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更新日:2018.11.26 / 掲載日:2014.11.30
【日産】商用車タイプ電気自動車「e-NV200」の出荷式
ユニット・コンパス/Goo-net編集部
日産が商用車としてはじめて生産、販売する電気自動車「e-NV200」が、生産工場のバルセロナ工場から神奈川の追浜工場へ到着。追浜工場で出荷式が行われた。e-NV200を初期購入した企業や自治体からの来賓や関係者が多数参列した出荷式では、今後のビジネスシーンで活躍することへの期待を込めながらe-NV200を導入した経緯が紹介された。
国内販売を担当する片桐隆夫副社長は「このクルマが今後日本中を走り回り、お客さまに新しい価値を提供し、お客さまの満足に貢献するとともに、日産が掲げているゼロ・エミッションモビリティの実現に寄与することを強く期待している」と挨拶。
e-NV200は、多目的商用バン「NV200バネット」をベースにe-パワートレインを組み合わせた日産初の商用電気自動車で、商用バンの室内の広さや多用途性と、EV特有の加速性、静粛性を兼ね備えたモデル。日産の電気自動車としては、世界で最も多く販売されている「リーフ」に続いて市場に投入された量産型の電気自動車となる。
フロントシートと後席の2か所に走行用バッテリーから合計で最大1500wの電力を取り出すことができるパワープラグ(100Vコンセント)を儲け、外出先でのパソコンやスマートフォンなどへの充電、屋外イベント開催時の電源確保にも対応するほか、災害時には緊急用の電源として活用することも可能。
ルートバン/2人乗り/5人乗りの商用バンのほか、5人乗り/7人乗りのワゴンタイプも設定することで乗用ユースにも対応する。価格帯は388万440円~478万6560円。