「子どもの送り迎えや自分の通勤に車は必要だけれど、低燃費なコストパフォーマンスの良い車はないかな…」と、考えている方は少なくありません。
また、これから新しく乗り換えを検討していて、どんな車が自分に合っているのか悩んでる方もいるでしょう。
この記事では、40代女性に人気のある軽自動車の特徴や選び方について解説していきます。また、おすすめな車種も紹介するため、車選びの際は参考にしてみてください。
燃費性能や安全性能が優れている軽自動車は40代女性にも人気!
軽自動車はコンパクトなボディサイズから燃費がよくコストパフォーマンスに優れた車です。昨今の燃料高から車のランニングコストが気になる方は、最新の軽自動車に乗ると改良された燃費性能の恩恵を受けられるでしょう。
また、安全性能も優れています。各メーカーが研究を重ねた先進技術を搭載しており、事故に遭わない工夫や未然に防ぐような機能を搭載しています。運転が得意でないと感じている人にとっては欠かせない機能でしょう。
40代女性はまだ現役で仕事や子育てを頑張る世代です。日々の生活をお得に安全に過ごすためにも軽自動車はおすすめです。
40代女性に人気のある軽自動車の特徴
40代女性から軽自動車は人気がありますが、どのような点に多くの人は魅力を感じているのでしょうか。
それは、燃費や取り回しのしやすさ、車内空間の快適さなど、様々なポイントが人気の秘訣です。ここからは、それらの特徴について解説していきます。
燃費の良さは車の維持費をおさえたい人にとっては欠かせないポイントでしょう。軽自動車は普通車に比べて燃費がおさえられているため、ランニングコストを節約したい人にとっておすすめです。
では、なぜ軽自動車は燃費が良いのでしょうか。その理由は、車両重量の軽さです。ボディサイズが小さい分、車両重量は普通車に比べて軽くなっています。重いものを動かすには大きなエネルギーを要しますが、軽ければ少ないエネルギーで十分です。軽自動車を動かすためには少ない燃料があれば問題ないので燃費はおさえられます。
燃料費が高騰している時代において、ガソリン代が節約できる軽自動車は生活の必需品といえるでしょう。
日常の運転では街中や住宅街を運転する機会が多いでしょう。そのため、小回りの利く車の方が運転はしやすく、狭い道でも安心して移動できます。
軽自動車はコンパクトなボディサイズが特徴であるため、ホイールベースも狭く、小回りが利きやすいです。その結果、取り回しが良く操縦性に優れています。
運転に不安を覚える方であっても操作性が良ければ思いのままに動かしやすいため、運転しやすいと感じるでしょう。通勤や送り迎えと運転する時間の長い40代女性にとって、軽自動車は強い味方です。
軽自動車はボディサイズが小さいため、室内空間が窮屈であるイメージが強いかもしれません。しかし、最近のモデルは今までのイメージを払拭した居住性を実現しています。
現在の主流は「ハイトワゴン」タイプです。全高や室内高を高く設計することで上への空間を有効活用しています。また、後部座席の足元部分の空間を広めにとることで、窮屈さを感じさせない配置が意識されています。それらの企業努力により普通車のコンパクトカータイプよりも快適な室内空間を作り上げました。
40代では子どもの成長に合わせて送り迎えなど一緒に移動する機会が多いでしょう。家族で移動することを想定すると軽自動車はおすすめです。
しかし、メンテンナンスや維持費などランニングコストについては検討の余地があるでしょう。修理用の部品は純正パーツの場合、取り寄せに時間を要するなど、時間や費用の面でのデメリットを踏まえた上での選択が必要です。
軽自動車の売買をする際の必要書類とは?
