ホンダ シビックの査定相場・売値を調べる
※写真は特定のグレードのものを全グレードに共有しています。
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2024年10月までの買取査定実績から参考相場を算出
※2024年10月更新
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シビックの年式、走行距離を入力して買取相場を調べる
シビックの買取価格相場推移
ホンダ シビックのグレード別買取・査定相場実績ランキング
走行距離や車体色によって買取相場は異なります!
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年式別買取相場情報
走行距離別買取相場情報
シビックの買取相場の特徴や傾向
車の買取相場は、その車の年式やグレード、走行距離などによって大きく変動し、状態の良いものほど高値で買取してもらえるのが一般的です。シビックの買取相場の特徴を把握するために、まずは年式と買取価格相場について見ていきましょう。
2023年式(1年落ち):約276万円
2022年式(2年落ち):約273万円
2021年式(3年落ち):約293万円
2020年式(4年落ち):約271万円
2019年式(5年落ち):約253万円
2018年式(6年落ち):約207万円
2017年式(7年落ち):約199万円
2016年式(8年落ち):約316万円
2015年式(9年落ち):約298万円
2014年式(10年落ち):約-万円
2013年式(11年落ち):約-万円
2012年式(12年落ち):約113万円
2011年式(13年落ち):約106万円
2010年式(14年落ち):約57万円
2009年式(15年落ち):約53万円
※本記事は、2024年7月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
最新モデルである2023年式(1年落ち)の車両は約276万円という相場になっており、2023年夏以降は価格の上昇傾向が継続しています。全般的に見て、シビックの買取価格相場は近年上昇していると言えるでしょう。
2021年式(3年落ち)の買取相場は約293万円と、最新モデルよりも高い価格相場を示しているのは注目すべき点です。また、4年落ちや5年落ちのモデルの価格がそれほど下落していないことも特徴と言えます。上記よりシビックの新しいモデルは、中古車市場で非常に高く評価されているとわかりますが、8年落ちや9年落ちのモデルにも300万円前後の高値がついていることも特徴的です。
また、10年落ちと11年落ちに関してはデータが不足していますが、12年落ちとなると価格は顕著に下落し、100万円程度まで落ちています。15年落ちのモデルでは50万円程度にまで買取価格が下がるため、シビックで高価買取を目指すのであれば、10年落ち程度までの車両を買い取ってもらうのがおすすめです。しかし、10年以上経過したモデルでも、50万円程度の買取価格を維持しており、古いモデルであってもシビックには一定の需要があることが示されています。
シビックは、年式や走行距離の影響を受けながらも、比較的高い買取価格相場を維持していると言えるでしょう。特に、新しいモデルや走行距離の少ないものは高値で取引される傾向があります。さらにシビックは、古い年式のモデルであっても高価格がつく場合が珍しくない点も特徴的です。長年の実績と確たるブランド価値が、シビックの人気と価格を支えていると考えられます。
シビックを高く買い取ってもらうプラス査定要素
シビックは、1972年の発売から築き上げた信頼性とブランド価値により高い評価を受けており、中古車市場において非常に高い人気があります。そのため、人気グレードや新しいモデルでは特に高値での買取を狙うことが可能です。さらに、以下のポイントを意識することにより、シビックの買取価格を最大限に引き上げることにつながるでしょう。以下では、シビックを高価買取してもらうために必要な、プラス査定要素を紹介します。
・複数の買取業者に査定を依頼する
中古車の買取査定を依頼する際には、複数の買取業者に依頼することが鉄則です。何社もの業者から査定を受けることにより、市場におけるシビックの買取相場の把握につながります。理想的には3社〜5社程度の業者に査定してもらい、おおよその買取相場を掴むことが大切です。複数の業者に依頼することで、業者同士の間で価格競争が生じることも望ましく、価格や売却の交渉を有利に進められるでしょう。買取業者を選定する際には、その業者の評判や口コミをチェックすることも忘れてはいけません。全国展開している大手業者ならスピーディな売却が可能です。また一方で、地元に根ざした業者ならではの、きめ細やかなサービスにもメリットがあります。友人や知人の紹介も参考にすると良いでしょう。
また、オンラインでの一括査定もお勧めです。近所に買取業者が少ない場合でも、オンライン一括査定ならば簡単に買取価格相場を把握できます。シビックは、年式やグレードなどによって買取価格が大きく変動するため、正確な価格相場を知っておくことが重要です。グーネットのような、中古車買取業者の査定結果を見られるオンラインサービスを利用して、自分の車の市場価格を確認しておきましょう。
・売却のタイミングを見極める
シビックは、年式が古いモデルでも比較的高い買取価格が期待できる場合もありますが、年式が新しく走行距離が短いものほど高値で取引される傾向があるのは間違いありません。5年落ちのモデルまでは、特に高値で買取してもらえる場合が多いため、売却を迷っているのであれば早めに査定を依頼することをおすすめします。
