フル電動の回転・昇降シートがついたモビリオがマイナーチェンジ
サイドリフトアップシート車
ベース車
1.5W
モビリオが昨年12月5日にマイナーチェンジを受けた。このマイナーチェンジ時には、福祉車両は従来モデルのままであったが、年明けの1月12日に福祉車両もマイナーチェンジモデルベースに変更。この変更に伴い福祉車両としての機能もアップしている。
ベースモデルの変更内容は、従来5種類あったタイプ構成を、スポーティ装備のXタイプ、充実装備のWタイプ、ベーシックなAタイプの3種に変更。ボディカラーは、新色6色を含め全10色に設定するとともに、インテリアカラーにXタイプ専用のブラックと、WおよびAタイプ専用のチタンの2色を設定。ステアリングのデザインも新しくなった。
また、左側のパワースライドドアを全車に、右側のパワースライドドアをWタイプに標準装備したことによって、介護する人がドアの開け閉めを容易にできるようになったほか、夜間操作時の騒音も低減した。イージー・ドアクローザー、イモビライザー、アレルフリー・フィルターも全タイプに標準装備。クルマのそのものの装備と安全性も大きく向上させている。
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●助手席の後ろ側に用意されているシートが回転したのちに、スライドダウンするすることで、車いすからの移乗を楽にするタイプ。作動はフットステップの出し入れ以外すべてが電動で、クッションの下側に装着されているスイッチを使って行う。このスイッチは操作性があまりよくないので、ディーラーオプションのリモコンを購入したほうが楽だろう。シートの回転角度は72度、せり出し量は595mm、フルダウン時のクッション地上高はFFが480mm、4WDが495mmとなる。
ベース車と異なり4名乗車が基本仕様となる
1.5Lのコンパクトミニバンながら7名乗車のベース車に対して、福祉車両は車いす搭載スペースのため4名の乗車定員になる。
搭載可能な車いすのサイズは、全長990mm以下、全高980mm以下、折りたたみ時の幅が320mm以下、装着ホイールが24インチ以下となっている。一般的に車いすのシート高は400〜450mm程度が多い。このため、モビリオはスライドシートがフルダウンしても、若干クルマ側シートが高く、横スライドで移乗する人は、車いすのサイズを考えないと移乗しづらいはずだ。
多くの福祉車両で問題となるのが、意外とシートが下がらないこと。一部のユーザーにとっては、移乗しやすい車いすだと搭載がむずかしくなり、載せやすい車いすだと移乗がしづらいというジレンマがある。
●ラゲッジルームには、車いすを固定するためのパイプと、保護マットが用意されている。
●搭載時は固定用のパイプに車いすを載せ、付属のベルトでホイール部分をしっかりと固定する。
●保護マットを折りたたんで、車いすをカバー。固定用のパイプは、ボルト4本を手で外すだけで脱着可能。
■サイドリフトアップシート車 メーカー希望小売り価格
エンジン
グレード
定員
ミッション
駆動
価格(消費税非課税)
1.5L I-DSI
A
4名
CVT
FF
198.3万円
4WD
216.3万円
W
FF
214.8万円
4WD
232.8万円
1.5L VTEC
X
FF
211.8万円