新車値引き情報
更新日:2022.04.26 / 掲載日:2022.04.26

読者の値引き実例 私もX氏

その1 カローラクロスから41.7万円引き!

TOYOTA カローラクロス
ハイブリッドZ(4WD)
トータル値引き 41.7万円
値引き率 11.0%
From兵庫県

先輩からの紹介で大成功!
40万円/10%を超えた!!


 雪道でスリップ事故を起こしてしまい、急遽、買い替えることに。狙いはカローラクロス。
 勤務地にあるトヨタA店と、自宅近くのトヨタB店から見積もりを取って交渉を進めたところ、A店が「頑張って支払い総額350万円にします」とのことです。
 とても熱心なセールスさんなので購入を決めようと思っていたら、会社の先輩が「最近、トヨタC店からカローラクロスを購入した。セールスさんを紹介するよ」と、言ってくれました。
 そこで、トヨタC店を訪問。当初、提示してきた支払い総額は358万円でしたが、A店の条件を伝えると「同額にします」とのこと。見積もりにはA店には計上されていなかった点検パック(2万800円)とエンジンオイルなどが含まれていたので、同額といってもこちらのほうがお得。さらに、C店は自宅に近く、アフターサービスの面でも有利なので契約しました。最終的な条件は車両本体とメーカーオプション21万5600円から38万6522円引き、付属品(38万2252円)から3万円引きとなっていました。

値引き採点 5
トヨタ2店を競合させて値引き交渉が煮詰まったところで、先輩の紹介を使ったのが勝因です。カローラクロスから値引き合計40万円超/値引き率10%超なら文句なしのウルトラCクラスです。


その2 シエンタから25.6万円引き!

TOYOTA シエンタ
ファンベースG
トータル値引き 25.6万円
値引き率 10.2%
From京都府

財務大臣の要求は120万円!
値引き+高取りの合わせ技で実現!!


 候補はシエンタとフリード。
 ホンダのセールスさんは「シエンタと競合して負けたことがない」と強気。15万円引きを提示して「今日決めてくれるなら上司に掛け合う」と言ってきたが態度を保留。
 どちらにするか、迷ったが、支援機能が充実しているシエンタに決定。トヨタとの2回目の商談で「妻は中古車で充分と言っている。私は新車にしたいが、財務大臣の妻に先日の見積書を見せたら『少なくとも追金が120万円を切らないとダメ』と言われた」と迫る。すると、最終的に車両本体から13万6770円引き、付属品(31万5020円)から11万9000円引き(オプションクーポン7万円を含む)、下取り額を5万円上乗せの133万円として支払い総額は約118万円。こちらの希望通り120万円を切ったので契約した。

値引き採点 4
奥様の存在を上手に使ったトーク術が光っています。シエンタから合計25万円引き/値引き率10%なら特上クラスですが、経営の違うトヨタ同士の争いに持ち込めば、さらに上乗せが取れたかも。


その3 ステップワゴンから15.7万円引き!

HONDA ステップワゴン
エアー(1.5ℓ・7人・4WD)
トータル値引き 15.7万円
値引き率 4.3%
From北海道

発売前の新型を急襲!
ホンダ同士が一騎打ち!!


 ヴォクシーも検討したが、予算オーバーで断念。
 新型ステップワゴンが先行予約を開始。家族がお世話になっているホンダA店を軸に経営の異なるB店とC店との競合に持ち込む。3店とも主任/係長クラスが対応してくれたが、B店は値引きが渋く営業マンとの相性も悪かったため候補から外した。これでA店とC店の一騎打ちに。
 C店が提示してきた支払い総額は318万円。これを武器にA店を攻めると、315万円に到達。営業さんは「これ以上は厳しい」と言ったが「今月中に決めるから、上乗せを!」と迫る。すると310万円になったので契約。
 注文書には車両本体値引き10万円、付属品(34万810円)値引き5万6750円、下取り約60万円となっていた。なお、2月末の契約で納車は7月の予定。

値引き採点 4
新型ステップワゴンはガードが堅く、付属品の値引きを含めて10万円程度で購入を決めているケースが目立ちます。先行予約段階で合計約16万円引きなら合格です。高取り分を含めて採点は4としました。


その4 フリードから38.6万円引き!

HONDA フリード
ハイブリッドクロスターホンダセンシング(6人・4WD)
トータル値引き 38.6万円
値引き率 11.7%
From北海道

馴染みでも手は抜きません!
奥様のひと言に拍手喝采


 還暦を機に買い替えを決意。狙いはフリード・クロスター。下取り車は8年落ちのN-BOX(買い取り専門店の査定は50万円)。交渉相手は馴染みのセールスさんのみ。
 値引きはいきなり30万円。ただし下取り額は40万円。
 一週間後、電話で「今注文しても納期は3か月後になります」と知らせてきた。
 翌日、妻を連れて最終交渉。買い取り額を伝えると、下取りは50万円にアップ。値引きも36万円となった。
「これが限界です!」
 いよいよ妻の出番。
「もう少しなんとかなりませんか?」
「う~ん……わかりました」
 最終的に車両本体から24万3780円引き、付属品(22万6820円)から14万2250円引きで、値引きの合計は38万6030円、下取りは51万円となった。

値引き採点 5
親しく付き合っているセールスマンが相手だと交渉がおざなりになりがちですが、じっくり構えてしっかり攻めています。満を持した奥様の一言も大いに有効でした。値引き+高取りで採点は5としました。


その5 ハリアーから56.3万円引き!