中古車価格推移やモデルチェンジ発表なども、シビックの買取価格に影響を与える大きな要素です。車の需要が高まる時期や、新モデル発表前に売却することにより、買取価格がアップする可能性があります。売却のタイミングを見極め、適切なメンテナンスを行うことで、シビックの買取価格を最大化することを目指しましょう。
・車内外をきれいにしておく
車の外観や内装の状態は、買取査定額に影響を与える可能性があります。車内外をきれいに保たれた車の方が、買取査定時の印象が良く、手入れが行き届いた車であると認識されるでしょう。そのため、日頃からきれいな状態を保つ工夫をすることも重要です。洗車やコーティングを定期的に施し、傷や汚れをつけないよう意識しましょう。
・純正部品を用意しておく
車の買取査定において、純正部品の有無は大切なポイントです。特にシビックに標準装備されている部品に関しては、純正部品の方が査定額は高くなる傾向にあります。社外品パーツにカスタマイズされていても、人気の高いパーツを使っている場合は、査定額は高くなる場合があります。ただし、純正部品や付属品・説明書などはそのまま保管しておくことが重要です。純正部品を残してあれば、カスタマイズされた状態とノーマルの状態の価格を見積もってもらえるため、より有利な価格で売却することが可能になります。
・シビックタイプRは専門店で売却する
シビックにはタイプRというモデルが存在しますが、このモデルは専門店に査定を依頼することをおすすめします。
タイプRは、シビックの高性能バージョンという位置付けであり、高出力のエンジンを搭載しています。タイプRは歴代のモデルの中でも、ホンダのレーシングカー開発のノウハウが色濃く反映されたモデルであり、スポーツカー愛好家やコレクターから圧倒的な支持を得ている車です。
タイプRは一般車というよりもレーシングカーに近く、古い年式のモデルであっても中古車市場で高い価格がつくことが珍しくありません。中古車買取サイトなどを見ても、20年以上前のモデルで走行距離150,000kmを超えるようなモデルが、300〜400万円で取引されていることがあります。
タイプRは、正しく価値を判断できる人に売却するのが一番です。専門店での査定や個人売買を検討し、本来の価値を見極めてもらいましょう。中古車情報サイトなどでおおよその販売価格を調べておくのもおすすめです。
2021年式シビック(FL型)の買取相場
発売時期:2021年9月~(令和3年9月~)
形式:6BA-FL1, 6AA-FL4, 6BA-FL5
ここでは、現行モデルである11代目シビック(FL型)の買取価格について紹介します。買取価格を、走行距離、グレード、ボディカラーという3つの観点から考察し、それらが買取価格にどのように影響しているのかを紹介します。
走行距離による平均買取相場
走行距離|平均買取相場
10,000km|275.7万円
30,000km|292.9万円
50,000km|207.4万円
70,000km|315.8万円
100,000km|-万円
120,000km|105.5万円
150,000km|73.9万円
※相場価格はグレードや車の状態によって大きく変わるため参考値となります。
一般的な車は、走行距離が増えるにつれて買取価格が下がっていきますが、現行シビックの場合、70,000kmまでは走行距離に対して平均買取価格が一貫していません。そのため、人気のある特定のグレードやモデルが高値で買い取られている可能性があります。
走行距離100,000kmの買取相場に関するデータが不足していますが、それより走行距離が増えていくにつれて、買取価格は急激に下落していることがわかるでしょう。高値での売却を目指す場合は、走行距離70,000kmを目安にし、適切なタイミングで売却することが重要です。
グレードごとの買取相場
「LX(ハッチバック)」 233.9万円〜266.9万円
「EX(ハッチバック)」 257.6万円〜289.1万円
「e:HEV」 312.3万円〜314.7万円
「タイプR」 52.2万円〜511.6万円
※相場価格はグレードや車の状態によって大きく変わるため参考値となります。
現行シビックの最もスタンダードなグレードは「LX」で、シンプルながら必要な装備が標準搭載されています。そのため、買取価格は最も低いですが安定しており、より装備が充実した上位グレードの「EX」と比較してそれほどの差はないようです。
先進装備が充実した「e:HEV」とスポーツ走行性能を追求した「タイプR」の買取価格は高くなる傾向があります。タイプRは、52.2万円〜511.6万円と価格帯が広く、走行距離やカスタマイズの有無が価格に大きく影響していることが考えられるでしょう。
参考までに、シビックのグレード別査定相場をランキング形式で下記のように紹介します。
1位:e:HEV(2022年7月〜)
2位:MUGEN RR(2007年9月〜)
3位:EX(2021年9月〜)
4位:LX(2021年9月〜)
5位:シビックセダン ホンダセンシング(2017年9月〜)
6位:シビックセダン(2017年9月〜)
7位:シビックハッチバック ホンダセンシング(2017年9月〜)
8位:シビックハッチバック(2017年9月〜)
9位:タイプR ユーロ(2009年11月〜)
10位:タイプR(1997年8月〜)
比較的新しい2021年式と2017年式は、買取相場が高くなることが予想されます。また、2位のMUGEN RRは300台限定・受注生産モデルであることが影響しています。そのようなランキングの中で、1997年生産のモデルが現在でも高く評価されていることから、シビックの人気がいかに多くの人々にとって根強く息の長いものであるかを窺い知れるでしょう。
