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省エネ輸入車 BEST 15 愛車を売り買いするヒント 輸入車は税金が高い?
買取専門店が高く買ってくれる仕組み
クルマを買い替える時になれば「できるだけ高く売りたい」と誰もが考える。そこで、まず比較してみたいのが、ディーラーと買取専門業者だ。「高額買取」だけに目を向ければ、買取専門業者に売ったほうが確かに得といえる。それは、中古車流通の仕組みが鍵になっている。
★どこに売るか探してみると、目にとまるのが雑誌やインターネットに溢れている買取専門業者の広告だろう。実際のところ、ディーラーと買取業者を比較すると、全国展開している買取業者のほうが高く買ってくれる場合が圧倒的に多い。
★買取専門業者は、全国の情報を把握して、高く売れる業者間のオークション会場へクルマを流している。各地に点在している会場では通常週1回オークションを開催していて、毎日どこかでオークションが行われている。これが、即決高価買取を可能にしている仕組みだ。
★相場があるとはいっても、実際の取引価格は地域(オークション会場)によって違う。同じクルマでも、高値で引き合いがあるオークション会場に出せば、高く売れる。ようするに、情報量が多い買取専門店は、最高値が付くオークション会場の落札価格を目安に買取額を出しているわけで、「どこよりも高く買います」と言っても損をしないようになっているのだ。
★つまり、中古車流通の差額で商売をしている買取専門業者は、業者間オークションで決まった基準を超える高値で買い取ることはありえないということでもある。
★中古車は、地域によって相場が違っているが、ディーラーは、どちらかといえば地方の相場を基準にしていると考えればいいだろう。地元(販売拠点周辺)の情報は掴んでいても、買取専門業者のような全国的な情報はほとんど持っていない。
★下取り車は、系列の中古車センターに流すのが普通で、一部の車両は中古車販売店に卸すこともある。買い取り価格はそのディーラーの流通ルートが基準になっている。下取り基準価格が変動するのは同じだが、業者間オークションの相場とは同調していない。言い換えれば、社内基準に縛られて高額買取ができない事情があるのだ。他メーカーのクルマの扱いが苦手なことも、想像がつくだろう。
★いずれにしても、新車販売スタッフに下取り価格を聞いても、たいてい即答できない。中古車担当スタッフなら、およその価格を出すことができるが、買取専門業者と比べると、提示する買取額は、やはり低い。
★とはいっても、新車購入を条件に、車両価格をぎりぎりまで値引いたり、装備のおまけを付けるといった買い得サービスで下取り車の買取価格の差を埋めることもある。結果的に、買い替え得になる可能性もあるわけだ。
車種専門販売店は改造車も得意
★中古車店のなかには、スポーツカーやSUVなど、タイプを絞っているところもある。そういった販売店は扱っている車種の中古車流通状況に詳しいので、得意としている車種を高値で買い取ってくれることがある。特に人気車の場合は、ディーラーに下取りに出すよりも、ずっと有利な条件で愛車を売却することができると考えていいだろう。また、ドレスアップやチューニングも、プラス評価してくれることが多い。
査定は数社に依頼するのが常識
★最近は、インターネットで申し込むと、複数の買取業者が見積額を提示してくれるサービスもある。しかし、クルマの売却がインターネット上だけですべて完結することはない、と考えたほうがいいだろう。実際には、査定スタッフが自宅や指定された場所に出向いて査定額を出す仕組みになっている。連絡は電話やメールで行うが、それが嫌ならインターネットではなく実際に店舗に出向くほうが賢明だ。
★実際、インターネットで申し込んでみると、電話で半ば強引に自宅訪問を申し入れて、断ってもしつこく連絡してくる業者から迷惑を受けたという人もいる。ネット査定の正しい利用方法は、売却しようとしているクルマの相場を知り、条件のいい額を提示するところを「探す」こと。「調べる」ために利用するといってもいいだろう。
★見積もりは、最低2社。できれば3〜4社に依頼するといい。手間はかかるが、ディーラー、中古車販売店、買取専門店など、複数の業態に振り分けて比較してみるのもいいだろう。1社だけでは、相手の言いなりで手を打ってしまって、失敗することもある。数社から見積もりを取れば「別の会社はもっといい査定額を出してるよ」と、見積もり競争で好条件を引き出すことができる可能性もある。業者も、その点は心得ている。査定の段になって「せっかく出向いてきたのに」とか「ここで決めないと困る」などといった、泣きや脅しめいた言葉にも動じないようにしよう。あまりにもしつこいとか、雰囲気のよくない業者はしっかり断るべきだろう。
クルマを売る理由は「買い替え」
★3年で買い替えるかどうかは別にして、いつかはクルマを手放すときがくる。その場合は、たいてい売却することになるわけだが、その理由はさまざま。
「車検が切れるので買い替えたい」「車検にかかる出費が大きいので買い替えたい」「乗りたいクルマがある」
「古くなったので乗り換えたい」「最新モデルが欲しい」
「家族が増えたのでミニバンに買い替えたい」「維持費が少ない軽自動車/コンパクトカーに換えたい」
「故障の修理に金をかけるより買い替えたほうがいい」「事故ったので買い替えた」
「引っ越し/転勤でクルマに乗らなくなった」「海外に出張するので売りたい」「けが/病気で運転できなくなった」
★なかには、お金に換えるだけの人もいるが、90%近くは買い替えのためにクルマを売っている。

車両保険も買い替えのきっかけ
★事故が買い替えのきっかけになることも意外に多い。それは車両保険とも関連している。一例を挙げてみよう。ある日、もらい事故でクルマを壊してしまったTさん。修理代は相手の保険から出ることになったのだが、見積もり額は約35万円。しかし、Tさんにとってラッキーだったのは、その金額は愛車の査定額よりも高かったこと。買い替えを考えていたTさんは、事故を受けた車両を修理しないで、修理代として受け取った35万円を頭金にローンを組んで、新しいクルマを購入した。つまり、買い替えを決断した鍵は、車両保険だったというわけだ。
趣味で乗り換える人もいる
★非常に稀なケースといえるが、3ヵ月から半年といった短いサイクルで次つぎにクルマを乗り換えるユーザーも存在する。クルマは新車ではなく、手ごろな値段の中古車だ。新車登録から3以上経って販売価格が100万円を切るような場合、3ヵ月程度乗っても購入時と売却時の差額(購入時支払額)は20万円程度ということもある。そこで、買い替え毎に20万円前後払えば、たえず別のクルマに乗ることができるというわけだ。理由を尋ねると「いろんなクルマに乗ってみたいから」だという。また、別の例には、高級輸入車のケースがある。高額車になると買い替えの差額が大きくなるが、それでも毎年査定額が下がってくるよりは、3ヵ月から半年で高く売れる間に売ってしまったほうが損をしないという理屈だ。
季節ごとに着物を衣替えするように、クルマも乗り換える。クルマ好きなら、そんなカーライフもありかもしれない。

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