拡大し強靭な走りを獲得した3代目

歴代ロードスターの中で異端児といえるのが、シャープな走りの味付けを際立たせた3代目。ATが6速化されたのも大きなトピックで、オートマ派でもファンなドライビングが楽しめるように。

今が買い時!

新型が登場したことで先代中古車がお買い得に
4代目となる新型の登場により、3代目中古車の価格水準は低下。よりリーズナブルな水準となり、とくに前期モデルはかなり気軽に購入可能だ。

3rd(NC/生産期間:2005年~2015年)

  • 2005年式 マツダ ロードスター RS(6速MT)

    前期型 中古車参考価格帯:100万円~260万円 (05年~15年 ※全グレード)

  • 主要諸元
    2005年式 マツダ ロードスター RS(6速MT)
    全長×全幅×全高:3995×1720×1245mm
    ホイールベース:2330mm
    トレッド前/後:1490/1495mm
    車両重量:1100kg
    総排気量:1998cc
    エンジン:直4DOHC
    最高出力:170ps/6700rpm
    最大トルク:19.3kgm/5000rpm
    10・15モード燃費:13.0km/L
    サスペンション前:ダブルウィッシュボーン
    サスペンション後:マルチリンク
    ブレーキ前/後:Vディスク/ディスク
    タイヤ前後:205/45R17

歴代最強のエンジンと剛性感あふれる走り味
3代目ロードスターが歴代モデルのなかで頂点に立つポイント。それは走行性能だ。全車排気量を2Lとしたエンジンのパワーは歴代最高。シャシーやサスペンションの強靭さでも、新型となる4代目が登場した今なお歴代最強を誇る。ハンドリングのシャープさは2代目から大幅に磨き上げられ、コーナリングは鋭い。もちろんサーキットを走っても新型より速く、歴代モデルのなかで「もっとも速いロードスター」である。
ロードスターをどう進化させるか?3代目開発チームが出した答えは「スポーツカーとしての正常進化」であり、”速さ”を鍛え上げて作られたのだ。
出力を重視したエンジンの搭載、そして4代目が”楽しさ”を追求して軽快感を強調したのとは対照的なシャープな走行フィーリング。それが3代目の個性であり、いまあえて3代目を選ぶ理由ともいえる。

マイナーチェンジでスタイリングをリフレッシュ

マイナーチェンジでスタイリングをリフレッシュ

3代目ロードスターのフロントマスクは3タイプ。もっとも丸みを帯びているのが前期型で、中期型、そして後期型と新しくなるにつれてシャープさが増している。

ロードスター(3代目)性能チャート

  • ロードスター(3代目)性能チャート

  • 趣味性の高さが大きな魅力
    レーダーチャートがいびつな形なのは、趣味性の高さの裏返しとも言える。なかでも走行性能と趣味性の高さは抜群だ。実用性は低いが、都会ではカーシェアリングとの併用、郊外では家族用のクルマと組み合わせて所有することで愛車としやすいだろう。

エンジンバリエーション

MT車:1998cc 直列4気筒DOHC(LF-VE)
最高出力170ps/最大トルク19.3kg m(05年~15年)

AT車:1998cc 直列4気筒DOHC(LF-VE)
最高出力166ps/最大トルク19.3kg m(05年~08年)
最高出力162ps/最大トルク19.3kg m(08年~15年)

ボディタイプ
2ドア
乗車定員
2名

INTERIOR インテリア 前期型

INTERIOR インテリア 前期型

大幅にアップした上質感
ダッシュボードにピアノブラックパネルをコーディネートし、操作パネル部の装飾を増やすなどインテリアは上質感が大幅にアップした。シートもクッション性が増して疲れにくいよう進化している。普段使いの快適性も、意外と悪くないのである。

INTERIOR インテリア 前期型

大きく増えた収納スペースのおかげで、初代や2代目に比べると実用性も向上。センターコンソールに飲み物が置けるほか、シート後方に大きな収納部が増えるなど容量も大幅に増している。