TOYOTA ハリアー
Zレザーパッケージ
トータル値引き 56.3万円
値引き率 11.5%
From大阪府

予算を大きく下回りました
担当セールスさんに大感謝


 レヴォーグが本命だったが、値引きが激渋だったため一気にテンションが下がる。代わりにハリアーが急上昇。
 トヨタA店は初回の商談で10%引き(約42万円)を提示し、「まだ頑張ります!」とのこと。この時点で支払い総額は460万円だった。
 別の日、トヨタB店とも商談したが、A店の支払い条件には遠く及ばない。
 翌週トヨタA店へ。支払い総額は450万円にダウン。
X「寒冷地仕様とドリンクホルダーを追加します。いくらになりますか?」
「そのままの金額でかまいません。決めてください!」
 最終的な値引き条件は車両本体47万8420円、付属品(52万1440円)8万5000円で、合計56万3420円引き。当初3万円だった下取り車には13万5180円の値が付いていた。

値引き採点 5
ハリアーはこのところ大幅な値引きを出していますが、50万円超なら大成功です。下取り車は13年落ちのMPVなので、いかに中古車価格が高騰しているとはいえ13万5000円は破格の高取りといえます。


その6 ヤリスクロスから31.3万円引き!

TOYOTA ヤリスクロス
ハイブリッドG(4WD)
トータル値引き 31.3万円
値引き率 11.3%
From北海道

助っ人A氏が大活躍!
その正体はX氏でした(笑)


 トヨタA店に出向いたところ、ヤリスクロスの納期は10か月以上! 値引きも10万円くらいでした。
 商談に付き合ってくれた母の知人のAさんが「ほかの店にも行こう」と言ったのでトヨタB店へ。すると「会社で押さえている生産枠が1台あります。これなら夏には納車できます」。提示してきた値引きは28万8000円! 
A「仮押さえできますか?」
「15時までOKです」
 いったん帰宅。昼食をとりながら作戦会議。Aさんはまだ上乗せを狙うとのこと。
 トヨタB店へ。Aさんがトヨタ同士の競合を伝えて迫った結果、車両本体値引き30万2878円、付属品(5万2690円)値引き1万538円となりました。あとで聞いたところ、Aさんは「月刊自家用車でX氏になった経験がある」とのことでした。

値引き採点 5
参謀役のAさんがいなければ、ここまで安く買うことはできなかったでしょう。値引きの上乗せだけでなく、当初見積もりにたっぷりと計上されていた付属品を必要最小限に削っているのも見逃せません。


その7 ロードスターから25.1万円引き!

MAZDA ロードスター
RF VSテラコッタセレクション(6MT)
トータル値引き 25.1万円
値引き率 6.3%
From東京都

ホンダよりホンダ車を高取り!
マツダがプラス20万円の大奮発!!


 残りの勤務年数や日頃のクルマの使い方から「スポーツカーを購入したい!」と思うようになってきました。
 近くのマツダでロードスターRF・VSテラコッタを試乗すると、私だけでなく、妻もその魅力に感化され、買い替えに勢いがつきました。
 貴誌の値引き情報や下取り車(2017年式ヴェゼル)の中古車価格を調べてから本格的な商談を開始。2回目の交渉で車両本体から24万1352円引き、付属品(15万3859円)から1万円引き、下取り額181万2850円を提示してきたので契約しました。ちなみに、付き合いのあるホンダが提示してきた下取り額は160万円でした。ロードスターは大幅な値引きが出せないため、下取り額で調整してくれたようです。
 たった2日間の交渉でしたが、結果には満足しています。

値引き採点 4
マツダの販売店には「ロードスターは安売りしたくない」という意識があるようで、強気な売り方を展開してきます。合計25万円引きなら合格と考えていいでしょう。高取りと合わせて採点は4としました。


その8 N-BOXから24.9万円引き!

HONDA N-BOX
Lターボ(4WD)
トータル値引き 24.9万円
値引き率 10.1%
From北海道

キャッシュバック込みで30万円超!
下取り価格は他社より30万円高!!


 6年半乗ったソリオの買い替えを決意。タントは値引き約8万8000円、下取り約79万円で、支払い総額は158万円と思ったより高い。
 続いてホンダへ。セールスさんはベテランで頼りになりそうだ。下取り額はなんと108万円! 支払い総額はタントより34万円も安い124万円!! 決めてしまいたかったが、時間がなかったので引き上げる。
 翌週、再びホンダへ。最後の詰めに入る。付属品の無料サービスやガソリン満タン、車庫証明手続きのサービスを迫った結果、すべてOKとなったので契約した。
 注文書には車両本体値引きの記載がなく、付属品(50万9190円)から24万8750円引きとなっていた。なお、ホンダカードの利用によってキャッシュバック1万2000円も獲得できた。

値引き採点 5
軽といってもスーパーハイト系はコンパクトカーも顔負けの値引きが飛び出しています。ただし値引きの合計が25万円前後になれば特上クラスです。キャッシュバックと高取りを含めて採点は5としました。


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内外出版/月刊自家用車

ライタープロフィール

内外出版/月刊自家用車

オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。

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