ボディカラーごとの買取相場
ホワイト|317.9万円
ブラック|297.0万円
グレー|398.1万円
ブルー|333.1万円
レッド|330.1万円
※相場価格はグレードや車の状態によって大きく変わるため参考値となります。
現行シビックで最も買取相場の高いボディカラーはグレーでしたが、ブルーやレッドの買取価格が高いのが特徴的です。一般的な車の場合には、ホワイトやブラック、シルバーなど幅広いシーンにマッチするカラーに人気が集まりますが、スポーティな印象の強いシビックでは少々傾向が異なります。ブルーやレッドはスポーツカーのようなイメージで人気カラーです。ブラックの買取相場が他より低いこともポイントと言えるでしょう。
非常に高い価格で取引されているのは、「タイプR」のグレー、レッド、ブルーです。中古車価格で800万円を超える車両もあります。
モデル概要
2021年式シビック(FL型)は、通算11代目にあたるモデルで、ホンダの新世代コモンアーキテクチャーである「ホンダアーキテクチャー」を初めて採用した車です。これは、同社の自動車製造における戦略の一つで、異なる車種間で共通の設計や部品を使用して、品質や製造効率向上、コスト削減などを図っています。
2021年式シビックは、「爽快シビック」をグランドコンセプトとし、ドライバーにとって爽快な運転体験を提供することを目指したモデルです。フロントフェイスにはセダンとハッチバックで異なるデザインを採用し、セダンモデルが水平基調、ハッチバックはハニカムメッシュのグリルが採用されています。
ガソリンモデルとして「LX」と「EX」、直噴エンジンとハイブリッドを組み合わせたモデルの「e:HEV」、ピュアスポーツ性能を追求した「タイプR」をラインナップし、幅広い層のニーズに対応しているモデルです。
2021年式シビック(FL型)は、先進の運転支援機能や快適装備も充実しており、走行性能だけでなく総合的な満足度の高い車であると言えるでしょう。スポーティな走行性能を求めるドライバーから快適な乗り心地と使い勝手の良さを求めるファミリー層まで、幅広い層のニーズに応えられるモデルです。
先代モデルとの比較
2021年式シビック(FL型)は、外観のデザインがさらに進化しました。サイドビューでは、ベルトラインを低くし、視認性向上を目的としてドアミラー取り付け位置も変更されています。ハッチバックモデルにおいて、リアのLEDコンビネーションランプは新デザインが採用されたことで遠方からの視認性が良くなり、スタイリッシュな外観を実現しました。
ハッチバックに搭載された1.5L直噴VTECターボエンジンは、加速時の応答性能が向上し、さらに高回転域でのパワーアップにも成功しています。6速MTのシフトレバーがショートストローク化、剛性も高められ、ダイレクトなシフトフィールになったのも進化したポイントです。
このモデルから新たに標準装備された「Honda CONNECT」は、サブスクリプション型コネクテッドサービス「Honda Total Care プレミアム」と連携しており、緊急時のサポートやリモートによる車の操作にも対応しています。
さらに、安全運転支援システム「Honda SENSING」も強化され、シビックでは初となる渋滞運転支援機能「トラフィックジャムアシスト」が追加されている点も魅力です。ホンダ車で初めての「アダプティブドライビングビーム」も採用され、より一層の安全性と快適性が提供されています。
2017年式シビック(FC/FK型)の買取相場
発売時期:2017年9月~(平成29年9月~)
形式:DBA-FC1, DBA-FK7, DBA-FK8, 6BA-FK7, 6BA-FK8
ここからは、2017年から2020年にかけて発売されたシビック(FC/FK型)の買取価格について紹介します。この年式のシビックは市場で流通している台数が多く、買取価格が非常に高い場合も珍しくありません。
走行距離による平均買取相場
走行距離|平均買取相場
10,000km|275.7万円
30,000km|292.9万円
50,000km|207.4万円
70,000km|315.8万円
100,000km|-万円
120,000km|105.5万円
150,000km|73.9万円
※相場価格はグレードや車の状態によって大きく変わるため参考値となります。
上記の価格には他の年式の数値も含まれるため、2017年式のみの平均買取価格相場についてはサイトで必要情報を入力して算出するのが確実です。
シビック(FC/FK型)は、走行距離が100,000kmを超えている車両であっても約1,500,000円〜約2,000,000円で取引されているものが多く、走行距離が多くても比較的高い価格が設定されているようです。グレードやカスタマイズによっては、走行距離100,000kmオーバーの車両が3,500,000円を超える価格で取引されることもあります。シビックは、年式が新しいものであれば、走行距離がかなり多い場合でも高値で流通していることがわかるでしょう。
グレードごとの買取相場
「シビックセダン」 132.0万円〜198.9万円
「シビックセダン・ホンダセンシング」 136.3万円〜204.1万円
「シビックハッチバック」 174.4万円〜267.0万円
「シビックハッチバック・ホンダセンシング」 177.2万円〜252.3万円
「タイプR・リミテッドエディション」 -万円〜-万円
※相場価格はグレードや車の状態によって大きく変わるため参考値となります。
