フォルクスワーゲンの「シャラン」は、3ナンバーサイズの5ドア7人乗りミニバンで、1997年に日本デビューを果たしました。このクルマは、フォルクスワーゲンがヨーロッパのMPV市場に参入するための戦略車として、フォードと合弁で開発が進められました。全てのシートが独立した2-3-2名の3列シート配列となっており、セカンドおよびサードシートの脱着によって様々なシートアレンジを行うことができます。一度日本市場から撤退しましたが、2代目にフルモデルチェンジをしたのをきっかけに2011年2月に再登場しました。2018年1月発売モデルは、「大切な家族のために、大切なのは安全性です」のキャッチコピーを掲げ、総合安全制御のコンセプト「Volkswagen オールイン・セーフティ」の実現を目指して多数の安全装備が搭載されています。このモデルの安全・安心については、クルーズコントロールにレーダーセンサーを組み合わせて、安全な車間距離を常に保つ「アダプティブクルーズコントロール（ACC）」や車線を逸脱しないよう自動的にステアリングを制御する「レーンキープアシストシステム」などを一部のグレードに標準装備しています。なお、この車両は右ハンドルのみの設定となっています。グレードについては、「TSI トレンドライン」「TSI コンフォートライン」「TSI ハイライン」の3種類がラインナップされています。※記載の文章は、2018年7月時点の情報です。
