車乗り換え時に行う名義変更の必要書類は6種類です
車乗り換え時は、
- 車庫証明書
- 実印・印鑑証明書
- 譲渡証明書
- 委任状
- 車検証
- 手数料納付書・自動車税申告書・申請書
などの書類を用意しましょう。印鑑証明書を用意する際は、有効期限や再登録の有無なども確認してください。
車庫証明書は、警察署で申請が可能です。申請後すぐに車庫証明書が発行されるわけではないので、余裕をもって手続きは済ませましょう。
車を買い替える際は、所有している車にローンが残っていないか確認しておくと良いです。車を売却、購入する際は、納車するタイミングに注意が必要です。
車の名義変更をする際は6種類の書類を用意する必要があります
車を乗り換える場合、名義変更を行う必要があります。名義変更を行う際は、6種類の書類を用意した上で、陸運局に行かなければなりません。
以下では、6種類の書類について解説いたします。
車庫証明書とは、自動車を保管する場所がきちんとある事実を証明してくれる書類のことです。新車・中古車の関係はなく、新たに自動車を購入し、ご自分の車として使うのであれば、必ず必要となります。
自動車の販売店であれば、ほとんどの場合、この書類の取得を代わりに行ってくれます。しかし、費用が発生するので、節約したい場合は自分で行うと良いでしょう。
名義変更を行う際は、実印が必要です。安価な印鑑でも実印として登録可能ですが、第三者が簡単に自分と同じ印鑑を手に入れることができるのであまりおすすめはしません。
実印が登録済みである場合、その事実を証明してくれる書類が印鑑証明書と呼ばれるものです。実印が必要となるシーンでは、印鑑証明書も用意する必要があります。
前の所有者から、新しい所有者に車が譲渡される場合、その事実を証明する書類が譲渡証明書です。中古車を販売店から購入した時や、個人間で車を譲渡してもらった時に必要となります。
手続きを他人に行ってもらう場合は、委任状が必要です。名義変更を業者に依頼する場合は、自分の委任状を用意しなければなりません。
自分で名義変更を行う場合は、前の所有者の委任状が必要です。
車検証とは、車検がしっかりと行われていることを証明してくれるものです。必ず原本が必要となりますので、コピーを用意しないように注意しましょう。
手数料納付書・自動車税申告書・申請書などの書類は、陸運局で手続きをする際に必要となります。これらの書類は、ご自分で用意する必要はありません。
名義変更を行う日に、陸運局で記入することになります。発行の際にいくらか料金がかかるので、その点は覚えておきましょう。
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印鑑証明書に関する注意点は4つです
名義変更において、印鑑証明書は重要な書類の1つです。こちらでは、この書類において押さえておきたい4つの注意事項を紹介します。
せっかく印鑑証明書を用意しても、使用できないケースもあるので、しっかりと注意事項は押さえておきましょう。
印鑑証明書は、有効期限が明確に設定されています。名義変更を行う際は、発行されてから3ヶ月以内の印鑑証明書を用意しなければなりません。
期限が切れているものはもちろんのこと、まもなく有効期限が切れそうになっている印鑑証明書も使用が許可されない場合があります。書類に不備があると手間がかかりますので、期日に余裕がある印鑑証明書を用意しましょう。
印鑑証明書の記されている情報の中には、住所も含まれています。そのため、引っ越しをした場合は、印鑑証明の手続きを再度行わなければなりません。
古い住所の印鑑証明書は、用意しても使用できませんので注意が必要です。
実印を紛失してしまった場合、再び登録を行う必要があります。再登録は役場で行うことが可能ですが、失くさないように普段から注意することが大切です。
万が一失くしてしまった場合は、再登録をすると同時に、警察で盗難届・紛失届も出しておきましょう。悪用されるリスクがあるからです。
普通車の場合は、印鑑証明書が必須です。軽自動車の場合、印鑑証明書を用意する必要はありません。
しかし、必要となるケースもゼロではないので注意しましょう。買い替えの際は、業者に確認するようにしてください。
車庫証明書は3つのステップで取得できます
車の買い替えにおいて車庫証明書は重要な書類の1つです。この書類を取得する場合、主に3つのステップを踏むことになります。
以下では、各ステップについて解説しますので取得する際の参考情報として役立ててください。
車庫証明書を取得する場合は警察署に行って申請を行う必要があります。車を保管する場所を担当している警察署で発行されます。
ご自分が所有する土地を使って保管する場合は保管場所使用権原疎明書面が必要です。他人が所有する土地を使用する場合は保管場所使用承諾証明書を用意しなければなりません。
申請書は各警察署のホームページでダウンロード可能です。しかし、警察署によってはない場合もあるので注意しましょう。
申請書を手に入れたら記入してください。書き方は申請書類に添付される見本を見れば分かります。