この年式でもやはり、グレードごとに買取価格の大きな差があります。「シビックセダン」は日常的な使用に対応したバランスの良いグレードで、幅広い層からの人気を博したグレードです。衝突軽減ブレーキや車線維持支援システムなどの先進技術を搭載したホンダセンシングを装備したグレードは、スタンダードなグレードよりも若干高い価格での買取が期待できるでしょう。
ハッチバックモデルは、スポーティなデザインと実用性を兼ね備えたグレードで、セダンよりも高い価格帯で取引されていることがわかります。こちらでは、ホンダセンシングを装備しているモデルの方が買取価格が低いという結果が出ていますが、年式や走行距離の影響によるものでしょう。
「タイプR・リミテッドエディション」は、シビックシリーズ中で最高峰のパフォーマンスを追求したグレードですが、国内限定200台という非常に希少なモデルであるため、買取価格のデータはありません。ただし、希少性を考慮すると非常に高価で取引されることが予想されます。
ボディカラーごとの買取相場
ホワイト|148.2万円
ブラック|-万円
グレー|50.0万円
シルバー |-万円
ブルー|450.0万円
レッド|-万円
イエロー|350.0万円
※相場価格はグレードや車の状態によって大きく変わるため参考値となります。
シビック(FC/FK型)は、ブルーとイエローのモデルが非常に高値で取引されています。特にブルーの価格が高く、他のカラーとの間に大きな差があることが特徴です。ブルーとイエロー以外のカラーでは、ホワイトの人気が安定していて高めであり、標準的な人気カラーであることがわかります。この年式では、ブラックやシルバーなどはあまり人気のあるカラーとは言えないようです。
新しい年式のシビックは、ボディカラーにおいてブルーが人気であり、比較的高い価格で取引されていると言えるでしょう。
モデル概要
2017年式シビック(FC/FK型)は、世界のCセグメント市場で最高クラスの「操る喜び」を提供するために開発されたモデルです。走行性能と環境性能の両立を目指し、ダウンサイジングしたターボエンジンや吸排気デュアルVTCを採用し、燃費効率の良さを持たせたまま圧倒的な加速感をも獲得しています。
デザイン面では、ホイールベースを確保するための低くワイドな基本姿勢で、空力性能を十分に意識したシルエットが特徴的です。また、ダイナミックな走り心地を実現させるため、18インチのタイヤを装備しています。
そしてこのモデルの革新的な点は、ノーマルモデルと高性能モデル「タイプR」の開発を同時に行ったことです。両モデルを同時開発することにより、ノーマルモデルの走行性能向上と、タイプRの実用性向上の両方を実現しています。
2017年式シビック(FC/FK型)は、日本市場向けにハッチバックとセダン2つのボディタイプがあり、両モデルともに優れた燃費性能と環境性能を高次元で両立させている点が魅力です。安全装備として「Honda SENSING」が全車に標準装備され、先進の安全運転支援システムにより、快適な運転体験を得られるでしょう。
先代モデルとの比較
2017年式シビック(FC/FK型)は、日本国内において8代目の販売終了以降となる7年ぶりの再投入であり、エンジンとトランスミッションにおいて大きな進化が見られます。
ハッチバックとセダンには専用チューニングされた1.5L VTECターボエンジンが搭載されており、ハッチバックタイプには高出力・高トルクのL15C型エンジンが、セダンタイプにはレギュラーガソリン仕様のL15B型エンジンが採用されている点がポイントです。この調整により両タイプで、優れた燃費と環境性能を実現しました。また、「タイプR」には2.0L VTECターボエンジンが搭載され、スポーティな走行性能がさらに強化されています。
2017年式シビック(FC/FK型)は、デザイン面でも先代から大きな変化を遂げており、セダン・ハッチバックともに、流線型のクーペライクなファストバックスタイルへと変更されました。安全装備の面では「Honda SENSING」を標準装備し、フロントワイドビューカメラや前後ソナーセンサーが、危険を広範囲かつ高精度で感知するようになっています。
走行性能の面でも、新開発のプラットフォームにより約38%のねじり剛性向上と、約16kgのボディ軽量化が達成され、走行安定性に貢献しています。
2005年式シビック(FD/FN型)の買取相場
発売時期:2005年9月~(平成17年9月~)
形式:DBA-FD1, DBA-FD2, ABA-FD2, ABA-FN2
こちらでは、シビック(FD/FN型)の買取相場について解説します。約20年前のモデルであることから、新しいモデルと比較すると流通量は少なくなりますが、それでも一定数の需要があり、高価で取引されている車両も少なくありません。
走行距離による平均買取相場
走行距離|平均買取相場
10,000km|275.7万円
30,000km|292.9万円
50,000km|207.4万円
70,000km|315.8万円
100,000km|-万円
120,000km|105.5万円
150,000km|73.9万円
※相場価格はグレードや車の状態によって大きく変わるため参考値となります。
シビック(FD/FN型)は、年式が古いため走行距離は長めの車両が多く出回っています。しかし、走行距離が100,000kmや150,000kmを超えている車両であっても、1,000,000円〜2,000,000円の価格で取引されており、シビックの人気がいかに息の長いものであるかがうかがえるでしょう。ただし、高い価格で取引されているのは、タイプRのモデルがほとんどです。
グレードごとの買取相場
「1.8B」 4.4万円〜4.4万円
