福祉車輌トピックス:「福祉車両のココが知りたい!」にお答えします
福祉車両トピックス Welfare Vehicle Information WELFARE TOPIC
「福祉車両のココが知りたい!」にお答えします
購入前に知っておきたい
福祉車両の基礎知識
 福祉車両を買うときに、もっとも大切にしたいのは「だれのための何のクルマか?」ということ。多くの福祉車両は、介護する側とされる側の人間がいる。
 介護される人が乗りづらいクルマは避けるべきであるのは当然だが、介護しづらいクルマも避けることが大切。たとえば車いすからの移乗が大変だからといって、スロープ式を選んでも、スロープの角度がきつく、ウインチのような補助装置も付いていない場合、介護する人に体力が求められる。
 介護される側、介護する側の両方にやさしいクルマこそが、福祉車両として完成されたものである、と思ってほしい。
Q 今、持っているクルマを福祉車両に改造することはできるのでしょうか?
A もちろん可能。ただし、コストは少し余分にかかってしまうことも
 長年連れ添ったクルマを福祉車両として使いたい……という気持ちを持っている人はけっこう多い。ましてや、最近はミニバン系のクルマが多いので、福祉車両として改造できるんじゃないか?と考えるのは当然のことだろう。
 クルマの形状や種類によってできる範囲は少ないが、基本的に福祉車両への改造は可能と考えてもらっていい。ただし、大きな改造をする場合はどうしてもコストが増してしまうことも忘れてはならない。また、フロアを切るような改造は可能と言えば可能だが、クルマの強度・剛性を極端に下げることもあり得るので、できれば避けたほうがいい。
 改造には特殊な技術とノウハウ、そして税金や助成金、ナンバー取得のためのノウハウなども必要なので、福祉車両を専門に扱っているショップを選ぶことも大切。現在乗っているクルマを下取りにしたほうが、安くすむことも多い。
●写真は日本トレーディングシステムのカングーベース車。こうしたクルマを造れる技術を持ったショップがおススメ。
●クルマの助手席を回転シートにして、なおかつ車いすとして使えるチェアリーバ。汎用性も高い。
●ミニバンなどの2列目シートに装着するだけで、リフトアップシートにすることができる製品もある。
Q 福祉車両の利用者には有料道路の割引が受けられると聞きましたが?
A 福祉車両の利用者ではなく障害者手帳などを持っている人が対象
 福祉車両に乗っているからといって、有料道路の割引対象になるわけではない。割引対象となるのは、福祉手帳や愛の手帳を持っている人が対象。もちろん、手帳の所持者が運転している必要はなく、同乗していれば大丈夫。ただし、等級などによって対象外となることもあるので、福祉事務所などで確認をしてほしい。
●やっとETCを使っての利用も可能になったが、通常とは異なる手続きが必要。くわしくは最寄りの福祉事務所に問い合わせてほしい。
Q 駐車禁止規制の適用除外になるそうですが、どんな手続きが必要ですか?
A 所轄の警察署に出向いて駐車禁止除外車両のステッカーをもらう
 これも手帳を対象に発行されるもので、福祉車両だからといって適応となるものではない。申請は所轄の警察署で行うことになる。駐車禁止除外指定車となったからといって、すべての駐車禁止場所に駐車できるわけではないので注意が必要。地域差もあるので、しっかりとチェックしておかないと、駐車違反となることもある。
●この手のステッカーは何の効力も持たない。警察署で発行してくれる票章が必要となってくる。
Q 福祉車両購入時の購入資金貸付を受けたいのですが、申込はどこに?
A 市町村役場に行くのが基本だがディーラーやショップでも相談にのってくれる
 貸付を行っているのは、基本的に地方自治体となるので、その窓口に行くことになるが、それ以前にディーラーやショップの担当者に相談するのがいい。そこで明確な答えが返ってこないような場合は、そのディーラーやショップは福祉車両についての知識が足りないということなる。そうしたお店はやはり避けたほうがいいだろう。
●まずはディーラーやショップで確認する。それはディーラーやショップの力量を試すことにもなるのだ。
TOP > 福祉車輌 > 福祉車輌トピックス > 「福祉車両のココが知りたい!」にお答えします