国産車と外車が車の維持費にどの位の差があるのか気になる人も多いでしょう。
一般的に外車は車両本体価格はもちろん、維持費も高いイメージがあります。実際に維持費の項目によって、外車と国産車で比較してみるとよく分かるでしょう。
「外車の維持費が高くついてしまう理由」というのもいくつかあるので知っておくと役立ちます。
また、憧れの外車に乗りたい!という人向けの「維持費をどう節約できるか?」についても合わせて紹介していきます。
車にかかる維持費とは?
車を所有し使用し続けるには、購入費の他に毎月維持費が必要です。
①税金・・・自動車税または軽自動税と自動車重量税の2つ
②保険料・・・強制保険となる自賠責保険と、任意保険の自動車保険の2つ
③燃料費・・・ガソリン代や駐車場代、高速道路などの通行料金などが含まれる
④メンテナンス費・・・車検や法定点検にかかる費用、オイルエレメントやブレーキパッド、タイヤといった交換費用
外車(輸入車)の車年間維持費はいくら?
外車の維持費を排気量2000㏄、重量1.5~2tの普通自動車を例に挙げて、算出した年間維持費を見てみましょう。
・自動車税
約7万9000円
・自動車重量税
約1万2000円
・自賠責保険料
約1万3000円
・任意保険料
国産車よりやや高くなる傾向なので約26万円とします。
・ガソリン代
燃費6㎞/ℓとし、年間走行距離1万㎞でガソリン単価はハイオクなので160円/ℓで計算すると約30万円
・車検費用
約7万円
・オイル交換などのメンテナンス費
約4万円
・駐車場代
約12万円
上記のような条件だった場合は、年間維持費は「約70万円前後」になると予測できます。
国産車(日本車)の車年間維持費はいくら?
排気量2000㏄、重量1.5~2tの国産普通自動車の年間維持費を算出してみました。
・自動車税
約7万9000円
・自動車重量税
約1万2000円
・自賠責保険料
約1万3000円
・任意保険料
約24万円
・ガソリン代
燃費10㎞/ℓとし、年間走行距離1万㎞でガソリン単価130円/ℓで計算すると約13万円
・車検費用
約6万円
・オイル交換などのメンテナンス費
約2万5000円
・駐車場代
約12万円
上記のような条件だった場合は、年間維持費は「約51万円」となります。
外車(輸入車)と国産車(日本車)の年間維持費を比較すると
外車と国産車の年間維持費を比較すると、外車の方がガソリン代やメンテナンス費などがかかることが分かります。
同じ位の排気量、重量の車だと外車の方が「20万円弱」は高くなる計算です。
もちろん車の使用頻度や車種によってはここまでの差額は生じないかもしれませんが、やはり外車の方が高くつくという結果になりました。
車の維持費のうち、「自動車税」「軽自動車税」は1年ごとに1年分納めます。
・1000㏄までは2万5000円
・1000㏄~1500㏄までは3万500円
・最大6000㏄以上で11万円
排気量で決まるので、国産車も外車も金額に差がありません。外車でも排気量が小さい車は税額が安くなります。
車検時にまとめて納付するのが「自動車重量税」です。
外車は国産車に比べると重量が重い車が多いので、税額では差がありませんが自動車重量税は高くなる可能性があります。
保険料のうち、法律で加入が規定されているのが自賠責保険です。外車も国産車と保険料は同額です。
車検ごとに支払うのが一般的で、24ヶ月分は軽自動車は約2万円、普通車は約2万6000円と金額に大きな違いはありません。一方で、任意保険である自動車保険は、自分で保険会社や保険内容が選べます。
自動車保険は車両クラスによって保険料に違いが見られます。車種の型式ごとに決められている車両率クラスによって保険料が決まる仕組みです。
対人賠償保険と対物賠償保険、傷害保険と車両保険の4つ保険で、それぞれ1~9までの数字で設定されています。1が一番事故リスクが低く、数字が増えるごとにリスクが高くなっています。
外車でもコンパクトカーなどは安全性が高く、スピードも出にくいので車両率クラスは低いのが一般的です。逆にスポーツカーなどはスピードが出やすく事故による修理費も高いことから、車両率クラスが高く設定されています。