「1.8G」 3.2万円〜10.1万円
「1.8GL」 4.3万円〜12.4万円
「1.8S」 4.1万円〜4.1万円
「2.0GL」 4.3万円〜15.2万円
「タイプR ワンメイクレースベース車」 45.0万円〜85.1万円
「タイプR ユーロ」 91.2万円〜112.9万円
※相場価格はグレードや車の状態によって大きく変わるため参考値となります。
シビック(FD/FN型)はグレードごとに、大きな買取価格相場の差が見られます。最も基本的なグレードである「1.8B」とスポーティモデルの「1.8S」は40,000円前後の買取価格となっており、この年式の中では買取価格が低めに設定されています。
スタンダードモデルの「1.8G」とハイグレードモデルの「1.8GL」はより装備が充実しているため、ベーシックやスポーティモデルと比較すると最高買取価格は高めです。
2.0L DOHC i-VTECエンジンを搭載した最上級グレードである「2.0GL」は、最低価格は上記のモデルと同程度ですが、最高価格は15万円を超えています。今から20年ほど前の車であることを考えると、買取価格は安定していると言えるでしょう。
また「タイプR」シリーズの買取価格相場は別物で、今なお高価格で取引されていることがわかります。シビックワンメイクレースは、1981年から20年以上も続いたアマチュアレースであり、レース仕様のワンメイクレースベース車は熱心なファンに現在でも人気です。
ボディカラーごとの買取相場
ホワイト|300.0万円
ブラック|261.8万円
グレー|263.0万円
シルバー |34.0万円
ブルー|114.0万円
レッド|91.9万円
※相場価格はグレードや車の状態によって大きく変わるため参考値となります。
シビック(FD/FN型)の人気カラーはホワイトやブラック、グレーなどの落ち着いた色です。ホワイトは車の色として、日本で広く好まれているカラーであるため、この年式のシビックにおいても高値で取引される傾向があります。新しいモデルのシビックでは、ブルーやレッドなどの原色系も高い人気がありましたが、2005年式以前のモデルではその傾向が薄れるようです。古いモデルになると、カラーの鮮やかさが失われ、人気が下降気味になるのかもしれません。
モデル概要
2005年式シビック(FD/FN型)は、新しい時代のミドルクラスセダンを目指す、シビックの8代目として開発されました。日本国内においては、7代目で販売実績の良くなかった従来のハッチバックスタイルを廃止し、4ドアセダンタイプのみで展開されています。
全幅が1,755mmとなり、アッパーミドルセダンのアコードに近づく形で、3ナンバーサイズに拡大されました。サイズが拡大したことにより、広い室内空間と走行性能の安定にもつながっています。
新開発のエンジンは、燃費性能においてクラストップレベルの17.0km/Lを記録し、環境にも配慮されたモデルであると言えるでしょう。また、ハイブリッドモデルには、31.0km/Lという超低燃費と力強い走りを両立させた「3ステージi-VTEC+IMA」システムが搭載されています。
外観の面では、現代的で洗練されたモノフォルムデザインが特徴です。インテリアには、ドライバーの視認性を向上させる目的で、メーターが上下2段に配置されています。また、安全装備も優れており、車速や車間距離を自動調整するインテリジェントハイウェイクルーズコントロール(IHCC)や、追突軽減ブレーキなどの先進安全装置がドライバーと乗員の安全性を支えています。
先代モデルとの比較
2005年式シビック(FD/FN型)は、デザインやパワートレイン、装備の面で先代モデルから数多くの進化を果たしています。
サイズ面では、全幅が1,750mmに拡大されホイールベースが長くなったことにより、ゆとりのある乗り心地が実現されました。エンジンの加速性能と燃費性能は両方とも大幅に強化され、走行性能と環境性能を高いレベルで両立させたモデルへと進化しています。
さらに、全モデルが「平成17年排出ガス基準75%低減レベル」の認定を取得しており、「平成22年度燃費基準」もクリアしているため、グリーン税制優遇措置が適用され経済的にもお得なモデルでした。
高い走行性能と安全性に加えて、運転や乗車の快適性が総合的に進化しているため、日常使用から長距離移動やスポーツ走行まで、幅広いニーズに対応できるモデルになったと言えるでしょう。
2000年式シビック(EP/EU型)の買取相場
発売時期:2000年9月~(平成12年9月~)
形式:LA-EU1, LA-EU2, LA-EU3, LA-EU4, UA-EU1, UA-EU3, LA-EP3, CBA-EU3, ABA-EU4, ABA-EP3
こちらでは、2000年9月から販売されていた7代目シビック(EP/EU型)の買取相場について紹介します。年式がかなり古くなるため、走行距離が短い車両やメンテナンスが行き届いた車両でなければ価格がつかないこともあるでしょう。
走行距離による平均買取相場
走行距離|平均買取相場
10,000km|275.7万円
30,000km|292.9万円
50,000km|207.4万円
70,000km|315.8万円
100,000km|-万円
120,000km|105.5万円
150,000km|73.9万円
※相場価格はグレードや車の状態によって大きく変わるため参考値となります。
この年式の車両になると、走行距離が100,000kmを超えるものは珍しくありません。中古市場に出回っている多くのシビック(EP/EU型)は、走行距離100,000kmを超え、中には200,000kmを超えているものもあります。しかし、走行距離が150,000kmを超える車両でも、シビックの人気モデルは2,000,000円以上の高値で取引される場合もあります。
