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 従来は助手席回転シートと、自操式しか用意されていなかったマーチの福祉車両に、助手席スライドアップシートが追加された。
 ワイヤレスリモコンも標準装備されるモデルで、回転から昇降までのすべてが電動となるタイプで、室内でのスライドやリクライニングすべて電動で行える。
 乗車時は回転シートのスイッチを押すと、スライド&リクライニングを自動調整し、シートを車外に出せる位置まで移動。シートが90度回転した後、スライドして迫り出し下降する。
 もっとも下がったときの座面高は、460mmと低くなっているので車いすからの移乗も楽に行えるはず。写真の車いす収納装置はオプション扱いとなる。
NISSAN マーチ・アンシャンテ
助手席スライドアップシート
福祉車両:最新トピックス
 モダンリビング・インテリアを採用し、好調な販売を続けている日産のティアナ。そんなティアナが一部改良を受けた。ティアナには福祉車両として自操式のドライビングヘルパーが設定されていたが、一部改良後も継続販売が決まっている。
 一部改良による変更のなかでもっとも注目なのは、プラズマクラスター・エアコンの標準装備。
 プラズマクラスター・エアコンはシャープが開発したもので、フルオート仕様であることはもちろんだが、除菌機能も備えたもので車載用はもちろん、家庭用も人気が高まっている製品。
 また、レザー巻きステアリング装着車も増え、全体的に豪華仕様にシフトしている。
NISSAN ティアナ・ドライビングヘルパー
オーテックドライブギア タイプe
●しっかりとしたフットレストや、折りたたみ可能なアームレストも装備される助手席リフトアップシート。
(単位万円)
仕様 駆動 ベース車 ミッション 乗車定員 希望小売り価格(消費税込) 車いす収納装置装着時(消費税非課税)
助手席
スライドアップシート
2WD 12c 4AT 5名 156.975 164.05
e-4WD 14e 180.6 186.55
14c-four 175.875 182.05
14e-four 199.5 204.55
オーテックドライブギア 2WD 230JM 4AT 5名 285.5
福祉車両:最新トピックス
 最近、使用者が増えてきて街なかで見かけることも多くなってきたのがセニアカー。じつはセニアカーというのは、スズキの登録商標。しかしエレベーターやホッチキスが登録商標でありながら、一般名称的に使われるのと同じように、セニアカーという名称の認知度はかなり高くなってきている。
 そんなパイオニアメーカーらしく、スズキがセニアカーのコンセプトモデルを発表した。
 機体全体をカバーで被うことによって、掃除などをしやすくしたほか、ステアリング機構に電子制御方式を採り入れ、前方からの乗車も可能にしている。さらに、乗車時は車体が傾斜して、乗りやすくするなど多くのアイディアが盛り込まれている。
 このモデルはコンセプトモデルなので、発売の予定はない。
●こちらは従来型のセニアカーET4D。シート背面に点滅する赤いLEDライトを付け、被視認性を向上。ハンドルの切れ角を増やし小回り性を向上させたほか、キースイッチの位置を変更し乗降時の妨げにならないようにするなど、使い勝手を向上している。
価格は34万8000円で、消費税は非課税。