EXTERIOR エクステリア 前期型

EXTERIOR エクステリア 前期型

小さな車体の2人乗りオープン
コンパクトで屋根が開く2人乗りオープンカーであることはロードスターの普遍的要素。3代目はヘッドライトや丸みを強調したフェンダーなど、歴代のどのモデルよりも細部で丸さを強調している。Aピラー付け根は初代や2代目より後方に移動。

EXTERIOR エクステリア 前期型

ルーフの開閉方法(畳まれ方)はいわゆる「Z型」へと変更。リヤウインドウのガラスも2代目に比べて大型化され、後方視界が向上している。

MECHANISM メカニズム

MECHANISM メカニズム

走行性能を大きくレベルアップしたシャシー
シャシーの全面変更によって大幅な剛性アップをはかり、大パワーのエンジンと締め上げたサスペンションを組み合わせることで走行性能を引き上げた。スポーツカーとしての正常進化を果たしている。

MECHANISM メカニズム

サスペンションはフロントがダブルウィッシュボーン、リヤはマルチリンク。アルミ製アームで軽量化も施される。

RHT リトラクタブルハードトップ

RHT リトラクタブルハードトップ

走りの楽しさと実用性を両立するリトラクタブルハードトップ
モデルライフ途中で登場したのが電動で開閉できるルーフを備えた「RHT」。しかも単に電動化したのではなく、ルーフは布製の標準車とは異なり樹脂化。おかげで閉じた際は通常の屋根を持つクルマとかわらない快適性や防犯性を実現した。

RHT リトラクタブルハードトップ

エクステリアはクロームメッキを加えるなど細部の仕立てで高級感を演出。また、ルーフだけでなくリヤセクションも標準車とは異なる専用設計となっている。

MARKET DATA マーケットデータ

物件豊富な前期型は100万円台前半から
高年式・低走行なロードスターがほしければ必然的にターゲットは3代目となる。とくに前期型モデルが豊富に流通しており、100万円の予算からねらえる。グレード別の相場の差は大きくないので、好みの仕様をねらってOKだ。

グレード×年式別相場(3代目)

2005年2006年2007年2008年2009年
標準車/S/S RHT105万円103万円122万円138万円140万円
VS/VS RHT83万円111万円124万円156万円178万円
RS/RS RHT112万円114万円124万円121万円182万円

2010年2011年2012年2013年2014年2015年
標準車/S/S RHT158万円187万円189万円176万円217万円
VS/VS RHT190万円202万円206万円254万円249万円
RS/RS RHT185万円202万円216万円232万円239万円260万円

走行距離×年式別相場(3代目)

2005年2006年2007年2008年2009年
3万km未満151万円132万円150万円163万円188万円
3万km~5万km113万円122万円143万円158万円184万円
5万km以上93万円95万円107万円111万円150万円

2010年2011年2012年2013年2014年2015年
3万km未満245万円221万円214万円230万円254万円260万円
3万km~5万km173万円199万円189万円238万円
5万km以上157万円150万円
  • 年式

    年式
    10年にも及ぶ生産期間を誇るが、どの年式も十分入手可能。ただし物件の多くは前期型。後期型はかなり少ない。

  • 走行距離

    走行距離
    3万km未満の低走行車両は3割近くも存在。まだまだ状態のよいものが手に入るが、数年後には激減するだろう。

  • グレード

  • グレード
    革シートを採用するVS系は1割と少ない。ちなみにミッションは圧倒的にMTが多い。RHTは全体の3割弱。

初代の軽快さはそのままに走りをバージョンアップした2代目

初代の正常進化。2代目ロードスターをひと言でいうと、そう表現するのが適切だろう。とはいえ走りも実用性も細部が見直され、初代に比べ商品性は大幅に進化している。

2nd(NB/生産期間:1998年~2005年)

  • 2000年式 マツダ ロードスター VS(6速MT)

