2003年1月に初登場した「Z4」は、長いエンジンフードを持ち、リアエンドを短く切り詰めた典型的なロードスターのボディスタイルを持つクルマです。従来モデルの「Z3」をよりプレミアムな車格にシフトした車両となっています。2代目となる2009年5月発売モデルでは、軽量アルミニウム合金の可動式ハードトップ(リトラクタブル・ハードトップ)スタイルを取り入れたことで、オープンカーとクーペのドライビングが1台で楽しめる自動車となっており、BMWの企業コンセプト「駆け抜ける歓び」を体感できるモデルとして人気を集めました。なお、ボディタイプについては、初代はクーペタイプとロードスタ―タイプが設定されていましたが、2代目では統合され、クーペカブリオレタイプとなっています。2015年12月発売モデルのグレードについては、「sDrive20i Mスポーツ」「sDrive35i Mスポーツ」「sDrive35is」がラインナップされています。このモデルでは、高い制動効果を発揮するベンチレーテッドディスクブレーキを前後輪に採用しています。また、「sDrive35i Mスポーツ」「sDrive35is」は左右どちらの仕様のハンドルも選択することが可能で、「sDrive20i Mスポーツ」は右ハンドル仕様のみの設定となっています。※記載の文章は、2018年10月時点の情報です。