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次世代自動車の鍵をにぎるガソリンに代わる燃料の話
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実用化の近い「代替燃料」
次世代自動車の動力源として、電気や水素を利用した燃料電池が本命視される一方で、開発が進むにつれてその難しさもあきらかになってきた。しかし、地球温暖化や石油残存量の問題はまったなしだ。そこで、早期に実現できてさらに持続可能な代替燃料に注目が集まっている。環境負荷の少なさはもちろんのこと、既存のインフラや技術を利用できることがこれら代替燃料に求められるポイント。動力も燃料電池自動車のようなモーターではなく、ガソリン車のように内燃機関で燃料を燃やし、その力でタイヤを駆動させる。
●従来のガソリンに加えてエタノールやエタノールとガソリンを混合した燃料を使うことのできるフォードのフォーカス・バイオエタノール。
●タクシーなどでは広く普及している天然ガス自動車も、ガソリンに代わるエコな乗り物として注目されている。これは日産のティアナをベースにした天然ガス自動車。
バイオフューエルとは、「生物由来燃料」のことで、主に稲わらなどのセルロース類から作られるエタノールなどアルコール燃料のことをさす。アメリカでは2025年までにエネルギーの3割をこのような生物由来燃料に置き換える長期計画が立案されているなど、世界的に注目されている技術だ。自動車の燃料として使うときにも、エンジンや排気系に腐食防止などの処理が必要なくらいで、実用化へのハードルは低い。
●サトウキビやトウモロコシといった作物から作られるバイオエタノール。植物は生育する課程でCO2を吸収するため、燃やしてもCO2の総量は増えない。
●ホンダは食用に用いたあとの残りかすからエタノールを精製する技術を確立。バクテリアを利用することでアルコールへの変換が用意になった。
ガソリンでとくに問題視されているがCO2の排出だ。それを抑えられる燃料として、タクシーなどでおなじみの天然ガスや従来どおり石油を使うもののCO2の排出について有利なディーゼルエンジンにも注目が集まっている。欧州ではすでにハイテクを駆使した新世代ディーゼルエンジンを搭載したクルマが人気を集めており、メルセデスベンツは今年ついに日本にも新世代ディーゼル車を輸入開始した。
●天然ガスは従来のガソリンエンジン車に対してCO2の排出量が抑制でき、さらにインフラなどに関しては水素よりも有利なため、より現実的な選択肢として浮上してきている。
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