ミツオカ　1998年以来の年間累計受注台数1000台突破

　ミツオカは11月25日、2021年度（2021年1～12月期）の国内累計受注台数が、11月時点で1,000台を突破したと発表した。同社によると、登録車での国内年間受注台数が1,000台を超えたのは1998年以来だという。

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受注全体の6割強を新型SUV「バディ」が占める

　ミツオカでは現在、基幹モデルの「ビュート」を筆頭に、「リューギ」「ヒミコ」「バディ」など6車種を販売。2006年から2017年までの12年間の平均年間受注台数である約400台に対し、本年の受注台数はその約2.6倍に上るという。そのうち、2020年11月に発表した新型SUV「バディ」は、受注全体の6割強を独占。ブランド初のSUVというトピックに加え、7～80年代のアメリカンスタイルを思わせるビジュアルが話題を呼んだ。ミツオカでは当初、同モデルの年間生産計画台数を150台としていたが、今年の正式販売開始を待たずして計画台数を2倍の300台に増やし、生産体制を整備。それでも2年におよび納期長期化の現状があり、ミツオカではさらなる増産計画の準備を進めているとしている。

ミツオカ人気の引き金となった「ロックスター」　中古車情報の配信サービスも開始

　現在のミツオカ人気の基礎づくりに貢献したのが、2018年11月に発表・発売された創業50周年記念モデルの「ロックスター」。7～80年代のアメリカンスタイルというコンセプトではバディとの共通性を持つ同モデルは、200台の限定生産モデルとして発売され、受注開始後約4か月で完売に至った。2019年から出荷をスタート、今月に最終号車の出荷が完了するいっぽう、ミツオカには現在も購入希望者の問い合わせが多く寄せられているという。その反響を受け、ミツオカではこのほどロックスター購入希望者を対象に、同モデルの中古車情報配信希望の受付フォームを開設。ブランドに根付いた人気を示すトピックスとなっている。

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