40代女性が軽自動車を選ぶ際にチェックしたいポイント
変わり続けるライフスタイルやこれからの過ごし方を考えた際に、自分にとって合っている軽自動車はどのようにして見つければ良いのでしょうか。
ここからは、40代女性が軽自動車を選ぶ際にチェックしたいポイントを3つ紹介していきます。
1つ目のチェックポイントは安全機能の充実さです。
子どもを連れて運転する機会の多い40代女性にとって、車の安全機能は欠かせません。自分が事故を起こさないのはもちろんのこと、他の人からの事故に巻き込まれたくない人がほとんどです。大事な家族を同乗させているからこそ、事故をしない遭わない機能があれば安心して運転できるでしょう。
多くの軽自動車では各メーカーの先進技術が盛り込まれています。とはいえ、選択するモデルやグレードによって搭載される機能は異なります。どのような事故を防ぎたいのか、搭載機能で実現したいことを考えながら取捨選択しましょう。
安心して運転したい場合は、装備にコストをかけることも視野に入れておく必要があります。
2つ目のチェックポイントは自分にとって使い勝手が良い車かどうかです。
同乗者を乗せていたとしても運転者は自分です。多くの時間を過ごすため、収納力や快適性など日常生活で使いやすい車を選ぶと良いでしょう。
例えば、インパネのデザインや収納BOXの位置、ドリンクホルダーの位置、電源ソケットの数など確認ポイントは様々です。
カタログだけで比較しても問題はありませんが、実際にディーラーへ赴いて実写を確認しても良いでしょう。運転席に座ってハンドルまわりの配置やシートアレンジの仕方などバランスの良さや操作のしやすさを確認してみると具体的なイメージが湧きやすいかもしれません。
3つ目のチェックポイントは運転席からの視野です。
安全機能が十分に備わっていたとしても、運転するのは人間です。見えている範囲が狭ければその分、運転時の確認も疎かになるでしょう。
また、視野が開けていなければ運転をしにくいと感じます。ピラーの配置や太さはもちろんのこと、窓ガラスの大きさからトータル的な視野の広さを確認しなければなりません。
そのため、カタログでの比較より実車で乗ってみて確かめることをおすすめします。試乗時に実際に公道を走ってみても良いでしょう。運転時の安心感を高めるためにも自分の目で見てみることをおすすめします。
運転を苦手に感じている方も少なくなく、日々の移動をサポートしてもらえるような機能が人気を集めています。
40代女性に人気の軽自動車10選
ここまでは、軽自動車の特徴や選ぶ際のチェックポイントについて紹介してきました。
それでは実際にどのような車が販売されているのでしょうか。各車の特徴や人気の理由が分かれば選ぶ際により具体的なイメージが湧きやすくなるでしょう。
ここからは、40代女性から人気を集めている軽自動車を10車種、紹介していきます。
スズキから販売されているスペーシアは「ハイトワゴン」タイプの元祖とされており、その居住性の高さによって軽自動車ブームの火付け役となりました。
展開されているモデルは、スペーシアとスペーシアカスタムの2種類です。やわらかなデザインのスペーシアと洗練されたデザインのカスタムがあるため、好みによって選んでみると良いでしょう。また、カスタムの方が本革ステアリングが採用されるなど、内外装ともに高級感が漂っています。
どちらも収納スペースや後部座席のテーブルなど、室内で快適に過ごすための工夫が施されています。
安全機能はスズキセーフティサポートです。運転支援や衝突安全機能など14種類の豊富なシステムや装備が特徴で、安心して運転できる機能が搭載されています。
ホンダから販売されているN-BOXは国内販売台数1位を獲得した大人気の軽自動車です。
展開されているモデルはノーマル、JOY、カスタムの3種類があり、JOYはアウトドアスタイルが特徴で、カスタムは洗練されたフロントグリルとブラックカラーで統一された落ち着きのあるインテリアが特徴です。同じ車の中にグレード以外の選択肢がある点が人気の秘訣でしょう。
運転時の前方視界が開いて見えるように設計されたインパネや先進安全技術である「Honda SENSING」が搭載されているなど、安全面についても十分な対策が取られています。
スタイリッシュかつ安心して乗れる車を探している人にとっておすすめの車です。
日産から販売されているルークスは技術の日産が誇る運転しやすい車の代名詞です。
軽自動車らしいコンパクトなボディサイズから想像できないような見晴らしの良さと運転時の視点の高さは、取り回しの良い車として人気を博しています。
また、ハイブリッドシステムが採用されているため燃費も優れており、ランニングコストをおさえたい人にとっておすすめです。
デザイン面ではグレード別にフロントマスクのデザインや選べるボディカラーが異なっており、自分だけのオリジナルの車が欲しい人にとっては選択肢が多く楽しく選べる点も特徴でしょう。
