「チェリー」は、プリンス自動車工業が生産・開発を行い、日産が市場展開をおこなっていた乗用車です。1966年の早い段階で前輪駆動方式を採用した車として開発が進められていました。その後は、プリンス自動車から日産に商標が移り、日産初の量産前輪駆動車となりました。1974年9月発売モデルのパワーユニットについては、直列4気筒OHVエンジンを搭載しており、総排気量は最大1397ccとなっています。駆動系に関しては、トランスミッションは4速手動が採用されており、これにFF方式と組み合わせています。(車種の特徴およびカタログ情報は、2017年12月時点での情報です)