自動車保険の場合は、外車と国産車の違いというよりは車種の違いにより保険料の大きな差が出ると言えるでしょう。
ガソリン代は、ガソリンの価格や車の燃費によって費用に差が出ます。
国産車は一般的にレギュラーガソリン車が多く、外車は「ハイオク指定車」が多いのが特徴です。
日本車は世界の中でも燃費性能に優れているため、外車の方がどうしても国産車に比べると燃費が悪いと言われています。トータルで考えると燃料費は外車のほうが国産車よりも高くなると言えるでしょう。
駐車場代は、車幅の広い外車の場合スペースの広い駐車場を選ぶ必要があるので、場合によっては国産車よりも高くなることもあります。
メンテンナンス費に含まれるオイルやブレーキパッドなどの交換費用は、国産車よりも外車の方が高くなる傾向にあります。
外車はメンテナンスを怠ると突発的な故障が起きる可能性も高いとされ、修理費もかさんでいきます。車検でも交換する部品の数が多いと、外車の方がその分費用が高くなるでしょう。ただし、メーカ保証などにより費用がかからないケースもありますので必ずというわけではありません。
外車の維持費が高い理由 修理費が高い
部品交換の際、国産車は純正品は国内に在庫があり、安いリビルド品なども出回っています。
一方、外車は交換に必要な部品の在庫が国内の整備工場などにない場合が多いです。海外からの取り寄せになると送料などが加算されるので、部品そのものが高くなります。リビルド品を使うにも数が少ないので、使いにくいのが現状です。
更に、交換作業に使う工具も外車の部品に合うものがないと、海外からの取り寄せとなるので、その分が工賃に上乗せとなるでしょう。
その結果、整備、修理費用が国産車よりも高くなってしまうのです。
外車の維持費が高い理由 メンテナンス回数が多い
日本は1年を通じて気温や湿度が大きく変化しやすい気候です。日本の気候は車の精密部品に大きな影響を与えます。
国産車は日本の過酷な気候に適応するように丈夫に作られています。しかし、外車は国産車よりも物づくりの精度が低く多少雑な部分もあるので、どうしても故障のリスクが高くなってしまうのです。
故障が起こるということは当然、修理費が高くなります。故障を防ぐには、こまめなメンテナンスが必要となるため、整備費が国産車よりもかさんでしまうでしょう。
外車の維持費が高い理由 燃費が悪い
日本車の燃費性能は世界でもトップレベルを誇ります。ハイブリッド車や電気自動車などのエコカーの開発が進み、燃費性能もどんどんレベルアップしていくでしょう。
外車の魅力
海外の道路の制限速度は日本よりもかなり速く、高速道路では速度が無制限の国もあるくらいです。
例えば、ドイツでは売れる車を作るのに「時速200㎞以上」のスピードが出せる基本性能が求められる場合もあります。
道路は車線も多く道路幅も広く、歩道と車道が明確に区分けされているので、スピードが出しやすい道路環境が整っています。その為、外車は馬力があって加速がスムーズにできるため、エンジン性能に優れているという点が魅力の一つです。
そして、海外では舗装されていない、凸凹の道路が多いので衝撃を吸収するサスペンションという部品の取り付けが工夫されています。外車はスピードが出るわりに揺れが少なく、安定走行性が高いとも言われているのです。
そして、外観や内装にも細部までこだわっており、洗練されたラグジュアリー感満載の重厚感のある作りも魅力の一つだと言えるでしょう。
外車の維持費を下げる方法
・排気量の小さく、軽量の車を選ぶ
・故障しにくい車を選ぶ
・日本で人気のある車を選ぶ
また、外車専門の整備工場を探しておくといいでしょう。
それぞれの内容について、なぜ維持費を節約できるのかご説明していきます。
車の維持費のうち、自動車税は「車の排気量」で、自動車重量税は「車の重量」で税額が決まります。
そのため、維持費を安くするには排気量が小さく、重量も軽めの車種を選ぶのがおすすめです。外車でもコンパクトカーを選ぶことで税金を抑えることができます。
燃費性が良い外車のコンパクトカーも出てきているので、ガソリン代の節約にもつながるでしょう!
