日本の道路を走る車の約3台に1台が軽自動車とされるほど、その人気は根強いものがあります。経済的な維持費や取り回しの良さから、若者からシニア世代まで幅広く支持されていますが、どんな車にもメリットとデメリットがあります。

そこで今回は、軽自動車とは何かという基本情報から、普通車との違い、メリットやデメリットについて詳しく見ていきましょう。

軽自動車の利用がおすすめな人の特徴も解説するため、購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

軽自動車のメリットとデメリット

軽自動車のメリットとデメリット
軽自動車は多くの人に愛されている車です。軽自動車の人気モデルとして知られる「ホンダN-BOX」は、広々とした室内空間や使い勝手の良さで長年売れ続けており、その勢いはとどまることを知りません。

しかし、どんなにメリットが多いとされる軽自動車にも、やはりデメリットは存在します。そこで、ここからは軽自動車とは何か、普通車との違いやメリットとデメリットを考えていきましょう。

軽自動車とは?

軽自動車とは、日本の道路運送車両法によって定められた独自の車両規格に基づいた自動車のことです。

現在の基準では、全長3.4m以下、全幅1.48m以下、全高2.0m以下、エンジンの排気量は660cc以下と規定されています。この規格は昭和24年に初めて定められ、その後、走行性能や安全性の向上に伴って少しずつ見直され、平成8年に現在の基準が確立されました。

軽自動車がこれほどまでに普及した背景には、日本の狭い道路事情や住宅街での駐車スペースの問題などがあります。小さなボディサイズによって駐車しやすく、維持費も普通車より抑えられるため、都市部の利用者を中心に広く支持されてきました。

また、軽自動車は日本国内での需要が主ですが、一部のモデルはカスタマイズされ、海外に輸出されるケースもあります。

軽自動車と普通車の違い

軽自動車と普通車の違い
軽自動車と普通車にはいくつかの明確な違いがあります。

まず、車両価格と維持費が挙げられます。軽自動車は普通車に比べて新車価格が低く設定されており、税金や車検、任意保険などの維持費も抑えられるのが特徴です。特に若者や高齢者、単身世帯にとって大きな魅力です。

一方で普通車は、初期費用や維持費が高いものの、排気量が大きいため、長距離のドライブや高速道路での走行において優れた性能を発揮します。

次に、ボディサイズと駐車のしやすさが異なります。軽自動車はコンパクトなボディサイズのため、狭い路地や駐車場でも取り回しがしやすいのが特徴です。都市部や郊外の住宅街で駐車スペースに困ることが少なく、女性ドライバーや初心者にとっても安心して運転できる点が支持されています。

一方で、普通車は車幅が広く、室内空間にも余裕があるため、家族での旅行や多くの荷物を積む際に快適です。

軽自動車のメリット

軽自動車が多くの人に選ばれている理由は、そのコンパクトさだけではありません。燃費の良さや経済性の高さが、日常の車の維持費を大きく軽減してくれるため、若者から高齢者まで幅広い層に支持されています。

また、エコカー減税の適用対象となる車種も多く、環境に優しい選択としても注目されています。

ここからは、軽自動車がもたらす具体的なメリットを、維持費や実用性といった観点からみていきましょう。

燃費が良い

軽自動車は、全長や重量がコンパクトに抑えられた設計によって、非常に優れた燃費性能を発揮します。ボディの軽量化に加え、エンジンも小型で効率的な設計がなされているため、無駄な燃料消費を抑えながらスムーズに走行可能です。

近年では普通車にもハイブリッド車や電動車両など燃費性能の高いモデルが登場していますが、それでも軽自動車の燃費性能は依然として際立った魅力です。

一般的に、軽自動車は1リットルあたり20~30kmを走行できるモデルが多く、普通車と比較すると1リットルあたり数キロメートル程度の差が出ます。この差は、年間を通じて毎日の通勤や買い物などで積み重ねられ、ガソリン代として大きな節約につながります。

また、軽自動車はガソリンスタンドで給油する回数も少なく済むため、忙しい生活を送る人にとっては時間的なメリットにもなるでしょう。

維持費が抑えられる

維持費が抑えられる
軽自動車は燃費が良いだけでなく、維持費の面でも普通車より大きなメリットがあります。

まず、自動車税が普通車に比べて大幅に安く設定されており、年間の税金負担が軽減されます。

例えば、普通車の排気量1,000cc以上のクラスと比べると、軽自動車の自動車税は半分以下で済むことが多い傾向です。また、車検費用も部品代や整備費が抑えられるため、2年ごとの車検のたびにお財布に優しいと感じるでしょう。

さらに、任意保険料も軽自動車の方が安く設定されているケースが多く、トータルで見たときに普通車よりもはるかに経済的です。そのため、車を頻繁に使う人や、維持費を抑えたい若年層、シニア層にとって大きなメリットとなっています。