申請費用が数千円かかりますので忘れずに用意してください。申請書を記入するにあたって注意しなければならない項目は車名のところです。
誤って車種の名称を記入する人がいますが、この欄はメーカー名を書かなければなりません。間違えやすい項目ですので気を付けて記入しましょう。
申請した後は数日ほど待ちましょう。申請したからといって、その場で発行されるわけではないので注意が必要です。
書類を受け取るためには数百円の費用がかかります。印鑑と併せて用意しておいてください。
車買い替えは主に5つのステップを踏むことになります
車の買い替えを行う際は主に5つのステップを踏むことになります。大まかな流れを把握しておくことで実際に手続きをする際に戸惑わずに済むでしょう。
以下では、5つのステップについて解説します。
ローンで車を購入した場合そのローンが残っているかどうかを確認しましょう。ローンが残っていても車を売却することは可能です。
しかし、所有権の解除などの手続きを行わなければならないこともあります。また、ローンが残っている場合、売却して得たお金を返済に充てることも可能です。
所有している車が、どの程度の価格で売れるかを調べましょう。売ったお金を購入資金に充てるのであれば車は少しでも高く売れるところに売った方が良いです。
買取業者ごとに買取価格は異なります。「どこに売っても同じだろう」と思うのではなく入念にリサーチすることをおすすめします。
業者によっては交渉によって買取価格をアップさせてくれる可能性もあります。交渉が得意という方は、ぜひ業者と話し合ってみてください。
車の売却先が決まったら、次に購入する車を選びます。予算や用途など車を選ぶポイントはいくつかあります。
特に重視しておきたいポイントは「ライフスタイルに合った車であるのかどうか」です。例えば子供が生まれた場合は、これまで使っていた車と同じ大きさの車を購入しては手狭に感じることがあります。
広い車体の車を選べば家族が増えても楽にドライブを楽しめます。どのような車を選ぶことで最も快適に過ごせるかを考えてみましょう。
購入する車が決まったら今度は車を取り扱っている業者を探しましょう。新車の購入を検討している場合は様々なお店に寄ってみることをおすすめします。
特にご自分が狙っている車のライバル車種を扱っているお店には、一度顔を見せておくと良いかもしれません。ライバル車種の特徴を聞いておくことで狙っている車と比較ができます。
比較ができた後は、いよいよ狙っている車を扱っているお店に行きましょう。「あの車はこういった点が優れていたようだけど」とライバル車種の話を持ち掛けることで値引き交渉をしやすくなります。
中古車を購入する場合は、なるべくあらゆるメーカーの車を扱っている業者を利用するのがおすすめです。扱っているメーカーが多ければ、それだけ好みに合った一台を見つけやすくなります。
走行距離や年式など中古車の場合はそのような条件もしっかりと確認しておいてください。安いからといって、あまりにも状態の悪い車を購入してしまうと、こまめに修理しなければならず、かえって損をする可能性があります。
購入先も決定した場合は、いよいよ売却と購入です。車の売却・購入をする際は必要書類があります。
慌ててしまわないためにも余裕をもって書類は用意しましょう。また、必要書類の中には委任状など店舗で用意できるものもあります。
どの書類が店舗で用意できるものなのかを業者に確認しておくと良いです。また、売却と購入のタイミング次第では数日ほど車が使えなくなる日が出てくる可能性があります。
車を普段から使っている方は売却と納車のタイミングをしっかりと見極めておきましょう。
車の買取価格は売値の何割が基本なの?
(まとめ)車乗り換え時に行う名義変更の必要書類とは?
車を乗り換える際は6種類の書類が必要です。印鑑証明書を用意する際は有効期限に注意してください。
車庫証明書は申請後すぐに発行されるわけではないので、その点は気を付けましょう。車を乗り換える場合は流れを把握しておくと戸惑わずに済みます。
車を乗り換える際は、車庫証明書、実印・印鑑証明書、譲渡証明書、委任状、車検証、手数料納付書・自動車税申告書・申請書などの書類が必要です。ご自分で名義変更を行うことが面倒に感じた場合は、業者に任せる方法もあります。
印鑑証明書を用意する際は有効期限を確認しましょう。引っ越しをしたり実印を失くしたりした際は再登録が必要です。
軽自動車の場合は、原則印鑑証明書は必要ありません。しかし、必要な場合もあるので注意しましょう。
車庫証明書は警察署で申請が可能です。申請書を手に入れたら必要事項を記入していきましょう。
見本が添付されますので記入の際はそれをチェックすると良いです。申請した後は数日待つ必要があるので申請は余裕をもって行うことが大切です。
車を買い替える際は所有している車にローンが残っていないか確認しましょう。また、どの程度の価格で売れるのか、どこに売却するか調べ終えたら購入する車を決めます。
売却と購入を行う際は納車するタイミングに注意が必要です。