トヨタハリアーとスバルアウトバックの燃費や乗り心地等を徹底比較してみた

まずは2車種の車体のサイズについて比較してみたいと思います。

■トヨタ ハリアー（HARRIER）グランド
全長×全幅×全高
4720×1835×1690mm

■スバル アウトバック（OUTBACK）ベースグレード
全長×全幅×全高
4815×1840×1605mm

アウトバックの方が全長95mm、全幅5mm上回りますが、
全高はハリアーが85mm上回っています。

両車ともに上級SUVらしくボリューム感のある車格に相応しい堂々とした佇まいをみせます。

■トヨタ ハリアー（HARRIER）グランド
（前）225/65R17
（後）225/65R17

■スバル アウトバック（OUTBACK）ベースグレード
（前）225/65R17
（後）225/65R17

ともに17インチ径のまったく同じサイズのタイヤを標準装備しています。

両車は駆動方式が異なりますが空気量の多い、サイドウォールに高さのあるタイヤを装備しており、
乗り心地と運動性能のバランスを考慮したパッケージと言えるでしょう。

アウトバックはアルミホイールが標準で装備されます。

■トヨタ ハリアー（HARRIER）グランド
5名

■スバル アウトバック（OUTBACK）ベースグレード
5名

乗車定員は両車ともに5名です。

■トヨタ ハリアー（HARRIER）グランド
JC08モード燃費：16.0km/リットル
排気量：1986cc
最高出力：151ps(111kW)/6100rpm
最大トルク：19.7kg・m(193N・m)/3800rpm
使用燃料：無鉛レギュラーガソリン
車両重量:1560kg

■スバル アウトバック（OUTBACK）ベースグレード
JC08モード燃費：14.6km/リットル
排気量：2498cc
最高出力：175ps(129kW)/5800rpm
最大トルク：24.0kg・m(235N・m)/4000rpm
使用燃料：無鉛レギュラーガソリン
車両重量:1570kg

ハリアーは2.0L 直列4気筒自然吸気エンジンを搭載するFF駆動、
アウトバックは2.5L 水平対向4気筒自然吸気エンジンを搭載する4WD駆動です。

燃費はハリアーの方が、1.4km/リットル優れた数値です。
これはハリアーの方が、512cc排気量が小さなことと、
駆動方式の違いなどが起因していると言えるでしょう。

両車とも懐に優しいレギュラーガソリン仕様です。
自動車税はハリアーが年間39,500円、アウトバックは年間45,000円です。

※自動車税は2016年11月時点で参照したものとなります。

■トヨタ ハリアー（HARRIER）グランド
室内長×室内幅×室内高
1965×1480×1220mm

■スバル アウトバック（OUTBACK）ベースグレード
室内長×室内幅×室内高
2030×1545×1240mm

室内サイズはアウトバックの方が室内長65mm、室内幅65mm、室内高20mm上回っています。

アウトバックはボディの長さと低床化により、
足元とヘッドクリアランスに余裕があるゆったりとした居住性を誇ります。

ともにフラットで広いカーゴスペースと分割可倒式シートを備え、
長尺ものや大きな荷物を積む際の利便性と実用性に優れます。

■トヨタ ハリアー（HARRIER）グランド
2,797,714円

■スバル アウトバック（OUTBACK）ベースグレード
3,186,000円

※2004年4月以降の発売車種につきましては、
車両本体価格と消費税相当額（地方消費税額を含む）を含んだ総額表示（内税）となります。

アウトバックの方が85mmホイールベースは長いながら、
駆動方式と低重心ボディなどの違いから、安定感のある重厚な乗り味を実現しています。

■トヨタ ハリアー（HARRIER）グランド
シンプルながら肌触りの良いファブリックシートは、
厚みのある立体的な形状でホールド性が高く疲れを感じにくい、優れた掛け心地です。

少し硬めながら、路面や走行シーンに合わせてサスペンションの働きを変化させる、
ショックアブソーバーを採用することにより、揺れの少ない快適な乗り心地を実現しています。

■スバル アウトバック（OUTBACK）ベースグレード
上質なワゴンとSUVのクロスオーバー的なパッケージングが特徴です。

前席は掛け心地の良いファブリック製パワーシートを備え、
低重心でトルクフルな2.5L水平対向エンジンと高い走行安定性を誇る4WDシステムにより、
ダンピングの効いたロールの少ない、質感の高いしなやかな乗り心地を提供します。

スバルの伝統的なシンメトリカル4WDシステムにより、市街地から高速走行、
乾いた路面から雨天の滑りやすい路面まで、シーンを選ばない安定感の高い走破性能を誇ります。

最小回転半径は、ハリアーが5.3m、アウトバックが5.5mと、
ハリアーの方がより小回りがきくことがわかります。

これはハリアーのホイールベース長が85mm短いことなど、
ボディサイズの差が主な要因と言えるでしょう。

両車はともにSUVタイプですが、駆動方式や開発コンセプトにも大きな違いがあります。

■トヨタ ハリアー（HARRIER）グランド
元祖プレミアムラグジュアリーSUVとして熟成を重ねてきた3代目のモデルです。

排気量は2.0Lとダウンサイジングされましたが、
新世代エンジンのパワフルな出力特性ときめ細かな制御を行うSuper CVT-iにより、
スムーズで力強い走りを実現しています。

室内はシンプルなデザインながら、質感の高さと豊かさを追求したクオリティの高さが特徴です。
フィット感に優れた座り心地の良いシートと、可変ショックアブソーバーを備えた足周りにより、
揺れの少ないフラットな乗り心地を提供しています。

シンプルながらもクオリティの高さを追求したスポーティなパッケージデザインにより、
若々しい生活スタイルを求める大人の方々へおすすめです。

■スバル アウトバック（OUTBACK）ベースグレード
スバルのフラッグシップSUVながら、上質なワゴンと高次元の走りを目指した、
SUVのクロスオーバー的なコンセプトデザインです。

高剛性シャシーとボディ、熟成されたボクサーエンジンにより、
スポーティでしなやかな乗り心地が特徴です。

低重心ボディと低床フロアによるゆったりとした室内、走行シーンを選ばない4WDシステムは、
抜群の直進安定性と質感の高い快適な移動空間を提供します。

スバル独自の運転支援システム「アイサイト」を装備し、
先進のテクノロジーと落ち着きのある質の高いパッケージは、
快適さと安全性のバランスを求める行動的な方々におすすめです。

※参考URL
トヨタ ハリアー（HARRIER）グランド:
http://www.goo-net.com/catalog/TOYOTA/HARRIER/10097692/index.html

スバル アウトバック（OUTBACK）ベースグレード:
http://www.goo-net.com/catalog/SUBARU/OUTBACK/10099515/index.html