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更新日:2018.11.20 / 掲載日:2008.09.12
三菱 パジェロミニ 新車紹介
三菱 パジェロミニ 新車紹介
紹介
【マイナーチェンジ】
発表/2008年9月3日
文●諸星陽一 写真●森山良雄
■内外装のリフレッシュとともに燃費向上を実現
パジェロミニは平成10年にフルモデルチェンジされ、現行の2代目モデルとなった。今回のマイナーチェンジは、現行モデルとなってからは2回目にあたる。発売後10年が経過したということもあり、内外装を大幅に変更し、商品力を向上させるのが目的だが、同時に燃費向上策などもはかられている。
■ドライビング/ユーティリティ
従来、パジェロミニは自然吸気とターボの2種のエンジンを用意。2WDは自然吸気エンジンのみ、4WDはターボ&自然吸気の両エンジンというラインアップだった。が、今回のマイナーチェンジで4WDはターボのみに変更された。これは自然吸気4WDにパワー不足を訴えるユーザーが多かったため、ラインアップを整理したのだろう。
エクステリアではフロントまわりを一新し、パジェロとの共通性をアップ。リヤでは上下2分割となっていたコンビランプを一体型としている。一方、インテリアではインパネデザインを一新。シルバーリングを採用した視認性の高い大型3連メーターが装着される。シートは生地をさらっとした手触りのメッシュタイプに変更。内装の基調色はブラウンカラーとなり、落ち着いた雰囲気となっている。
機能面で大きく変わったのは燃費向上策。その方法はATの減速時ロックアップ、点火進角の最適化。そしてオルタネーターの充電制御。こうした細かい部分でのセッティングを変更することで、10・15モード燃費で4WDのAT車が0.6km/L、2WDのAT車と4WDのMT車が0.2km/Lの向上を果たしている。
■インテリア/エクステリア写真[1]
トップセンターのトレイを廃止、ステアリングデザインもT字型でたっぷりとしたパッドを持つモダンなデザインに変更された。
従来は単純制御だったオルタネーターの充電方式を、ハイ/ロー2段階の充電方式に改めている。
従来とは異なる配色の2トーンカラーを用いることによって、落ち着き感を向上しているインテリア。
■インテリア/エクステリア写真[2]
リヤシートはホールディングのしやすさも考慮されるため、クッション、シートバックともにフラットな形状となる。
ラゲッジルームは従来どおりの5対5分割のシングルアクション。フラットに拡大でき、使い勝手がいい。
スペアタイヤカバーはセンター配置に変更。ハイマウントストップランプは、室内配置として降雪時などの被視認性をアップした。
パジェロミニ・エクシード(4AT)主要諸元
全長×全幅×全高 | 3395×1475×1665mm |
---|---|
ホイールベース | 2280mm |
トレッド前/後 | 1270mm |
車両重量 | 990kg |
エンジン | 直4SOHCターボ |
総排気量 | 659cc |
最高出力 | 64ps/6000rpm |
最大トルク | 9.0kgm/4000rpm |
10・15モード燃費 | 15.0km/L |
サスペンション前 | ストラット |
サスペンション後 | 5リンク |
ブレーキ前/後 | Vディスク/L&Tドラム |
タイヤ前後 | 175/80R15 |
全国メーカー希望小売り価格
XR 2WD | 123万4800円 |
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ナビエディションXR 2WD | 139万6500円 |
ZR 4WD | 139万2300円(132万9300円) |
VR 4WD | 149万7300円(143万4300円) |
エクシード 4WD | 159万6000円 |
ナビエディションVR 4WD | 165万9000円 |
※価格は全国メーカー希望小売り価格。()内は5MTの価格。