外車は日本の気候に合った設計、構造になっておらず、特に電気系統のパーツは故障リスクが高いと言われています。
そんな中でも、ドイツ車は長年1台の車に乗り続けることを前提にして設計、製造されています。
パーツの細部にまでこだわり、外車の中でも精巧に作られているので故障しにくいでしょう。また、ボディに使われる素材も耐性があり、頑丈ということで有名です。
ドイツは高速道路の追い越し車線では速度無制限のアウトバーンなので、時速200㎞以上の走行も普通です。エンジン性能も優れ、万一の時の際の衝撃吸収力も高いので、事故の大きさにもよりますが修理費はある程度抑えられると考えられています。
外車に乗るなら故障しにくいドイツ車を選ぶと良いでしょう。
外車は、国産車に比べて部品の入手が困難であったり、修理費が高額になったりするケースも珍しくありません。そのため、信頼できるアフターサポートを提供している店舗で購入するのが重要です。
例えば、正規ディーラーでは、専門知識を持った技術者による修理やメンテナンスを受けられるため、故障時の対応もスピーディーです。
また、保証期間やサポートの充実も外車購入において欠かせません。保証が充実している店舗を選ぶことで、予期しない修理費用や対応の遅延を避けられます。
燃費性能が高いことで知られるクリーンディーゼル車は、長距離ドライブが多い人や、燃料コストを抑えたい人におすすめです。
クリーンディーゼル車は、従来のガソリン車に比べて燃料効率がよく、車種によってはハイブリッド車と同等の燃費性能を発揮します。
さらに、クリーンディーゼル車は環境に配慮したエコカー減税の対象とみなされる場合もあり、税金や保険料の軽減も可能です。
とくに、長期間の使用を前提にした場合、燃料代や税金の差が大きく影響するため、クリーンディーゼル車を選ぶことで維持費を抑えられるでしょう。
中古車を購入する際、車検期間が残っている車を選ぶことで、初期費用を抑えられます。
車検が切れている車は、価格が比較的安くなっているもののすぐに車検を通さなければなりません。場合によっては、値引き分より高い車検費用を払う必要もあるでしょう。
車検期間が充分残っている中古車であれば、購入後すぐの大きな費用を回避できます。また、車検が残っている車は、比較的整備が行き届いている点もメリットです。
車検を通す際には必ず整備や修理が行われるため、直後の車両は状態がよくなっています。そのため、購入直後に不具合が生じたり、運転に違和感があったりする可能性は低くなるでしょう。
外車でも日本国内でよく売れている、誰もが知っているようなメジャーなメーカーや車種を選ぶことも維持費節約につながります。
維持費が比較的安いが外車の一つが、「ゴルフトゥーラン」です。国内でも人気が高いゴルフのミニバンタイプです。
モデルチェンジするごとに燃費性能も上がっており、17.5㎞/ℓもの燃費を誇ります。車内空間も広々としており、ファミリーカーとしても重宝されつつあります。
見た目がスタイリッシュで人気なコンパクトカーの「トゥインゴ」も維持費が安いと言われています。グレードによって燃費性能は変わりますが、最高で21.7㎞/ℓの高燃費を誇ります。
