輸入車
更新日:2022.03.16 / 掲載日:2022.01.19
新型レンジローバー受注開始 日本独自の特別仕様車も登場
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは1月17日、新型「RANGE ROVER(レンジローバー)」の受注を全国の正規販売ディーラーネットワークにて開始した。また、特別仕様車「RANGE ROVER SV LAUNCH EDITION(レンジローバー SV ローンチエディション)」限定60台も同日受注開始した。
価格帯(消費税10%込み)
16,380,000円~27,750,000円
※保険料、消費税を除く税金、登録に伴う費用、付属品、リサイクル料金は含まない。
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ラグジュアリーSUVの最高峰・レンジローバーが5代目に
50年以上にわたり、ラグジュアリーSUVというカテゴリーをリードしてきたレンジローバー。そのDNAを受け継いだ新型は、モダンさと美しさ、洗練されたテクノロジー、シームレスなコネクティビティを兼ね備えたモデルへと進化した。
今回、「レンジローバー SV」が新たに加わった。このモデルは、ジャガーおよびランドローバーのハイパフォーマンス・モデルの開発・製造やビスポークオーダーを請け負うスペシャル・ビークル・オペレーションズ(SVO)によって手掛けられ、ラグジュアリーとパーソナライゼーションを追求した車両となる。内外装に「SV」専用のデザインディテールが施され、「SVラウンデル」ロゴがテールゲートにあしらわれている。
歴代のDNAを受け継ぎつつ、モダン・ラグジュアリーを定義するデザイン
新型レンジローバーには、世代を超えて受け継がれてきた特徴的な3つのライン(ルーフ、ウエスト、シル)など、レンジローバーを象徴する要素がちりばめられた。そして、新デザインのフロントグリルやエアインテーク、新開発のウエストレールフィニッシャーが作り出す切れ目のないウエストラインなど、最新技術を駆使し、凹凸や装飾を極限まで排したサーフェイスや緻密なライン、調和の取れたプロポーションを実現している。フラッシュドアハンドルの採用とともに、ウィンドウとピラーの段差を限りなくフラットにすることで風切り音を低減し、エアロダイナミクスを向上。空気抵抗係数(Cd値)は0.30を実現している。足元には、ランドローバー初となる新デザインの23インチアロイホイールが設定された。
ボディタイプはスタンダードホイールベース(SWB)とロングホイールベース(LWB)の2種類が用意される。シートレイアウトは4人乗り、5人乗り、そしてレンジローバー初となる3列7人乗りから選択可能となっている。
インテリアは、従来の上質なレザーに加え、ドウルトラファブリックやKvadrat社との共同開発によるウール混紡テキスタイルなど、サステナブルなプレミアムテキスタイルから選択可能。そこに最先端テクノロジーとデザインを融合し、広々とゆとりのある室内となっている。ハプティック(触覚)フィードバック機能付きの新開発13.1インチのフローティング式フルHDタッチスクリーンを装備した最新のインフォテインメント・システム「Pivi Pro」を搭載。「空気清浄システムプロ」といった新機能も初採用し、静寂でクリーンな室内空間を提供する。
最新のアーキテクチャーによりPHEVモデルが登場、BEVも2024年投入予定!
電動化を念頭に、あらゆるパワートレインに対応するランドローバー最新のアーキテクチャー「MLA-Flex(flexible Modular Longitudinal Architecture)」を初採用。これにより、プラグイン・ハイブリッド(PHEV)、フルバッテリー電気自動車(BEV)など、あらゆるパワートレインに対応可能。新たに3.0リッター直列6気筒INGENIUMガソリン・エンジンと105kWの電動モーターを組み合わせたPHEVモデルもラインアップに加わり(最高出力375kW/510PSもしくは324kW/440PSの2種類)、EVでの最大航続距離は100km(WLTP値、実航続距離は最大80km)となっている。
さらに、2024年にはランドローバー初となる、フルバッテリー電気自動車(BEV)も投入予定だという。
また、インテグレーテッドシャシーコントロール(ICC)、電子制御エアサスペンション(ダイナミックレスポンスプロ付)、オールホイールステアリング(AWS)など、ランドローバー初の先進技術を盛り込み、走破能力も大きく進化した。
ラグジュアリーとパーソナライゼーションを極める「レンジローバー SV」を追加
今回、ランドローバーのスペシャル・ビークル・オペレーションズ(SVO)の技術者が開発・設計を手掛け、ラグジュアリーとパーソナライゼーションを極めた「RANGE ROVER SV」が新たに導入された。「SV」専用のデザインディテールやオプションが用意され、ツートンカラーになったシートや、セラミック素材を初めて採用。2つのデザインテーマ「SV SERENITY(エスブイ セレニティ)」と「SV INTREPID(エスブイ イントレピッド)」があり、4人乗りの「SVシグネチャースイート」も設定される。
特別仕様車:レンジローバー SV ローンチエディション
日本独自で企画されたこの特別仕様車は、「レンジローバー SV」をベースにしてスペシャル・ビークル・オペレーションズ(SVO)が手掛けたもの。“静けさや落ち着き”を意味する「SV SERENITY(エスブイ セレニティ)」と、“勇壮な、大胆な”を意味する「SV INTREPID(エスブイ イントレピッド)」の2種類のデザインテーマに合わせた特別装備をもつ。販売は「SV セレニティ」が45台、「SV イントレピッド」が15台の限定販売となる。
価格帯(消費税10%込み)
26,751,000円~33,236,000円
※保険料、消費税を除く税金、登録に伴う費用、付属品、リサイクル料金は含まない。
レンジローバー SV ローンチエディション(SV セレニティ)
「SV セレニティ」は、SVビスポークカラーのアイシーホワイトと、メタリックペイントのヴァレジネブルーのエクステリアカラーを用意。コリンシアンブロンズのアクセントが組み合わされた気品ある佇まいだ。インテリアカラーは、キャラウェイとペルリーノのコントラストが美しいデュオトーンを採用。ボディタイプはスタンダードホイールベース(SWB)とロングホイールベース(LWB)の2種類から選択可能。LWBには4人乗り仕様のSVシグネチャースイートを装備し、ファーストクラスの移動空間となる。
レンジローバー SV ローンチエディション(SV イントレピッド)
「SV イントレピッド」のエクステリアには、サンライズカッパー、フラックスシルバー、リグリアンブラックの3色のSVビスポークウルトラメタリックペイント(サテンフィニッシュ)が揃う。そして、ランドローバー初となる新デザインの23インチアロイホイールが力強い外観を演出。インテリアは、ライトクラウドに、シンダーグレイのサステナブル素材のUltrafabricTM を組み合わせ、高級感と環境への配慮を両立。ボディタイプはSWBのみとなる。