高速料金が安い

軽自動車は、高速道路や有料道路の通行料金が普通車に比べて安くなる点も見逃せないメリットです。

普通車の料金が1,000円かかる区間でも、軽自動車なら800円程度で済むことがあり、長距離の移動ではその差が積み重なって大きな節約につながります。特に、旅行や帰省などで長時間高速道路を利用する場合、この料金の差は家計に大きな影響を与えるでしょう。

また、ETC割引などの優遇措置でも軽自動車は普通車より安い設定が適用されることが多く、走れば走るほどその経済的メリットを実感できるのがポイントです。

普段は近場での移動がメインでも、年に数回の長距離ドライブを計画している人には嬉しいポイントです。

購入の際の手続きが簡単

軽自動車は、普通車と比べて購入時の手続きが非常に簡単で、スムーズに進められるのが大きなメリットです。

普通車を購入する際に必要な車庫証明の取得は、駐車スペースを確保していることを証明する重要な手続きですが、軽自動車の場合、この車庫証明が原則不要とされています。そのため、わざわざ役所に出向いたり、書類の準備に時間を取られたりする心配がありません。

これから初めて車を購入する人や、引っ越し先での手続きが煩雑な地域に住む人にとって、軽自動車のこの手軽さは非常に大きな魅力といえるでしょう。また、納車までのスピードも速く、すぐに車を使いたいときにも便利です。

小回りが利く

小回りが利く
軽自動車の大きな特徴の一つに、小回りの良さがあります。全長3,400mm以下、全幅1,480mm以下というコンパクトなボディサイズのおかげで、狭い路地や住宅街、細い商店街の道でもスムーズに運転できるため、都市部での利用には非常に便利です。

例えば、普通車だと何度も切り返しが必要な駐車場でも、軽自動車なら一発で入庫できることが多く、駐車が苦手な人でも安心して扱えるでしょう。また、スーパーやショッピングモールの駐車場、狭い立体駐車場などでも無理なく停められるため、ストレスなくドライブが楽しめます。

運転に不慣れな人にとって、この小回りの良さは日常の利便性を大きく向上させるポイントです。

豊富なバリエーション

近年の軽自動車市場は、機能性や経済性だけでなく、デザイン性も大きく進化しています。おしゃれで個性的な軽自動車が次々と登場し、かつて実用一辺倒と思われていたイメージを覆しました。

車種やボディデザイン、カラーリングが非常に多様で、可愛らしいデザインからスポーティなもの、さらにはアウトドア仕様まで幅広く展開されています。

また、内装にもこだわりをもったモデルが多く、座席シートのカスタマイズや収納の工夫、最新のインフォテインメント機能が搭載されている車種も増えています。

そのため、若者を中心にファッションアイテムとしての軽自動車を楽しむユーザーが増えており、個性を大切にする人にもぴったりの選択肢です。

軽自動車と普通車だと高速料金はどのくらい違うの?

軽自動車の高速料金は、普通車に比べておおむね2割ほど安く設定されています。これは短い距離ではあまり気にならないかもしれませんが、長距離移動をする際には大きな違いとなり、節約効果を実感できるでしょう。例えば、片道300kmのドライブでは、往復するだけで数千円単位の節約が可能です。

また、ETC割引が適用される場合にも、軽自動車は割引率が高く設定されていることが多いため、旅行や帰省などで高速道路を頻繁に利用する人にとっては、大きな経済的メリットがあります。

こうした料金面の優遇により、軽自動車は家族での移動や日常使いだけでなく、長距離ドライブでもコストパフォーマンスの良い選択肢となっています。

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軽自動車のデメリット

軽自動車は日本独自の規格であり、経済的なメリットや取り回しのしやすさから多くの人に選ばれています。

しかし、そのコンパクトさや仕様による制約が原因で、いくつかのデメリットが存在するのも事実です。特に、走行性能や室内の快適さにおいて、普通車と比べた際の違いを実感することがあるでしょう。

ここからは、軽自動車の代表的なデメリットについて詳しく見ていきます。

エンジンの騒音が大きい

軽自動車は少ないパワーで効率よく動くよう設計されていますが、一方で高速道路や急な坂道などの負荷がかかる場面ではエンジンが悲鳴を上げるかのような騒音が発生します。アクセルを強く踏み込むと「ブオーッ」といった甲高い音が車内外に響き、長時間のドライブでは疲労の原因になることも少なくありません。

特に高速道路での追い越し時や登坂中に騒音が気になる人が多くいます。日常の街中での運転ではあまり気にならないかもしれませんが、高速走行を頻繁に行う人にとってはこの騒音がストレスになるため、普通車のほうがよいと感じる場合があります。

