年を重ねるたびに充実、そして
華やかになる福祉機器の総合展示会
今年も9月27〜29日の3日間、東京ビックサイト東ホールで国際福祉機器展が開催された。今回で32回となる国際福祉機器展には、国内外16カ国1地域から630社・団体が出展した。3日間の入場者数はじつに13万5000人を超え、福祉機器に関する関心の高さを証明するものとなった。
今年の福祉機器展で目立ったのが、国外からの来訪者の多さ。回を重ねるごとに外国人の来訪者を見かけることが増えてきたが、今年はそうした外国人をあらゆるブースで見かけるまでになった。これは、日本の福祉機器の充実ぶりと完成度の高さが国外でも注目されている証拠だろう。 |
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| トヨタ |
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ウェルキャブコンセプト・アクティブタイプII
車いす仕様車(スロープタイプ) |
トヨタはウェルキャブコンセプトという名前で、ラクティスをベースとしたモデルを展示した。
なかでも注目度が高かったのは、写真のタイプII。子供用の車いす限定だが、助手席部分にまで車いすを前進させることができ、移動時に子供の様子を確認しながらの運転を可能としたもの。
子供も親の顔が見える場所に乗車することで、安心感が高まる。 |
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●乗車用のシートベルトが使えることもうれしい。衝突時の安全性はこれからの福祉車両に問われる性能だ。 |
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| 三菱 |
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コルトプラス
セルフトランスポート車 |
| 車いすに乗っている人が運転席に座る場合、大きな問題となるのが乗っていた車いすの収納。三菱は以前にもランサーセディアやランサーワゴンで、こうした電動ロボットアームによって車いすを収納するモデルを造っていたが、いずれも後席に車いすを収納するタイプであった。このコルトプラスでは収納場所をラゲッジルームにすることで、室内の使いやすさを圧倒的に高めている。 |
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●車いすがラゲッジルームに収納されるので、友達を迎えに行って後席に乗せたり、子供をチャイルドシートに乗せることも可能だ。 |
ランサーエボリューション・ワゴン
セルフトランスポート車 |
| ランサーエボリューションには、ATモデルが用意されていないが、このエボワゴン(限定販売車)にはATモデルがあるため、下肢に障害がある人がドライブできる自操式車への架装も可能だ。最近はスポーツモデルのAT車ラインアップも多く、こうしたクルマも増えてくるだろう。写真のようにスポーツタイプの車いすならば、折りたたむことなく収納できるのもワゴンならでは。 |
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| 日本トレーディングシステム |
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J-Realise KID`S
車いす1脚(セミオートリフト) |
| 元来、福祉車両は商用車や軽自動車ベースのクルマが多く、もう少しおしゃれなモデルを造りたいということで、日本トレーディングシステムが独自に開発したのがルノー・カングーのリフト仕様。フランスでは商用車的なモデルだが、日本では小粋なフランス車として見られている。実用車として十分なラゲッジルームを備えているだけに、架装して車いすで乗ってもヘッドクリアランスは十分あり、快適なものとなっている。 |
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●リフトはラゲッジ部分に収納されるので、通常使用時は5名乗りのクルマとして使うことも可能。フレキシビリティにあふれるのが魅力。 |
| 東和モータース販売 |
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TN-LW(タイプ2)
車いす5脚 |
| ハイエーススーパーロングをベースに、車いす5台を乗せることを可能にしたモデル。病院などの施設を対象にした福祉車両の場合、一度に多くの車いすを乗せられることが非常に重要だ。また、このモデルは3列目にはね上げシートを備えるほか、サイドのスライドドア内側部分に折りたたみ式シートを装着することが可能で、乗車定員をアップすることもできるようになっている。 |
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| スズキ |
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ジョイモービル
電動車いす |
| 後輪の左右にそれぞれモーターを取り付けることによって、小回りと高い駆動力を確保した電動車いす。今回は参考出品として展示された。操作はインパネ部分に装着されたジョイスティックで行うので、大きな力は不要。タイヤはウレタンフォーム入りを採用し、パンクの不安を解消。すべての車輪にサスペンションを装着することで段差の乗り越え性能などをアップし、エレベーターへの乗り込みやすさなどを確保している。 |
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●リヤカメラを装備して後方確認用モニターとしても機能するナビシステムを装着。電動車いすユーザーでナビのニーズは意外と高いという。 |
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