シトロエン、新型コンパクトSUV「C3 エアクロス SUV」を発売

エクステリアは、グリルの両側に超薄型のデイタイムランニングライト、その下にヘッドライト配した、最近のシトロエンのフロントデザインを採用したモダンなスタイルで、ヘッドライトユニットベゼル、ドアミラー、ルーフレールなどにアクセントカラー（カラーパック・「フィール」は受注生産）を施すとともに、フロント下部にアルミのアンダーガード、サイドのフェンダーアーチ、サイドシルカバー、リヤバンパーにグレーのプロテクターを装着することで、SUVらしい力強さも表現している。

インテリアは、手触りのいいファブリックをインパネのダッシュボード、ドアトリム、シートに配し、家のリビングのようなリラックスできる室内空間で、ステアリングホイール、エアコン吹き出し口、シートにはエクステリアのカラーパックと同様にアクセントカラーを施している。ダッシュボード＆ドアトリムカラーは、「フィール」がグレー、「シャイン」が明るいメトロポリタングレーで、シートは「フィール」がブラック＆グレー、「シャイン」が明るいメトロポリタングレーとなっている。

パワートレーンは、低回転域から豊かなトルクを発揮する1.2Lピュアテック直3DOHCターボエンジン（最高出力110PS、最大トルク205N・m）に、電子制御6速オートマチックトランスミッション（EAT6）を組み合わせる。

路面状況に合わせて、トラクションコントロールの最適化、パワートレーン、ブレーキを統合制御して悪路の走破性を高めることができる、ノーマル、スノー、マッド、サンド、オフ（ESCをオフにする）の5つのモードを備えた「グリップコントロール」と、滑りやすい5％以上の勾配の下り坂走行（速度30km/h以下）をアシストしてくれる「ヒルディセントコントロール」の機能を、「シャイン」に「シャイン パッケージオプション」として用意している。

リヤシートは、6:4分割可倒式で、「シャイン」は前後スライド、リクライニング、センターアームレスト（中央席）の機能を搭載し、ラゲッジスペースは前方に最大までスライドすると520L、リヤシートを倒した場合は最大1289Lで、クラス最大級となっている。さらに、「シャイン」には、荷物に応じてラゲッジ容量が変えられる2段階の高さ（約12cm）調整を備えた「ラゲッジフロアボード」、セミロングボードなど約2.4mくらいの長い荷物を収納することできる「前方可倒式助手席シートバック」も標準装備している。

クルマや歩行者などを検知し、衝突回避および被害軽減をサポートする「アクティブセーフティブレーキ」、速度の標識をメーター内に表示してくれる「スピードリミットインフォメーション＆リコメンデーション」、対向車や前方車を検知し、ハイ／ロービームを自動で切り替えてくれる「インテリジェントハイビーム」、左右斜め後方の死角にいるクルマを知らせてくれる「ブラインドスポットモニター」、坂道発進する際に車両が後退するのを一時的に抑える「ヒルスタートアシスタンス」など、最新の安全運転支援システムを採用している。

「シャイン」には、光溢れる開放的な空間を実現させる「パノラミックサンルーフ」を「シャイン パッケージオプション」として用意し、Qi規格対応のスマホなどを無線充電できる「スマートフォンワイヤレスチャージャー」を備えている。また、エンターテインメント装備として、FM／AMラジオ、USB、Bluetoothの機能のほか、Apple CarPlay、Android Autoにも対応する「7インチタッチスクリーン」を全車標準装備している。

※はメーカーオプション、価格は4万8600円。

ヘッドライトユニットベゼル、ドアミラー、ルーフレール、リヤクオーターパネルステッカーにアクセントカラー

シャイン
●全長×全幅×全高（mm）：4160×1765×1630●ホイールベース（mm）：2605●車両重量（kg）：1290●駆動方式：FF●パワートレーン：1199ccピュアテック直3DOHCターボエンジン（110PS／205N・m）●トランスミッション：電子制御6速オートマチックトランスミッション（EAT6）●WLTCモード燃費 （km/L）：14.7●燃料タンク容量（L）：45[プレミアム]●最小回転半径（m）:5.5●ハンドル位置：右