中古車の買取価格を考える際に、走行距離は価格に影響する大きな要素ですが、年式の古いシビックのような車の場合はグレードや車両の状態、メンテナンス履歴、市場における需給バランスなども同様に重要です。特別仕様車やスポーツモデルなどは、走行距離が長くても高価で取引されるケースが多くなります。
グレードごとの買取相場
「B」 4.1万円〜8.6万円
「G」 4.5万円〜4.5万円
「iE」 4.7万円〜4.7万円
「G4」 3.1万円〜3.1万円
「X」 3.4万円〜3.4万円
「X4」 3.7万円〜3.7万円
「日本カーオブザイヤー/RJCカーオブザイヤー受賞記念特別仕様車」 -万円〜-万円
「クォリティエディション」 4.5万円〜8.0万円
「スタイルエディション」 4.2万円〜4.2万円
「XS」 4.1万円〜4.1万円
「X スペシャルエディション」 4.4万円〜4.4万円
「X4 スペシャルエディション」 3.4万円〜3.4万円
※相場価格はグレードや車の状態によって大きく変わるため参考値となります。
2000年式シビック(EU型)には数多くのグレードが存在しますが、買取価格の最低額はどのグレードもさほど変わりません。発売から20年以上が経過しており、多少の装備品の違いは価格に影響を与えなくなっているのでしょう。
最も基本的なグレードである「B」の買取価格は4.1万円〜8.6万円と幅広く、シンプルな装備ながら基本的な性能が高いため、メンテナンス状態が良好な車両であれば高値での買取が期待できます。スタンダードな「G」や燃費性能の高い「iE」は、比較的価格が安定している傾向が見られ、フルタイム4WDモデルである「G4」は、需要が限定的であるためか、買取価格相場は低めです。スポーティモデルの「X」や、その4WDモデルである「X4」も、やや低めの買取価格となっています。
iEをベースとした特別仕様車である「日本カーオブザイヤー/RJCカーオブザイヤー受賞記念特別仕様車」は、流通数が少なく買取価格のデータがありません。また、「G」「G4」をベースとした特別仕様車である「クォリティエディション」は、わずかに高値で取引されている車両もあるようです。
ボディカラーごとの買取相場
ホワイト|233.1万円
ブラック|48.9万円
グレー|-万円
シルバー |137.1万円
ブルー|-万円
レッド|43.9万円
※相場価格はグレードや車の状態によって大きく変わるため参考値となります。
2000年式シビック(EU型)も人気カラーはホワイトであり、他のカラーよりも格段に買取価格が高い傾向にあります。古い年式の車両でもホワイトは劣化しにくいため、買取価格を保ちやすいという理由も考えられるでしょう。
ホワイトの次に価格が高いのはシルバーで、耐久性が高くメンテナンスしやすいため、中古車価格が崩れにくい点が特徴です。シルバーと比較するとブラック系の価格が少々低めですが、汚れや傷が目立ちやすいブラックは、年式の古い車両になると買取価格が下がりがちな傾向があります。
2000年式シビックでは、劣化の目立ちにくいホワイトやシルバーに人気が集中する傾向にあり、ブラックやレッドその他のカラーは買取価格が低くなることがわかります。
モデル概要
2000年式シビック(EU型)は、「スマートシビック」の愛称で親しまれ、乗り心地の良さとスタイリッシュなデザインの融合した姿で知られています。メカニズムを最小化し、人のためのスペースを最大化するという思想のもとで開発され、合理的で満足感の高い車作りが目指されていました。
この年式のシビックは、メインモデルとして5ドアハッチバックが展開され、ミニバンを思わせるような広々とした室内空間を提供している点が特徴的でした。日本国内では5ドアモデルとフェリオのみラインナップされていましたが、2ドアクーペが北米向けに、そして3ドアハッチバックが欧州向けにリリースされています。
2000年式シビック(EU型)に搭載されているエンジンは、1.5L(直列4気筒OHC/直列4気筒OHC VTEC/直列4気筒OHC VTEC リーンバーン)と1.7L(直列4気筒OHC VTEC)で、駆動方式はFFと4WDを選択可能です。
先代モデルとの比較
2000年式シビック(EU型)は、外観の面では先進的でスタイリッシュなモノフォルムが特徴であり、極力無駄を省いた合理的なスタイルに進化しています。
乗り心地を向上させるためにサスペンションシステムが一新されており、フロントはストラット式、リアはダブルウィッシュボーン式が採用されました。また、プラットフォームにも進化の跡が見られ、ボディ剛性と安全性能も強化されています。
ダブルフォールディングの6対4分割可倒式リアシートで様々な荷物の積載に対応可能になったことに加えて、フット式パーキングブレーキとインパネシフトの採用により、車内のウォークスルーが可能です。
デュアルエアバッグやブレーキアシスト、ロードリミッター&プリテンショナー付きシートベルトが標準装備され、安全性能の向上にも目を見張るものがあるでしょう。
1995年式シビック(EK型)の買取相場
発売時期:1995年9月~(平成7年9月~)
形式:E-EK2, E-EK3, E-EK4, E-EK9, GF-EK2, GF-EK3, GF-EK4, GF-EK9
ここからは、1995年式シビック(EK型)の買取相場について紹介していきます。1995年といえば、現在から数えると約30年の時が経っており、市場に出回っている中古車の数もかなり少なくなります。それでもシビックには古い車両の愛好家が多く、高値で取引されている車両もそれなりに存在するのが特徴です。
