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更新日:2018.11.06 / 掲載日:2018.04.25
マイバッハ、新型SUV「ビジョン・アルティメット・ラグジュアリー」を北京で公開
北京モーターショーで公開された新型SUVモデル「ビジョン・アルティメット・ラグジュアリー」
メルセデス・マイバッハは4月24日、新型SUVモデル「ビジョン・アルティメット・ラグジュアリー」を北京モーターショーで公開した。
ビジョン・アルティメット・ラグジュアリーは、メルセデス・ベンツの高級車ブランドを手掛けるマイバッハが世に送り出した新型SUVモデル。メルセデス・ベンツのSUVモデル「GLS」をベースにした「究極のラグジュアリーブランド」となっている。EVモデルとなっている点も、次世代を担う高級モデルであることがうかがえる。同じ最高級SUVカテゴリーに属するベントレーの「ベンテイガ」などがライバルモデルとなりそうだ。
メルセデス・ベンツのSUVモデル「GLS」をベースにした「究極のラグジュアリーブランド」となっている
インテリアは、ファインレザーとウッドをローズゴールドの配色で仕上げて、最上級モデルにふさわしい高級感を演出。バッテリーは、フラットなフロアの下に搭載される。
バッテリーは、フラットなフロアの下に搭載される
パワーユニットは、エレクトリック・パワートレインを採用。各車輪に1基の電気モーターを配置し、完全可変式のAWDシステムを搭載する。100kmを走るために必要な充電時間は5分という。システムの最高出力は758ps、最高速度は250km/h、航続可能距離は500kmと公表された。
ボディサイズは、全長5260mm、全幅2110mm、全高1764mm。GLSの現行モデルとの比較では、全長が130mm拡大、全幅が180mm拡大、全高は86mm縮小しており、ワイド&ローのスタイルに仕上げられている。足回りは24インチ・ホイールを装着する。
システムの最高出力は758ps、最高速度は250km/h、航続可能距離は500kmと公表された
今回北京モーターショーに出展されたのはプロトタイプのようだが、ビジョン・アルティメット・ラグジュアリーの市販仕様モデルは、2019年に発表される見込みという。実際に市販化となれば、GLSの次期モデルがベースになる可能性も考えられるだろう。
メルセデスのデザインチーフであるゴードン・ワグナーは、「車高の高いSUVに伝統的なサルーンのシルエットを与え、乗員4名のための豪華なシートを、西洋と東洋の装飾で包んだ」とコメントしている。