「家族みんなでお出かけしたくなるような車」のコンセプト通り、運転していて楽しい車です。
ダイハツから発売されているタントは軽ハイトワゴンとして初めて販売された歴史ある車です。
モデルはノーマルとカスタムの2種類があり、モデルごとにフロントグリルのデザインが異なります。ノーマルタイプは主張の控えめなデザイン、カスタムは力強さを感じるデザインのため、自分の好みに合わせて選ぶと良いでしょう。
また、ハイトワゴンタイプの軽自動車であるため室内高や居住性の高さは十分ですが、他の車とは一線を画すポイントがこの車にはあります。それは、助手席側のセンターピラーがドアに内蔵されている点です。センターピラーレスになった結果、他の車にはない大開口を実現しました。
人の乗り降りのしやすさはもちろんのこと、荷物の積み下ろしもしやすい点はこの車の特筆すべきポイントでしょう。家族連れにとって乗り降りのしやすさは大きなメリットです。
スズキから販売されているワゴンRは広い室内空間と高い燃費性能が特徴の車です。
ハイトワゴンタイプの軽自動車であるため、室内高は高く、広さを感じる設計になっています。
また、2024年1月時点のメーカー調べでは同車格の中で最も低燃費を実現しています。(WLTCモードで25.2km/L)この低燃費はマイルドハイブリッドシステムを採用している以外にも、軽量かつ高剛性のプラットフォームである「ハーテクト」や高強度かつ軽量なボディ素材である「テクト」を開発し、採用していることも理由に挙げられます。安全性はそのまま、従来より軽量化しているため燃費性能が向上しました。
機能面以外にも、展開されているモデルはノーマル、カスタム、スティングレイの3種類があるため、デザイン面でもこだわりを感じられます。質実剛健を体現している素晴らしい車です。
日産から販売されているデイズは豊富なカラーバリエーションと取り回しのしやすい運転のしやすさを追求したちょうどいい車です。
カラーは特別塗装色を含む全21種類から選択でき、2トーンも含めると他の人と被らないようなオリジナリティのある車を作り上げられます。
また、最小回転半径が4.5mと小さいため、狭い路地の曲がり角もためらわずに運転できるでしょう。裏路地に入った隠れた名店へのおでかけも楽にできます。
また、運転席の前方視界も広角に設計されているため、すれ違いや幅寄せも安心してできます。運転に不安を覚えている人にとっておすすめの車です。
スズキから販売されているラパンは可愛いデザインから女性に人気の高い車です。
他の車と違いスライドドアは採用されていませんが、流行のくすみカラーがボディカラーに採用されていたり、内装もガーリーに仕上がっているため、運転をしていて気分の上がる車といえるでしょう。
また、スタイリッシュ性だけでなく性能面でも優れています。ハイブリッドエンジンやアイドリングストップシステムが採用された結果、優れた燃費性能を達成しています。ガソリン代を節約できるため、車の維持費をおさえたい人にとっては最適な車といえるでしょう。
日産から販売されているサクラは軽自動車では珍しいEVタイプの車です。
近未来的なエクステリアデザインと高級感ある洗練されたインテリアデザインが特徴の車で、スタイリッシュな車が好きな人におすすめできます。
また、1回の充電で走行できる距離は180kmと日常使いには十分な容量に設計されています。改良を重ねられたバッテリーが採用されているため、製造後8年間もしくは16万kmまで保証されています。長い期間運転できるため経済的なEVといえるでしょう。
サクラにもプロパイロットが搭載されているため、安全面も十分に配慮されています。
ダイハツから販売されているタフトはアウトドアスタイル好きにはたまらない車です。
運転席の上部には軽自動車には珍しいガラスルーフが採用されています。室内の広さはもちろんのこと、視界も開けているため想像以上の居住性を体感できるでしょう。
また、座面には汚れに強い素材が採用されていたり、シートアレンジもフレキシブルにできるため、子どもの部活動の送り迎えなど汚れたものを運ぶ際に気にする必要がない点は嬉しいポイントです。
安全機能として「スマアシ」が搭載されています。他のメーカーと同レベルの性能が搭載されているため、安心して運転できるでしょう。
スズキから販売されているアルトはコロンとした見た目の可愛い車です。
優しい丸いフォルムが特徴でシンプルなエクステリアデザインだからこそ、日常使いしやすい車に仕上がっています。
インテリアのデザインもノイズレスかつシンプルに仕上がっているため、飽きのこない見た目が特徴です。荷室も広く設計されているため荷物が多い日でも困ることは少ないでしょう。
燃費面もハイブリッドエンジンが搭載されているため低燃費を実現しており、ランニングコストをおさえられた車に仕上がっています。