走行距離による平均買取相場
走行距離|平均買取相場
10,000km|275.7万円
30,000km|292.9万円
50,000km|207.4万円
70,000km|315.8万円
100,000km|-万円
120,000km|105.5万円
150,000km|73.9万円
※相場価格はグレードや車の状態によって大きく変わるため参考値となります。
この年式のシビックになると、走行距離は150,000km超えが当たり前、200,000kmを超える車両も珍しくありません。走行距離が短い車両の方が高値で取引される傾向はありますが、他の車種や年式と比較すると、その影響は小さいと言えます。
例えば、走行距離が150,000kmを超えるフルノーマルの1995年式シビック(EK型)で、中古車販売価格が3,000,000円を超えるという場合もあり、走行距離が長くても高値がつくケースは多々あるのです。年式の古いシビックを売却する際は、走行距離よりも車両の状態や市場での需要がより大きく影響すると考えられるでしょう。
グレードごとの買取相場
「EL」 -万円〜-万円
「Ri」 5.2万円〜5.2万円
「VTi」 3.0万円〜3.0万円
「SiR」 29.8万円〜86.4万円
「SiR・Ⅱ」 4.9万円〜52.3万円
「EL・Ⅱ」 -万円〜-万円
「Ri・Ⅱ」 -万円〜-万円
「タイプR レースベース車」 -万円〜-万円
「タイプR モータースポーツベース車」 -万円〜-万円
「タイプR・X」 118.7万円〜139.2万円
※相場価格はグレードや車の状態によって大きく変わるため参考値となります。
1995年式シビック(EK型)では、ほとんど買取価格がつかないグレードと、古い年式にもかかわらず高値で取引されるグレードが二極化しているようです。
価格がつかないか、3〜5万円程度の買取価格のグレードが大半を占める中、「SiR」と「SiR・Ⅱ」は1995年式とは思えないほどの高値で買取されています。さらに、「タイプR・X」はスポーティな仕様と高性能エンジン搭載モデルであることから、スポーツカーファンやコレクターのファンが多く、その希少性もあって高価買取が期待できるグレードです。
ボディカラーごとの買取相場
ホワイト|219.8万円
ブラック|179.6万円
グレー|-万円
シルバー |51.8万円
ブルー|-万円
レッド|38.8万円
イエロー|198.8万円
※相場価格はグレードや車の状態によって大きく変わるため参考値となります。
1995年式シビック(EK型)においても、一番人気のカラーはホワイトです。ホワイトは太陽光の熱を反射しやすいため塗装の劣化が少なく、年式の古い車両であっても評価が高くなる傾向があります。
この年式ではイエロー(サンライトイエロー)の取引価格が高くなっている点も特徴的です。鮮やかなイエローはスポーティモデルに良く映え、希少性があるため買取価格が高くなっていると考えられるでしょう。
その他のカラーでは、手入れの難しさはあるものの、使用シーンを選ばないブラックや、メンテナンスの手間がかからないシルバーなどにも一定の需要があり、価格が高めに設定されています。
モデル概要
1995年式シビック(EK型)には「ミラクルシビック」の愛称がつけられ、新開発の3ステージVTECエンジンや次世代無段変速オートマチック ・トランスミッション「ホンダマルチマチック」が採用されたモデルとなりました。スポーティな印象の強いボディスタイルで、居住性の高さも実現されています。
エンジンのラインナップは1.3Lおよび1.5L SOHCと、1.5L 3ステージVTEC、1.6L DOHC VTECの4種類で、特に1.5L 3ステージVTECは新しいタイプのエンジンで、低燃費と高出力の両立が可能でした。
全車にデュアルエアバッグとABSを標準装備し、現代の基準から見ても十分な安全性能を有していたことも特徴と言えるでしょう。さらに、スポーツモデルとして各種設定の調整によりパワーアップした「タイプR」がラインナップされており、スポーツ走行の愛好家にとって憧れのモデルでした。
先代モデルとの比較
1995年式シビック(EK型)は、全体的な動力性能と燃費性能を向上させるために、新たなエンジン技術を採用しました。特に、1.5Lエンジンには3ステージVTECが搭載されることにより、燃費と出力の両立が図られています。また、1.6Lエンジンには高い馬力を発生させるスポーツユニットが導入されました。
デザイン面でも進化が見られ、3ドアモデルにおいてはボディサイズの拡大とホイールベースの延長により、後席の居住性が大幅に向上した点が大きなポイントです。さらにこの年式ではビルトインタイプのホンダナビゲーションシステムや、リモコン機能、そして安全装備であるデュアルエアバッグやEDB付きABS、ブレーキアシスト、ロードリミッター&プリテンショナー付きシートベルトなども標準装備されました。
上述したような進化により、1995年式シビック(EK型)は日本カーオブザイヤーを受賞し、その品質と革新性を高く評価されたと言えるでしょう。
1991年式シビック(EG型)の買取相場
発売時期:1991年9月~(平成3年9月~)
形式:E-EG3, E-EG4, E-EG6
こちらでは、1991年式シビック(EG型)の買取相場について紹介します。良好な状態で残っている車両は少ないものの、1991年式シビックはクラシックなスポーツカーとしての評価が高く、価格が高騰する傾向があります。若い頃シビックに憧れを抱いていた世代が、今その魅力を求めて購入するというニーズもあるようです。