パワー不足を感じる

軽自動車のエンジンは排気量が最大660ccに制限されており、出力もメーカーの自主規制で64psに抑えられています。そのため、普通車に比べるとパワー不足を感じる場面が多くなります。

例えば、高速道路での合流時や追い越しをしたいときにアクセルを踏み込んでも、思ったように加速せず、後続車が迫ってくるような不安を覚えることも。また、急な坂道ではエンジンがうなりながらも速度が上がらず、車が重く感じられることもあるでしょう。

ただし、最近ではターボエンジンを搭載した軽自動車も増えており、日常の市街地走行においてはそれほどパワー不足を感じないこともあります。しかし、大人数で乗車したり荷物を多く積んだりした状態では、どうしてもエンジンの限界が見えるため、普通車と比べると力不足と感じることが多い傾向です。

車内が窮屈

車内が窮屈
軽自動車は全長3,400mm以下、全幅1,480mm以下、全高2,000mm以下という厳しいサイズ規制があるため、ボディサイズがコンパクトである反面、室内が窮屈に感じることがあります。

運転席や後部座席に座ったとき、足元や肩周りのスペースが限られており、特に体格の大きい人には長時間のドライブが疲れやすいかもしれません。

また、後部座席に大人が2人乗るときには、横幅が狭いため隣の人との距離が近くなり、リラックスして乗車するのが難しいと感じることがあります。

さらに、荷物をたくさん積みたい場合も問題となることがあります。日常の買い物程度であれば問題ありませんが、旅行用のスーツケースやアウトドア用品などの大きな荷物を積むと、車内スペースが圧迫され、後部座席の快適性が損なわれることも。

家族旅行や長距離移動を頻繁に行う人にとっては、普通車の広い室内が大きなメリットになるかもしれません。

横風をあおられやすい

軽自動車はボディがコンパクトで軽量化されているため、風の影響を受けやすいデメリットがあります。特に、高速道路を走行しているときやトンネルの出入り口、橋の上などでは突風や横風にあおられ、車体が左右にふらつくことがしばしばあります。

このような場面ではハンドルをしっかりと握っていないと車線をはみ出してしまう可能性があり、初心者のドライバーや慣れていない人は緊張が走ることもあるでしょう。

また、強風時に高速道路を長時間走行する際は、常に注意を払わなければならず、普通車に比べると疲労を感じやすくなります。

衝突時の安全性が不安

軽自動車のボディは、燃費性能や取り回しの良さを高めるために極限まで軽量化されています。しかし、衝突事故の際に不安を感じる要因となることも。普通車や大型車との衝突時には、衝撃が直接車体に伝わりやすく、車内にいる乗員への影響が大きくなるリスクが考えられます。

また、車体の小ささから安全性が低いのではないかと感じる人も多いでしょう。

近年の軽自動車は安全性の向上に力を入れており、衝突安全ボディ構造やエアバッグ、先進安全技術の標準装備化が進んでいます。それでも、普通車に比べると車体の強度や衝突時の安定感で劣る面があるため、運転時にはより慎重な心構えが必要です。

あおり運転をされやすい

あおり運転をされやすい
軽自動車は排気量が最大660ccに制限されており、パワー不足を感じることが多い傾向です。そのため、高速道路での加速や追い越しの場面で後続車に迷惑をかけているように見られることがあり、結果として後ろの普通車がイライラし、あおり運転をされるケースも報告されています。

特に、合流時や上り坂で十分な速度が出せないと、後続車が車間距離を詰めたりクラクションを鳴らしたりといった危険な行為につながることがあります。

こうした事態に巻き込まれないためには、後続車の動きに注意しつつ、追い越し車線に長く留まらないなどの配慮が必要です。また、最近ではドライブレコーダーを設置することで、万が一のトラブル時に証拠を残すことが推奨されています。

軽自動車は何人まで乗れますか?

軽自動車の乗車定員は基本的に4人までと法律で定められています。普通車に比べると座席が少なく、5人以上での乗車はできません。これは、軽自動車のボディサイズやエンジン性能が限られているため、安全に運行できる人数として4人が上限とされているからです。

ただし、大人4人が長時間乗車する場合には足元や肩回りが狭く、窮屈に感じることがあるかもしれません。特に、荷物を多く積んだ場合には後部座席のスペースがさらに制限されるため、家族旅行など長距離の移動では注意が必要です。快適に移動するためには、事前に荷物の量を調整し、必要に応じてルーフキャリアなどの活用も検討すると良いでしょう。