車内も比較的広く、エンジンがリアに据えられているので、小回りが利くのが特徴です。馬力のあるパワーエンジンが搭載されているので坂道もスイスイ走れるのが強みでもあります。
普通車のセダンタイプなどは、コンパクトカーに比べるとどうしても維持費が高くなりがちです。その中でも、比較的維持費を抑えられる外車と言われているのが以下の5つになります。
- アウディのA3セダン
- プジョーの208
- ベンツのAクラス
- シトロエンのC4
- BMWの1シリーズ
車検やメンテナンスを依頼するのに、ディーラーだとどうしても技術料やサービス料などがつくので値段が高くなってしまいます。
カー用品店や一般的な整備工場なども、結局部品の在庫がなく、外車のメンテナンスに慣れていないと費用がかさむ上に技術力が不安です。
整備工場には外車のメンテナンスを専門にしている所もあります。外車専門の整備工場なら、部品の在庫も予め抱えており、外車の整備にも慣れているので安心して任せられるでしょう。
日頃から定期的にオイル交換などを依頼して馴染みになっておくのがおすすめです。そうすれば、いざ故障や事故などで大きな修理が必要となった場合、便宜を図って少しでも安く施工してくれる可能性があります。
車検や法定点検では、車のプロがエンジンなどのパーツを細かく点検し、消耗や劣化具合を調べます。
必要があれば部品の交換がありますが、緊急性の低い部品まで交換対象とする場合もあるかもしれません。業者に全て任せてしまうと、交換費用や工賃がかさんで結局費用が高くつく可能性があります。
見積もりを出してもらった時点で、どの部品がどのような理由で交換、修理するのかをきちんと説明してもらい、緊急性の高い部品のみを交換すれば整備費を抑えることができます。
そのためにも、利益ばかりを優先するのではなく、顧客の経済状況なども考慮してくれる業者を見つけ、信頼関係を築いておくことも大事です。
外車は車両本体価格も高いため、購入するにしてもローンを組む場合が多く、維持費にローン返済金がプラスされて経済的に苦しくなりがちです。
しかし、購入せずにカーリースを利用すれば、維持費を含む毎月のリース代やガソリン代を支払うだけで好きな外車に乗れます。
購入して長期間外車を維持するのは難しくても、短期間好きな外車に乗れるカーリースを利用するならハードルが低く、効率的とも言えるでしょう。
今の車を査定、買取へ!外車の中古車を選んで維持費削減を
外車は新車だとどうしても車両本体価格が高く、ローンを組むと返済の負担がかかります。
そこで、「中古車」を選ぶことで初期費用を抑えることができます。中古車市場でも外車は車種が豊富で在庫も多く人気です。
外車を乗る人は故障のイメージがあるため、新車から数年で乗り換えるパターンが多く、走行距離が少なくて年式の新しい、状態の良い中古車も見つけやすいと言われていますよ!
頑丈で性能が良いドイツ車の中古車を購入し、こまめにメンテナンスを行えば十分に快適に乗れるはずです。
また、中古の外車を購入することで、ローン返済分を減らせるため、維持費削減にもつながるでしょう。
車検付きメンテナンスパックは必要なのか?費用対効果を徹底解説!
