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更新日:2021.05.19 / 掲載日:2021.05.19
新型フォード・ブロンコが『iFデザイン賞』を受賞「ライフスタイルSUVを再定義」と評価
フォードは5月17日、世界的な権威あるデザイン賞「iFデザイン賞」に、同社の新型SUV ブロンコが選出され、iFデザイン金賞を受賞したと発表した。
ドイツを拠点とするiF国際フォーラムデザイン社は、約10,000点の応募作品の中から、ブランド力を向上し、新たな顧客を惹きつけるとして、様々な分野や業界のデザインのトップ75にブロンコを選出した。
1953年以来、毎年優れたデザインの製品を表彰している同デザイングループは、新型ブロンコに対して「アイコニックな先代モデルのスリルを2020年代に持ち込んだ」「実用的でエモーショナルなデザイン」と評価し、名誉あるiFデザイン金賞 2021を授与した。
ブロンコのチーフデザイナーであるポール・レイスは、「ハイデザインの世界が野生に出会い、我々の努力が認められたことは素晴らしいこと。我々のチームが愛した革新的なものが、ブロンコのお客様にも愛されるものであることに興奮している」と述べた。
また、そのデザインについて次のように語った。「多くの製品は、デザイン的には比較的シンプルなものだが、自動車はそうではない。ブロンコでは、モジュール性や後ろに収納するドアの巧妙さから、アイコンを復活させるという大きな概念まで、様々なことが検討された」
今回の受賞は、レイスとブロンコのデザインチームにとって、1966年から77年までの初代ブロンコのシンプルなデザインを維持しながら、モダンなオフロードSUVを創造するという彼らの努力が認められたものといえるだろう。iFデザインの審査員は、シングルピースのグリル、ブロンコの名前が入ったバーで二分された丸いヘッドランプ、フロントフェンダーのトレイルサイト、余計なスタイリングやディテールを排除した表面表現などのビジュアルキューに注目していたようだ。
1月の予約開始以来、アメリカとカナダで12万5,000台以上の注文を受けている新型フォード・ブロンコは、今年の夏から販売店に導入される予定だ。