「レンジャー」は、フォードより発売となった中規模のピックアップトラックです。アメリカで発売されているタイプ、そして、アジア及びヨーロッパの一部で輸入発売されているタイプの2種類があります。価格やサイズが手頃であるため、若者に人気の車種となっています。それだけでなく、作業車として採用されるケースが多いということも、この「レンジャー」という車種の特徴だといえるでしょう。1998年より10年間発売された4代目のアメリカ版は、2011に生産が完了するまで2ドアタイプを貫き通しました。このタイプには、燃費性能に優れた電気自動車もラインナップされていました。なお、同じ時期に発売されたアジア版は、マツダの「BT-50」のエンジンやフレーム等を共有しています。