輸入車
更新日:2019.10.04 / 掲載日:2019.10.04

メルセデスAMG/ガイド・オブ・ザ・ハイパフォーマンスブランド

文●ユニット・コンパス
※中古車参考価格はすべてグーネット2019年9月調べ。
※写真は一部本国仕様の場合があります。
(掲載されている内容はグーワールド本誌2019年11月号の内容です)


GUIDE of THE HIGH-PERFORMANCE BRAND特集 vol.1/高級、高性能を極めるハイパフォーマンス・ブランドに注目。歴史、ラインアップ、おすすめ中古車まで多角的な内容で紹介します。

存在感に満ちたスタイルから放たれる圧倒的なドライビングパフォーマンス

レースへの情熱から生まれた高性能高級車

 創立者のハンス・ヴェルナー・アウフレヒトの「A」、エンジニアであるエアハルト・メルヒャーの「M」、そして故郷グロース・アスパッハの「G」から由来するAMG。世界でもっとも有名なハイパフォーマンス・ブランドだ。
 元メルセデスのエンジニアだった二人がレース活動のために独立して立ち上げたAMG。レースでの実績が評判を呼び、裕福な顧客たちが自らのメルセデスを持ち込み、チューニングを依頼するようになる。
 そして1980年代、メルセデスはAMGをDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)のワークスチームとして指名。同時に市販車分野についても業務提携を行った。いよいよAMGが公式のチューナーとなったわけだ。そして、初の共同開発となったC36がDTMでの活躍も相まって大ヒットを記録すると、メルセデスとAMGの関係はますます緊密さを増していく。2005年にはレース部門を分離し、100%子会社として正式にメルセデスに合流。以降は新型車をベースにした高性能モデルの開発に邁進していく。
 2006年にはオリジナルの高性能エンジン「M156」を開発。そして、2010年にはまったくの独自モデルとなるSLS AMGの市販化に成功。これによりラインアップにおけるAMGモデルの独自性はさらに高まり、ハイパフォーマンス・ブランドとしての地位を揺るぎないものとした。
 市販モデルを拡大する一方で、レースシーンでも活躍は続く。AMGにとって挑戦し、勝ち続けることこそが、存在の証明なのだ。

HISTORY

ここから伝説が始まった

 1971年のスパ・フランコルシャン24時間耐久レースに初参戦し2位を獲得した「AMG 300SEL 6.8」は、まさにメモリアルな存在。

市販車の改造で頭角を表す

 W124世代のEクラスをベースにカスタマイズを行った「HAMMER」モデルは、その迫力あるルックスと走りでAMGの名を大いに高めた。

メルセデスの一員として

 1990年、それまでのレース事業だけでなく、正式に業務提携しメルセデスグループの一員になる。市販車の高性能モデルを開発していく。

初のAMG独自モデルを市販

 AMGがそのすべてを初めて設計したのがSLS AMG。2010年に登場したこのモデルをきっかけに、AMGはさらにその存在感を増していく。

「One man-One Engine」が代表するモノ作りへのこだわり

 AMGの伝統であり、こだわりとなるのが、「One man-One Engine」主義。独自開発のエンジンを「マイスター」と呼ばれる熟練者が手作業を以って組み立てることで、その証明として、エンジンには作業者のサイン入りプレートが付けられる。レースカーにも共通するこうした手法を取ることが、高性能かつ高耐久のエンジンを生み出すとAMGは主張している。

  • 2L直4ターボエンジンを387馬力にまでチューニングした「45シリーズ」。2019年9月現在では量産車向け4気筒では世界最強。

  • 市販化に向けて開発が進む「ワン」。ブランド初のハイパーカーであり、その名のとおりF1から多くの技術を盛り込んでいる。

メルセデスAMGの現行ラインアップ

35シリーズ
Aクラスなどのコンパクトクラスがベース。性能を引き上げつつも、比較的低価格とすることで、AMGの裾野を広げるべく開発された。

43シリーズ
AMGが「エントリー・パフォーマンス・シリーズ」と位置付けるモデル。内外装の仕立ても控えめで、性能も乗りやすさを重視した設定。

45シリーズ
コンパクトクラスをベースにパフォーマンスを最大限にまで高めたモデル。本国では「A 45」および「CLA 45」が発表されている。

53シリーズ
直6エンジンにISGと電動スーパーチャージャーを組み合わせ、高性能と快適性を両立。EクラスやCLS、GTにラインアップされる。

63シリーズ
AMGが独自開発したV8ツインターボエンジンを搭載するフラッグシップ。セダンやワゴン、SUV、オープンと幅広くモデルを展開。

GT
メルセデスが独自開発したスポーツモデル。2ドアクーペ・オープンの「GT」、4ドア・4シーターの「GT 4ドアクーペ」が存在する。

いまオススメの中古メルセデスAMG

GLA 45 AMG

 デビュー当時はAMG全体のエントリーモデルの役割も与えられたGLA 45 AMG。2L4気筒ターボは381馬力と強力。電子制御のドライブモードもAMG専用でレースモードを備える。
中古車参考価格帯:420万円~550万円(15年~19年 AMGのみ)

C 63 AMG

 CクラスをベースにAMGが独自開発した6.2LV8エンジンを搭載したスポーツセダン。コンパクトな車体に457馬力、61.2kgmという組み合わせは、セダンを超えた運動性能をもたらす。
中古車参考価格帯:190万円~500万円(07年~14年 AMGのみ)

E 63 AMG

 ミディアムクラスのセダンをベースにした高性能バージョンは、AMGにとってまさにお家芸。あふれんばかりのパワーをシャシーがしっかりと受け止めるその走り味は、まさしくAMGそのもの。
中古車参考価格帯:300万円~700万円(09年~15年 AMGのみ)

CLS 63 AMG

 メルセデス初の4ドアクーペとして登場した初代CLS。その最高峰として設定されていたのがこちら。6.2Lエンジンの最高出力は514馬力。低年式のため、状態のいい物件は少ないが価格は安い。
中古車参考価格帯:220万円~300万円(05年~11年 初代CLS AMGのみ)

ML 63 AMG

 5.5LV8ツインターボエンジンを搭載。0-100km/h加速は4.8秒とSUV離れした俊足を誇る。パワーだけでなく、上質なレザーをふんだんに使ったインテリアも魅力。中古車価格もこなれてきた。
中古車参考価格帯:400万円~530万円(12年~15年 AMGのみ)

AMG GT

 AMGが独自に開発した専用モデル第2弾。スポーツカーらしいロングノーズ・ショートデッキのフォルムはいまでも新鮮。ドライサンプ化された4LV8エンジンは標準モデルでも510馬力。
中古車参考価格帯:800万円~2450万円(15年~19年 AMGのみ)

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グーネットマガジン編集部

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