見て、ふれて、体験できる
福祉車両コーナー
東京・台場の臨海地区にあるトヨタの巨大ショールーム「メガウェブ」には、現在販売されているクルマはもちろん、魅力あふれるヒストリックカーやレーシングカーなど、数多くのクルマが展示されている。
そうした展示スペースのなかに、2750uという広大な面積をさいて福祉車両関連の展示がされているコーナー「トヨタ・ユニバーサルデザイン・ショウケース」がある。
トヨタ・ユニバーサルデザイン・ショウケースは、A棟とB棟の2棟があり、A棟はユニバーサルデザインの紹介、B棟は福祉車両の展示が行われている。
取材時に、館内に展示されていた福祉車両は全部で8台。助手席リフトタイプ、後席リフトタイプ、スロープタイプ、車いすのまま乗れるタイプなど、さまざまなタイプの福祉車両が用意されていて、その特徴をチェックすることが可能。もちろん、説明員もいるのでわからないことなども気軽に聞くことができる。
さらにこの施設には専用の試乗コースが設けてあり、福祉車両を実際にドライブすることも可能。取材時には14台の福祉車両が用意されていた。実際に見て、触って、さらに動かすこともできる展示場となっている。
TEXT:諸星陽一 PHOTO:中村宏祐
車いすのまま、助手席の位置に乗り込むことが可能なポルテ。今、注目の福祉車両。
ハイブリッドカーのプリウスに設定されている助手席回転タイプ。つかまり歩きができる程度の人向き。
後席がせり出したあとリフトダウンするサイドリフトアップシート車のアイシス。車いすから楽に移乗できる。
リヤゲートの部分にスロープが装着され、車いすのままクルマに乗り込むことが可能なスロープタイプ。
試乗車や展示車は多種多様。自分の用途に合ったものが探し出せるはずだ。
福祉車両の試乗もできる
ユニバーサル・デザイン・ショウケースでは、福祉車両の試乗も可能だ。福祉車両の試乗はユニバーサル・デザイン・ショウケース内に用意されている専用のショートコースでできる。もともとメガウェブではライドワンという試乗コースが設けられているが、ライドワンでの試乗は有料。対してユニバーサル・デザイン・ショウケースの専用ショートコースは無料での試乗が可能だ。試乗できる福祉車両は、取材時で14台と豊富。基本的に普通免許を持っていれば試乗できるが、運転補助装置付きのクルマについては、該当する免許が必要となっている。また、ライドワンのコーナーでも有料で同様のクルマの試乗が可能。ウェルキャブドライビングデーというイベントのときは、ライドワンコースで無料試乗ができる。
かなり広い車いす専用駐車スペースが設けられているので、アクセスも楽々。
トヨタの関連会社であるトヨタ車体の電動車両「エブリディ」も展示される。
A棟では中学生などを招いて、ユニバーサルデザインに関する勉強会なども行われている。
ライドワンの試乗は、現地にある端末を使って申し込みができるほか、メガウェブのホームページ(
http://www.megaweb.gr.jp
)や電話でも予約できる。
トヨタ・ユニバーサルデザイン・ショウケース
東京都江東区青海1丁目メガウェブ
TEL:03-3599-0808
アクセス:首都高速湾岸線・台場、有明、13号地ランプ、各出口より約5分
駐車場:あり(有料)/車いす専用駐車スペースあり
広いメガウェブのなかで専用のスペースが用意されているユニバーサルデザイン・ショウケース。目印は大観覧車だ。観覧車乗り場を目指して行けば、その向かい側にある円筒形をした建物が、ショウケースだ。