    後期型 中古車参考価格帯:40万円~110万円 (98年 ~ 05年 ※クーペ/ターボを除く)

  • 主要諸元
    2000年式 マツダ ロードスター VS(6速MT)
    全長×全幅×全高:3955×1680×1235mm
    ホイールベース:2265mm
    トレッド前/後:1415/1440mm
    車両重量:1050kg
    総排気量:1839cc
    エンジン:直4DOHC
    最高出力:160ps/7000rpm
    最大トルク:17.3kgm/5500rpm
    10・15モード燃費:13.0km/L
    サスペンション前後:ダブルウイッシュボーン
    ブレーキ前/後:Vディスク/ディスク
    タイヤ前後:185/60R14

ユーノス時代の不満を上手に解消している
2代目ロードスターは初代の延長線上にあるモデル。それはシャシーやエンジンなど基本メカニズムに関して、先代と同じタイプを改良して使っているというハードウェア的な側面もあるが、それ以前に開発テーマとして「先代の感覚を継承する」ことが重視されているからである。
車体が大型化されているのは、急速に厳しくなった衝突安全性への対応、とくに北米における安全基準のため。安全性能は初代に比べて大幅に引き上げられた。
また、初代で不満のあった部分が進化しているのも2代目の注目すべき部分。たとえば劣化や破損を防ぐためデリケートに扱わないといけなかったビニール製のリヤウインドウはガラス製となり、扱いやすさと後方視界が大きく向上。車体剛性の向上などによって、走りもしっかり感が増している。今なら中古車をリーズナブルに購入可能だ。

クラシカルなデザインがいまでも魅力の前期型

クラシカルなデザインがいまでも魅力の前期型

前期型

前期型はフロントバンパー形状の違いなどから初代のイメージがより強いデザイン。ヘッドライトも後期型とは異なり、レンズ内部のデザインの違いからどことなくやわらかい雰囲気となる。

ロードスター(2代目)性能チャート

ロードスター(2代目)性能チャート

趣味性は高いが実用性は低い
乗り手の環境を選ぶボディ形状とパッケージングだけに趣味性の高さは最高ランク。走行性能は3代目に比べると控えめながら、初代よりは水準が引き上げられている。後席のない2シーターなので実用性は低いが、そもそも車体が軽量なのでじつは燃費もそう悪くない。

エンジンバリエーション

1597cc 直列4気筒DOHC(B6-ZE)
最高出力125ps/最大トルク14.5kg m(MT:98年~05年)
最高出力125ps/最大トルク14.5kg m(AT:98年~02年)
最高出力120ps/最大トルク14.2kg m(AT:02年~05年)

1839cc 直列4気筒DOHC(BP-ZE)
最高出力145ps/最大トルク16.6kg m(MT/AT:98年~00年)

1839cc 直列4気筒DOHC(BP-VE)
最高出力160ps/最大トルク17.3kg m(MT:00年~05年)
最高出力160ps/最大トルク17.3kg m(AT:00年~02年)
最高出力154ps/最大トルク17.0kg m(AT:02年~05年)

1839cc 直列4気筒DOHC ターボ(BP-ZET)
最高出力172ps/最大トルク21.3kg m(MT:03年~05年)

ボディタイプ
2ドア
乗車定員
2名

INTERIOR インテリア 後期型

INTERIOR インテリア 後期型

ある意味個性的でクラシカルな雰囲気
現在の視点で見るとインパネはクラシックな雰囲気が色濃く、ロードスターの持つアナログ感覚とはマッチングがいいと感じる人も多いことだろう。写真のレッドなど鮮やかな内装色のグレードも設定する。

LINE UP ラインアップ

icon ロードスター ターボ

ロードスター ターボ

中古車参考価格帯:80万円~200万円 (03年~05年 ※ターボのみ)