車選びのポイント
車の維持費を抑えるには、最初にどの車を選ぶかが重要です。車の選び方一つで、後々のメンテナンス費用や車検代、税金に影響を与えます。
ここでは、車選びにおける重要なポイントを、新車と中古車それぞれで紹介します。
新車を購入する際に押さえておくポイントは、以下の通りです。
- 支払い方法を検討する
- グレードごとの性能や機能に注目する
- 用途に合った車種を選ぶ
- 必ず試乗する
新車は中古車と違い、車両価格が高い傾向にあります。購入後の不具合や故障の心配は少ないため、自分の用途や好みに合った性能を有しているかを見極めるのが重要です。
新車を入手する際に使える決済手段は、主に以下の3点です。
- 現金一括払い
- マイカーローン
- 残価設定クレジット
- リース
上記のうち総合コストを最も抑えるなら、現金一括払いがおすすめです。マイカーローンや残価設定クレジットは借り入れの金利が発生しますし、リースはレンタルのため契約終了後に車両を返却しなければなりません。
その代わり、現金一括払いを選択するには車両を購入できる資金力が必要です。貯金から車両購入代金を支払っても余力があるなら、基本的に現金がよいでしょう。
マイカーローンや残価設定クレジット、リース契約の魅力は初期費用を抑えられるところです。現在まとまった資金がなくても車を入手できるため、貯金が心許ない、または万が一のトラブルが起こったときのためにまとまったお金を用意しておきたい方に向いています。
ただし、住宅ローンやキャッシングで高額な借り入れを行っている方だと、ローンや契約の審査に落ちるかもしれません。また、逆のパターンとして、車のローンや残価設定クレジットの契約があるせいで住宅ローンが組めなくなることもあり得ます。
車をローン契約で購入する際は、今後のライフイベントで大きな買い物がないかを確認しましょう。
車のグレードは、同じ車種でも価格や走行性能、装備の質に大きな違いがあります。最上級グレードは確かに高性能で快適性に優れますが、車種によってはグレードごとで走行性能にほとんど差がないケースも珍しくありません。
新車購入でグレードを選ぶ際は、カタログや主要諸元表、装備表を見て、どの点に違いがあるのかを把握しておきましょう。また、自分の用途によってはエントリーグレードに必要なオプションをつけたほうがよい場合もあります。
デザインやブランドへの憧れから高級SUVや高性能スポーツカーを選ぶ方もいますが、車選びでは用途に合った車種選びが大切です。
例えば、車高が低い小型のスポーツカーだと家族旅行で荷物を収納しきれません。また、住宅密集地にお住まいの方がミニバンを購入すると、毎日の駐車に苦労する可能性があります。
好みのデザインや車種を優先するのはよいことですが、憧れだけで車を選ぶと後で後悔するかもしれません。車を選ぶ際は、自分の用途や維持費、住宅の周辺の道路状況といった条件を明確にして最適な車種を見極めましょう。
カタログやインターネット上に記載されている情報だけで、その車の運転感覚や室内の快適さはわかりません。新車選びでは必ず試乗を行い、実際の走行性能や乗り心地を体験しましょう。
走行時に「思ったより室内が狭いと感じた」「カーブの曲がり具合が思ったより重かった」など、表面上の情報では気づけない点はたくさんあります。
中古車は、新車より初期費用を抑えられるため、コストパフォーマンスを求める方におすすめの選択肢です。
中古車選びで後悔しないためには、以下のポイントに注目しましょう。
- 走行距離と年式
- 相場
- セールストークにまどわされない
ここでは、中古車を選ぶ際のポイントを解説します。
中古車を選ぶ際、走行距離と年式は車の寿命や走行性能に影響します。走行距離が多い車は、部品の摩耗や劣化が進んでいる可能性が高く、修理や交換がひんぱんに発生するかもしれません。
また、年式が古い車は燃費や税金面の負担が大きいものも多いため、車両価格が安い一方で維持費が増加します。
中古車を選ぶ際は、走行距離と年式から残りの寿命や維持費をシミュレーションして、コストパフォーマンスが高いかを見極めましょう。
中古車市場は需要と供給のバランスで価格が変動するため、同じ車種でも時期や地域によって価格が大きく異なる可能性があります。事前にある程度の相場を把握しておくことで、割安のモデルや避けるべき車を選別可能です。
中古車販売店によってはキャッシュバックキャンペーンや特典イベントを実施しているところも多いため、特別な催しが発生するまで待つのもよいかもしれません。
中古車販売員は、車を買ってもらうためにセールストークをしますが、自分の用途に合ったものかに注目して車を選びましょう。
ただし、セールストークのすべてが悪いわけではありません。基本的に店員さんは自分の用途に合わせて車を紹介してくれるため、頼るべきところは頼ったほうがよいでしょう。
注意したいのは、セールストークで本来注目していなかった要素に魅力を感じてしまうところです。本来の用途を見失っては元も子もないため、店員さんに一任するのではなく、協力してもらう心持ちで車を探しましょう。