新しい車に買い替える場合や、環境の変化などが理由でこれ以上車に乗らなくなった場合、その車をいきなり廃車処分にしようと思いますか?
これまで乗ってきた愛車、どうせなら車を欲しがっている人に引き続き乗ってもらいたいという人も多いでしょう。
車を手放す方法としてよく挙げられるのが、買取店への売却ですが、では、車を買取査定に出すメリット・デメリットには何があるでしょうか。
下取査定との違いと併せて、詳しく見ていきましょう。
車を買取査定に出すメリット・デメリット
車を買取査定に出す一番のメリットは、やり方次第で車を高値で買い取ってもらえる点です。
車の買取店は多く存在するので、複数の買取店から見積もりを取り、価格交渉することで、より良い条件で車を売却することができるのです。
また、純正パーツや人気のあるオプションが取付けられていると、プラス査定になりやすく、場合によっては通常より高い査定額をつけてもらえる可能性があると言えます。
一方、買取査定に出すデメリットとしては、売買契約を結んでから、比較的短期間のうちに引き渡しが必要になってくることです。
多くの買取店では、おおよそ1週間ほどで車の引き渡しをする流れになっています。
もし、買取金額を元に新しい車を購入しようと考えている場合は、新車を買うまでの期間の代車の準備や、新しい車の納品日などの調整も必要になってきます。
車のある生活を1日でも切ることができないという場合は、それなりの準備が必要となると言えます。
下取査定との違いとは
下取は、車を売却して現金収入を得る買取とは違い、新しい車に買い替える際にディーラーなどの販売店に車を売却し、その分の金額を新しい車の購入金額から差し引いて(値引いて)もらうことを言います。
買取の場合、ユーザーに需要のない不人気車は査定額を安くつけられてしまうことがありますが、下取の場合は、不人気車や年式が古い車種の場合でも一定の査定金額をつけてくれ、市場の価格相場や時期に金額が左右されないというメリットがあります。
ただし、新しい車はその下取に出した店舗で購入する必要がありますし、買取とは違い、純正品以外のドレスアップ・社外品パーツは評価されないというデメリットもあります。
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買取査定と下取査定、どちらに出すのがおすすめなのか
買取査定と下取査定、どうせならメリットが大きい方に出したいですよね。
例えば、車を普段使いにしていて、すぐに新しい車を購入したい方には下取査定がおすすめですし、手放した後しばらくは車に乗る必要性がなく、高い金額で売却したいなら買取査定がおすすめと言えます。
下取査定は買取より手続きが簡単ですが、そのメーカーの車ではない限り査定価格が安くなる傾向があるため、愛車を高く評価をしてほしい人にとっては、買取査定の方がメリットが大きいと言えるでしょう。
以上のように、高く車を売却したい方におすすめな買取査定ですが、買取も下取も、様々なメリット・デメリットがあります。
自分がどのような条件で今の車を手放したいのかによって、査定方法を選んでみてください。