軽自動車の利用がおすすめな人の特徴

軽自動車の利用がおすすめな人の特徴
軽自動車は、低コストで維持できる経済性や、小回りの良さなど、多くのメリットをもつ車として日本国内で幅広い層に愛されています。しかし、そのメリットを最大限活かせるのは、特定の条件に合った人です。普通車にはない特性をもつ軽自動車は、ライフスタイルやニーズに応じて大きなメリットをもたらすことがあります。

ここからは、軽自動車がどんな人におすすめなのか、その特徴を詳しく見ていきましょう。

コスパ重視の人

車を維持する際にかかる費用をできるだけ抑えたい人にとって、軽自動車は理想的な選択肢です。自動車税は普通車に比べて大幅に安く、車検費用や任意保険料も低く抑えられます。

また、燃費の良さからガソリン代も節約でき、毎日の通勤や買い物で乗るたびにコストパフォーマンスの良さを実感できます。

さらに、軽自動車は中古車市場での需要が高いため、買い替えや売却の際にも高値で手放せることも。初期費用から維持費、さらには売却時まで、あらゆる段階でお得に感じられるのが軽自動車の魅力です。

コスト面を重視する若者やファミリー層、また年金生活の高齢者にも特におすすめです。

運転に自信がない人

運転に不安を感じる人や初心者ドライバーにとって、軽自動車のコンパクトさと小回りの良さは大きな安心感があります。ボディサイズが小さいため、狭い道路やカーブでも楽にハンドル操作ができ、駐車場でのバック駐車や切り返しもスムーズです。

住宅街の細い路地や、混雑したショッピングモールの駐車場など、普通車だと苦労するようなシーンでも軽自動車ならストレスなく乗りこなせます。また、見切りが良い設計の軽自動車が多いため、車両感覚がつかみやすく、運転に慣れるまでのハードルが低いのもメリットです。

免許を取ったばかりの若い人から、長年運転から遠ざかっていたシニア層まで、幅広い人に適しています。

セカンドカーが欲しい人

セカンドカーが欲しい人
すでに1台目の車を所有している家庭が、日常の細かな移動や通勤、子どもの送り迎えなどのために2台目を考える場合、軽自動車は非常におすすめです。

例えば、1台目がミニバンやSUVなどの大型車の場合、普段使いに適した小回りの利く軽自動車をセカンドカーにすることで、燃費面や駐車のしやすさといった利点が活きてきます。

また、維持費が安いため、2台所有することによる家計への負担が少なく、必要に応じて家族で使い分けられるのもメリットです。

軽自動車は、短距離の買い物や子どもの送迎、通勤など、日常生活の細かな移動にはぴったりのパートナーです。

単身または少人数家族の人

軽自動車は、乗車定員が4人までと制限されているため、単身者や夫婦、子どもが小さい少人数家族に向いています。

例えば、単身者であれば荷物を積むスペースも十分で、引っ越しや買い物などの用途にも対応可能です。また、少人数の家族であれば、普段の買い物や子どもの送り迎え程度であれば、軽自動車でも快適に移動できます。

最近の軽自動車は室内空間を広く設計しているモデルが多いため、思ったよりも窮屈さを感じない仕様になっています。

ただし、頻繁に大人数での旅行をする場合や、長期間荷物を大量に積む必要がある場合は、軽自動車だけでは限界を感じることがあるかもしれません。その場合は、必要なときだけレンタカーを借りるなど、使い分ける方法も効果的です。

軽自動車で長距離運転はできますか?

軽自動車でも長距離運転は可能ですが、いくつかの制約があることを理解しておく必要があります。軽自動車は最大排気量が660ccに制限されているため、エンジンパワーが普通車よりも控えめです。高速道路での追い越しや急な坂道では、加速性能に限界を感じることがあるかもしれません。

また、エンジンが高回転で動作するため騒音が発生しやすく、長時間の運転では疲労がたまりやすいというデメリットもあります。そのため、軽自動車で長距離運転をする際は、適度な休憩を取り、ゆとりをもったスケジュールで走ることが大切です。

もし頻繁に長距離を走る予定がある場合は、ターボエンジン搭載の軽自動車を選ぶか、用途に応じて普通車を検討するのも良いでしょう。

まとめ

①軽自動車は、エンジンの騒音やパワー不足、車内の狭さ、横風の影響、衝突時の安全性などのデメリットがある
②メリットとしては、燃費の良さ、維持費の安さ、高速料金の割安さ、購入手続きの簡単さ、小回りの良さ、豊富なバリエーションが挙げられる
③軽自動車と普通車では、高速料金や税金などの維持費に大きな差があり、経済的な面で軽自動車が有利
④軽自動車は、コスパ重視の人、運転に自信がない人、セカンドカーを求める人、単身者や少人数家族に特におすすめ
⑤長距離運転も可能だが、パワー不足や騒音、長時間の乗車による疲れなどに考慮する必要がある

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