走行距離による平均買取相場
走行距離|平均買取相場
10,000km|275.7万円
30,000km|292.9万円
50,000km|207.4万円
70,000km|315.8万円
100,000km|-万円
120,000km|105.5万円
150,000km|73.9万円
※相場価格はグレードや車の状態によって大きく変わるため参考値となります。
1991年式シビック(EG型)は30年以上前の車ですが、走行距離が100,000km未満の車両も比較的よく見られます。クラシックカーとしての希少性があるため、走行距離が長い車両であるにもかかわらず価格の下落が少ない点も1991年式シビックの特徴です。
グレードごとの買取相場
「EL」 -万円〜-万円
「MX」 -万円〜-万円
「ETi」 -万円〜-万円
「VTi」 -万円〜-万円
「SiR」 -万円〜-万円
「SiR・Ⅱ」 -万円〜-万円
「ML」 -万円〜-万円
「EL・X」 -万円〜-万円
「MX リミテッド」 -万円〜-万円
※相場価格はグレードや車の状態によって大きく変わるため参考値となります。
1991年式シビック(EG型)は、買取価格のデータが不足していますが、中古市場では特定のグレードが特に高値で取引されています。
この年式の中で「SiR」と「SiR・Ⅱ」は、高性能な1.6L DOHC VTECエンジンを搭載し、モータースポーツでの実績も豊富であるため、現在の中古市場でもカスタムベースとして人気です。中古車市場においては、走行距離150,000kmを超えるSiRが、4,000,000円前後の高値で取引されていることもあります。
ボディカラーごとの買取相場
ホワイト|149.9万円
ブラック|189.9万円
グレー|-万円
シルバー |-万円
ブルー|59.9万円
レッド|48.9万円
※相場価格はグレードや車の状態によって大きく変わるため参考値となります。
1991年式シビック(EG型)では、ホワイトではなくブラックの価格が最も高いことが特徴です。ブラックのカラーは塗装が経年や日光により劣化しやすいため、現在でも良好な状態に保たれている車両は希少で価格が高くなる傾向があります。
ホワイトは劣化しにくく良好な状態を保ちやすいため、年式の古いモデルでも価格が下がりにくいのが特徴です。また、スポーティなモデルと相性の良いレッドやブルーなど鮮やかな色にも安定した人気があります。
モデル概要
1991年式シビック(EG型)は「スポーツシビック」の愛称で呼ばれ、1990年代前半を代表するスポーティなコンパクトカーとして、今なお多くの人々から高く評価されています。このモデルで、シビックはスポーティなイメージを獲得したといって良いでしょう。
この年式のシビックの中でも特に注目されるのが「SiR」グレードであり、1.6L DOHC VTECエンジンが搭載され、当時としては驚くほどのパワーを発揮しました。また、デザイン面では空力性能を追求したフォルムが特徴で、ハッチバックとセダンの2タイプ展開でした。
先代モデルとの比較
5代目となる1991年式シビック(EG型)は、外観のデザインが一新され、南米のサンバやカーニバルをイメージさせるようなダイナミックで魅力あるスタイルになりました。ハッチバックモデルでは、リアゲートが上下に開く機構を採用し、利便性が大きく向上しています。
パワートレインの面で、新たに開発された3種類のVTECエンジンが搭載されたことは大きな変化です。1.6Lエンジンが強化され、より高いパフォーマンスを発揮するようになっただけでなく、リーンバーンエンジンのVTEC-E仕様を搭載した「ETi」や、吸気バルブのみ可変式のSOHC VTEC仕様の「VTi」などのグレードが登場し、燃費性能と出力のバランスが大きく改善されました。
インテリアデザインの進化も大きく、「ワンルーム&ツインゲート」をコンセプトに、リアシートを倒すことにより2シーター+1ルーム+収納スペースとして利用可能になり利便性も大きく向上したと言えます。さらに安全装備の面では、ドアビームやシート一体アンカー、3点式リアシートベルトが標準装備され、4輪ABSやトラクションコントロールシステムなどの先進安全技術が装備されたグレードも存在しました。
このモデル以前から、ボディタイプの多彩さによって幅広い層から支持されていましたが、1991年式シビック(EG型)は、高性能なエンジンやサスペンションを備えたスポーツモデルとしての地位を確立しました。そして、シビックとして2度目となる日本カーオブザイヤーを受賞し、これにより多くのユーザーの心を掴むモデルになったと言えるでしょう。
※本記事は、2024年7月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
中古車の買取り、査定に関してのエキスパート集団です。
車を高く買い取ってもらうコツや下取り、売却手続きに関する様々な疑問にお答えしていきます。
ホンダ シビック(令和6(2024)年9月)カタログ・スペック情報(現行モデル)
ボディタイプ | ハッチバック |
---|---|
ドア数 | 5ドア |
乗員定員 | 5名 |
型式 | 5BA-FL1 |
全長×全幅×全高 | 4560x1800x1410mm |
ホイールベース | 2735mm |
---|---|
トレッド前/後 | 1535/1565mm |
室内長×室内幅×室内高 | 1915x1545x1145mm |
車両重量 | 1350kg |
ホンダ シビック の他グレード詳細
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