1999年にスズキから発売された「エブリイワゴン」は、「広さ」「低燃費」「使いやすさ」がテーマの快適な居住空間と広い荷室空間が特徴の軽ワンボックスカーです。初代モデルは、ハイルーフ仕様のボディにフロントミッドシップエンジンレイアウトが採用されており、前後比が約50:50という重量配分を実現していました。2005年8月に発売された2代目モデルは、「ファミリーがファーストカーとして選んで満足できる『軽ミニバン』」というコンセプトのもとフルモデルチェンジが行われ、内蔵式の乗降ステップや軽自動車で初となるパワースライドドアなどを装備した他、インパネシフトが全車に採用し、前席左右のウォークスルーが可能になったことで、優れた乗降性を実現しており、使い勝手が向上しています。2017年5月発売モデルのグレードについては、「JPターボ」「PZターボ」「PZターボスペシャル」があり、いずれも標準ルーフとハイルーフ仕様が用意されています。なお、この車両には、キャブオーバー型軽ワゴンクラスでは初となる衝突被害軽減ブレーキが標準装備されるなど、安全機能が向上しています。ボディカラーについては、標準色の「ガーデニングアクアメタリック」「シルキーシルバーメタリック」や、オプション色の「パールホワイト」などが用意されています。そのほか、このクルマの特別仕様車については、2009年12月発売モデルに設定されている「JPターボリミテッド」などがあります。※記載の文章は、2018年9月時点の情報です。