数は少ないがスペシャルなモデルも
最高出力172馬力とハイパワーなターボ付きエンジン搭載モデルやルーフを固定化した「クーペ」などスペシャルなモデルも発売された。いずれも2代目の最終段階に少量しか生産されていないので希少な存在だ。

icon ロードスター クーペ

ロードスター クーペ

中古車参考価格帯:170万円~300万円(03年~05年 ※クーペのみ)

開閉式のルーフをやめてルーフ固定式としたクーペ。後に3代目で登場するRHTへ繋がる存在である。

MARKET DATA マーケットデータ

3代目の半分の予算でねらえるのが魅力
物件数は3代目とほぼ同程度存在するが、相場はおよそ半分。50万円~100万円の予算で大半の物件がねらえる。ターボやRS系は若干相場が高いものの、車両コンディションで価格は大きく異なっているようだ。

グレード×年式別相場(2代目)

1998年1999年2000年2001年2002年2003年2004年2005年
160036万円34万円40万円43万円63万円84万円78万円87万円
1800 S34万円50万円45万円45万円25万円102万円
1800 VS43万円59万円51万円45万円70万円89万円89万円
1800 RS/RS-ii47万円41万円79万円83万円72万円100万円69万円77万円

走行距離×年式別相場(2代目)

1998年1999年2000年2001年2002年2003年2004年2005年
8万km未満43万円52万円70万円77万円80万円95万円119万円94万円
8万km~10万km43万円40万円41万円62万円64万円55万円89万円70万円
10万km以上37万円34万円36万円37万円45万円46万円65万円57万円

1st(NA/生産期間:1989年~1998年)

1st

中古車参考価格帯:40万円~130万円 (89年~98年 ※全グレード)

世界的にも絶滅しかかっていた小型オープンカー市場に向けて一石を投じたチャレンジングなモデル。発売されるや否や世界的に大ヒットした。中古車価格は底値だが、物件数は意外と多い。

IMPRESSION インプレッション

ユーザー口コミレビュー

加速時の気持ちよい排気音やマニュアルシフトのフィーリングが素晴らしい。オープン時の巻き込みや風切り音もさほど気になりません。足元の狭さ、収納関係の不足などネガはあるものの満足度は高いです。
総合評価:3.8/5.0(4代目/ND)
ドライバー歴29年/グレード:RS

マニュアル車を駆る楽しさを満喫できる最高のオモチャ。オープンカーとしての爽快感はひとしおです。気になるところは、後方視界が悪く駐車がしにくいのと、ハイオクなうえ燃費があまりよくないことです。
総合評価:4.3/5.0(3代目/NC)
ドライバー歴20年/グレード:RS

S2000と比べると価格面で気軽に買えるのが魅力。パワーはないですが、軽いので運転は楽しいです。とくにオープン時は気持ちのよい走りが味わえます。ただしパワー不足を感じることがあります。
総合評価:3.8/5.0(2代目/NB)
ドライバー歴33年/グレード:1600(標準車)

※口コミレビューは、Goo-netに投稿されたものを一部抜粋・改変して記載しています。総合評価は5点満点。

工藤貴宏氏

自動車ジャーナリスト工藤貴宏の○と×

GOOD

気負わず楽しめる走り所有すると幸せになる
歴代すべてのモデルに共通する何よりの素晴らしさは、所有すると幸せになれることである。2人乗りで実用性が低いので購入のハードルは高いが、それを乗り越えると幸せが待っているのだ。屋根がないだけでクルマがとても楽しくなる、そしてゆっくり走るだけでも運転が楽しい。そんな快感をぜひ多くの人に味わって欲しい。

BAD

実用性の低さからユーザーが限られる
クルマとしては素晴らしいが、残念なのは購入できる人が限られてしまうこと。2シーターだから実用性は低くトランクだって広くない。一家に一台所有の家族にとっては厳しいだろう。はじめての人はオープンカーを敬遠するかもしれない。とはいえそのハードルさえ乗り越えれば間違いなく楽しいカーライフが待っている。

※すべての価格は参考価格です
※中古車参考価格はすべてGoo-net2016年3月調べ。

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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