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更新日:2023.11.01 / 掲載日:2023.10.31

《国産EV&PHEV大図鑑-4》ホンダ/ホンダe

《ブランド別》国産EV&PHEV大図鑑全紹介

充電してモーターで走ることを基本とするプラグインハイブリッド車(PHEV)や電気自動車(EV)は、今や軽自動車のサクラ/eKクロスEVから新型センチュリーまで多様なモデルが揃う。注目ジャンルの国産PHEVとEV(商用車を除く)を一挙に紹介しよう!

●文:川島茂夫

★走行距離はWLTCモードの値。充電規格/V2Hへの適合にはオプションの充電ケーブル等の使用を含む。

HONDA

 ホンダは主力HEVシステムをシリーズ/パラレル切替式のe:HEVに統一する方向を打ち出すなど、構造的にはBEVに近づいている。ただしPHEVはラインナップせず、BEVも1モデルのみ。HEVの4WDでは電動タイプが標準化しつつあるが、ホンダはHEVの4WDに機械式を採用するなど、電動化推進には慎重な印象を受ける。今はe:HEVに注力といった感じだ。

この記事の目次

ホンダ e

●発表年月(最新改良):’20年8月(未実施)
●価格:495万円

【EV】一充電走行距離:259㎞
【充電規格】普通(~200V)/急速(チャデモ)
【V2H】○

電動化+ホンダイズムを体現。後輪駆動でスポーティに走る
 BEVの現状に対するホンダの提案と解釈するのが妥当だろう。3.9m弱の全長でオーソドックスな2BOXフォルム。シビックを近未来的デザインで仕立て直したような外観だ。興味深いのは駆動方式で、後輪駆動レイアウトを採用している。満充電航続距離は259㎞。だからといってコミューター用途向けの実用車という印象も薄い。後輪駆動を活かしたスポーティな走りと電動のコンビでBEV時代に至ってもホンダイズムは健在と主張しているようなモデルである。

既存車ベースではなく専用車体を開発。後輪駆動により前輪舵角が拡大し、小回り性能も向上。
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内外出版/月刊自家用車

ライタープロフィール

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オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。

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オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。

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